アンサートーカーは誰もが欲しい最強のチート能力か【ガッシュ】

かつて週刊少年サンデーで連載していた大人気漫画、金色のガッシュ!!(Zatch bell!)に登場する能力「アンサートーカー(英語で言うならばANSWER TALKER)」

その力はあらゆる問題に対して即座に答えが出るという超能力である。

この記事ではそのアンサートーカーについて詳しく解説をしていく。

アンサートーカーの意味とは？

アンサートーカーとはこの画像の通り、学問・医療・天気予報だけでなくどんなジャンルに対しても一瞬で正解を出すことができる能力である。

他にも最短効率で強くなるためにはどう指導をすればいいか？
みたいなことにも使うことも可能である。

さらに変わった使い方をするならばこの能力を用いて、

「あいつの家はどこにある？」

などといった答えも出して会いにいくことができるので、
日常生活でも大いに役立つ能力である。

つまりこの力を実際に使うことができたら、

「１億が当たる宝くじはどこだ？」
「今一番儲かる株や馬券はどれ？」
「コロナウィルスはどうすれば消える？」

みたいなことにも正解が出せるのだ。

誰でも欲しくなる最強の力と言える。

アンサートーカーはガッシュとゼオンのパートナーが持つ能力

アンサートーカーの能力を持つ者は二人いる。

生まれつき持っているデュフォーと後に目覚めた清麿をそれぞれ紹介して行く。

ゼオンのパートナー　デュフォーの場合

ゼオンのパートナーのデュフォーは、
最初に現れたアンサートーカーの使い手である。

デュフォーはこの力を使うことで、
どんな攻撃が来ようとも動きを予測・予知するのではなく、

「どうすれば避けれるのか？」
「どうすれば攻撃を当てれるか？」

その答えを瞬時に出しながら戦いに有利に進め
ほぼ無傷で勝利することを可能にしている

ちなみにアニメ版ではアンサートーカーという設定は無く、
相手の動きや考えを読める超能力者ということになっていた

ガッシュのパートナー　清麿の場合

主人公ガッシュのパートナーの清麿は
敵との戦いの中で一度死んでしまう。

しかし、奇跡的に蘇生することができ目覚めたときに
アンサートーカーの力に覚醒することができた。

この力でアンサートーカーを持たない他の人間と
圧倒的なアドバンテージを得ることで、
復活直後の戦いではものすごい強さと爽快感で読者を驚かせた。

しかし後述する例の夢の回で、
多くの読者から賛否両論となった・・・

ちなみにガッシュとゼオンはどちらも魔界の王の息子であり、
自分の息子のパートナーはどちらもアンサートーカー持ってるとか、
出来レースすぎるという声がある。

しかし王様はガッシュを生まれてこなかった事にして存在を隠しているし、
王を決める戦いの参加者は王様ではない別の者が決める事なので
パートナーに関しては偶然である。

アンサートーカーを失った例の夢回

連載当時のサンデーでこの話を読んだ時は、
この回は突然ホント何事かと思った。

心理学や脳科学的な視点も併せるとなんとなくだが、
作者の意図はわかるような気もするのだ。

夢回の概要

夢の中に様々なキャラが出てくるが、
普段しない格好や動きを延々と続けるという
非常にカオスで意味がわからない内容となっている。

多くの読者からは、

「まるで意味がわからない」
「なんでこれでアンサートーカー消えんだよ」

などと困惑の声が多く上がった回である。

夢回の作者の意図

まずアンサートーカーの力が清麿に残ったままだと、
今後の戦いがヌルゲーすぎるため、
ラスボス戦など本当に必要な場所以外では封印しようということである。

そして例の回は夢の中の出来事である。
つまり夢の中では基本何でもありな世界である。

ガッシュは作品の特徴上、
戦いに負けて魔界に帰ってしまったキャラを
再登場させるのは非常に難しい世界である。

それに魔界に帰った魔物が、
今どのように過ごしているのかは
最終章が始まるまでずっと秘密にされ続けていた

だから番外編以外でキャラを再登場させて
ファンサービスをしたかったという意図もあるだろう
（このキャラ絶対こんなことやらないだろ、というツッコミは置いといて）

脳科学や心理学的には

この夢回の後で最終決戦に向けて
清麿はデュフォーに特訓をつけてもらう

その時にデュフォーは
「生まれ持った才能ではあり小さい時から訓練を受けていた自分とは違い、
一度死んでからいきなり強すぎる超能力を持ってしまったのだから
脳が本能的にリミッターをかけてしまった」と説明している。

例えるならば、

「慣れない作業や勉強中に出る脳の負荷（超強烈な知恵熱）が
例の夢となって現れた」

といった感じだろう。

あなたも疲れているときに
変すぎる夢を見たような経験はないでしょうか？

アンサートーカーはチートなのか？

ここまでアンサートーカーの凄さを紹介してきたけれど、
このアンサートーカーにも欠点や弱点はある

出せない答えも存在する

「あいつの家はどこにある？」みたいなことはわかるけど、
実際に見たことのないものに対しての答えは完全に出すことができないようだ

たとえ過去に出会った人だろうと
記憶に残っていない物にも対応をしていない様である。

また、本人の身体能力を超えた状況にも対応できない
例として、「猛吹雪の北極の地に薄着で外に出て生きる事ができるか？」
このような本人の能力の限界を超えた答えを出すことはできないのである。

他者の行動に納得はできてもそれをやろうと思った心境の変化までの過程や、
自分には経験が一切なかった人の想いを向けられたときにも
その正体に対する答えを出すことはできないようである。

一般人には危険すぎる

上記の夢回でも触れたが、
アンサートーカーは脳に負荷がかかりすぎるため、
デュフォーのように小さい時から訓練を受けてないと頭が壊れてしまうだろう。

危険な人から目をつけられるかも

もし自分がアンサートーカーを使えたとしても、
それを世間にバレずに隠し通すことができるだろうか？

絶対にどこかで力を見せびらかしドヤってしまうのではないだろうか？

そうしたらすぐにマスコミなんかが飛んできて
デュフォーのように施設行きになってしまうかもしれない。

それでもアンサートーカーはすごい

ガッシュの最強キャラと呪文は何か？と聞かれたら
満場一致でキャンチョメのシン・ポルクではないだろうか？

シン・ポルクの効果は

「自分の身体を思い通りの姿に変化させる」
「周囲の空間がイメージした通りの幻になる」
「それらの幻による暗示効果を強制的に相手に与える」

これら3つが全て、
キャンチョメの思い通りになる空間を作る驚異の呪文である。

シン・ポルクにより相手は全ての攻撃を消されたり無効にされてしまい、
身体を動かせなくされてから幻による大きな拳や炎によって、
強制的に痛みや火傷を与える事ができてしまう。

この力は強大すぎて幻による痛みといえど、
加減によって相手をショック死させるには十分すぎる力なのだ

このシン・ポルクを使う練習試合では
清麿はアンサートーカーを封印して戦った。

その理由は、アンサートーカーで
「シン・ポルクに勝つにはどうすればいいか？」
の答えを出すことができるからである。

ちなみにその答えは、
「目を閉じてキャンチョメにいる場所に向かって石を投げればOK」

これは作者の雷句誠さんが自分のブログで質問に答えていたことなので
確か情報だ

「シン・ポルクは生物の脳に暗示を与える力なので、
心の無い物質はその影響を受けない。
また、キャンチョメ自身の強さも変化していないので
投擲や弓など物によるダメージを直接与えれば倒せる」

とのこと。

アンサートーカーって実在するの？

アンサートーカーが実在したらネットやニュースで間違いなく注目されているから
実在はしていないだろう。

計算問題ならば・・・

このやりとりは清麿がアンサートーカーに目覚める前の出来事なので
素の頭の良さだけで答えているわけのなのだが、
現実的にはこのレベルが限度ではないだろうか？

知識が一切ない初めて見たものに対しても正解が出せるは、
流石に超能力すぎて現実的ではないと思う。

似たようなものとして

鬼滅の刃では「透き通る世界」と呼ばれる概念で
「必要最低限の動きで最大限の効率を出す動き方」
という戦い方をしている者もいる。

これはデュフォーが戦いで出し続ける答えと考え方は一緒であり、
漫画のように知らないことまで瞬時に答えを出すのはムリでも
努力で答えを出すまでの時間を縮めることはできるので、
この辺りが現実的なアンサートーカーの再現だと言える。

アンサートーカーの出るss

アンサートーカーを能力が出るssは基本ガッシュの二次創作になるが、

ssサイトのハーメルンではクロスオーバー作品がある。

それともう一つ、原作ファンならば楽しめそうな二次創作も紹介する。

ssサイト　ハーメルン

こちらのURLから2つほど閲覧できる
ワートリとねぎまのクロスオーバー作品であるが、
どちらもR15なので閲覧には注意を。

エレファント速報

私は個人的にこちらがそこそこ楽しめた
・清麿「強くてニューゲームか...」
＞＞http://elephant.2chblog.jp/archives/52037687.html

ウォンレイの所で終わってしまっているのが惜しい。

総括：アンサートーカー＝チート同然の最強能力

以上の様にアンサートーカーについてその特徴と凄さ、メリット・デメリットを解説しました。
これらを以下にまとめると、

以上がアンサートーカーの解説である
基本的にどんな分野でも最強になれるチート能力ではある。

しかし自分の能力の限界を超えた行動、記憶や経験に無いこと
特に自分が理解できない他者の心なんかにはうまく答えが出せない様である。

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