フロントラインスプレーは、愛猫のサイズに合わせた回数スプレーするだけで、1ヶ月間効果が持続することから世界中で大人気の予防薬である。
その一方で、「子猫にも使えるの?」「副作用の危険性は?」「どこで買えるの?」というような疑問をもつユーザーも多いようだ。
そこで、フロントラインスプレーは子猫にも使えるため、適切な使い方や効果を解説しつつ、利用者の口コミや注意点、最安値で購入できる販売店などに言及していこう。
記事の内容
- フロントラインスプレーは子猫にも使える
- 有効成分:フィプロニル
- ペットにも人にも優しい安全性
- 舐めても大丈夫
- シャンプーしても効果には影響なし
- 部屋にまくのは推奨しない
- 布団などにも使わないこと
- 正しい使い方
- 注意点=換気
- 使用頻度は1ヶ月に1回程度
毎日使う必要はなし - 舐めると一過性の流涎
- 定期的なノミ駆除が大切
- 使用期限は2年程度
- 与える量の目安
- ノミダニに効く!
- ノミがペットにもたらす病気
- マダニがペットにもたらす病気
- 犬猫や人間への副作用の危険性なし
- 投与後に毛がバサバサする?
- 口コミ・評判
- フロントラインスプレーは子猫OK・どこで売ってる?
- おすすめの販売店はペットくすり
まとめ買いが最安値! - フロントラインスプレー100mlの最安値
- フロントラインスプレー250mlの最安値
- ジェネリックはある?
- フロントラインスプレーと子猫について総括
フロントラインスプレーは子猫にも使える
フロントラインスプレーは犬や猫の体に直接スプレーすることで24時間後にはノミが完全に駆除される。ノミを防ぐことでノミアレルギー性皮膚炎の治療が可能となる。
マダニに対しては48時間で駆除が完了する。マダニはバベシア原虫を移すことがあるが、フロントラインスプレーならこれも防ぐことが可能だ。
有効成分:フィプロニル
フロントラインスプレーには有効成分としてフィプロニルが含まれている。フィプロニルは殺虫剤成分として農薬などにも使用されている。
哺乳動物に対しての効果はなく、ノミ・マダニのような無脊椎動物の神経系のみに作用するため安全性が高い成分として知られている。
妊娠中や授乳中、生後2日の子犬や子猫への投与試験でも安全性が確認されている。さまざまな試験によって人間に対する安全性も確認済みだ。
即効性や持続性だけでなく、安全性まで信頼できるフロントラインスプレーは世界中の獣医師から高い評価を得ている。
ペットにも人にも優しい安全性
フィプロニルはノミやマダニにだけ強く作用する安全性が高い成分だ。
体表や被毛に分布しているノミやマダニの中枢神経にのみ強く作用するため、妊娠中や授乳期の母犬、生後2日の子犬への投与試験でも安全性を得ている。
もちろん人間に対する安全性もさまざまな試験で確認済みだ。
多くの獣医師やペットオーナーからも高く評価されており、とても信頼性が高い医薬品だということがわかる。
舐めても大丈夫
フロントラインスプレーの有効成分であるフィプロニルには、少し舐めた程度ではほとんど問題はない。
ノミやマダニなどの節足動物の中枢神経系に作用するため、犬・猫・人間などの脊椎動物には安全性が高い。
フロントラインスプレーを投与してから猫が被毛を舐めることで、よだれを垂らすことがあるが、これはフロントラインスプレーの基剤成分の刺激によるものだ。
この症状は一過性でしばらくするとなくなる。
被毛が乾く投与後5分後以降ならば、こういった問題も起こらない。
特に心配するような問題はないが、乾くまではできるだけペット同士がお互いを舐めないように注意しよう。
シャンプーしても効果には影響なし
フロントラインスプレーは投与後、皮脂腺に蓄積される。そこから脂分と一緒に皮膚や毛の表面に少しずつ放出される。
そのため、2週間に1度程度のシャンプーであれば効果にはほとんど影響がない。
ただし吹きかけてからすぐのシャンプーは避けたほうがいいため、使用前後2日間はシャンプー・水浴などは避けたほうが無難だ。
部屋にまくのは推奨しない
フロントラインスプレーは犬や猫に寄生するノミとマダニの駆除剤である。
部屋の中などの環境に対する使用は薬事法上、承認されていない。室内のノミ駆除は丁寧に掃除機をかけたり、市販の環境用薬剤を使ったりするようにしよう。
布団などにも使わないこと
フロントラインスプレーはアルコール系の基剤を含んでいるため、カーペット・じゅうたん・家具・フローリングなどに対して使うと変色・脱色などの恐れがある。
犬猫に使う場合もスプレーがじゅうたんやフローリングなどにつかないように気をつけよう。
正しい使い方
フロントラインスプレーは犬猫の全身噴霧して投与するスプレータイプとなっている。
使用する場合は換気のいい場所、または屋外で使用するようにしよう。手にかからないようにゴム手袋の着用が勧められている。
手のひらで安全キャップを上から強く押しながら、左に回して外す。次にスプレーポンプをボトルに差し込み、右に回して固定する。
スプレーポンプの頭部を押して、左に回すと噴霧できる。
投与しやすいように動物を抑えておこう。誰かに手伝ってもらうか、首輪をつけておくと投与しやすい。
スプレーボトルをまっすぐに持ち、動物の体表から10~20cm離して毛を逆立てるようにしながら毛の付け根にスプレーする。このときスプレー液が毛の付け根まで湿るようにすること。
動物の腹部・首・前後脚・尾までしっかりスプレーしよう。
このとき目・口・粘膜あるいは傷のある皮膚には直接スプレーしないように気をつけよう。
乾かす際はドライヤーなどを使うのではなく、換気がいいところで自然乾燥させよう。
注意点=換気
フロントラインスプレーは投与してから動物の毛がすぐに乾くようにアルコール系の基剤を使用している。
そのため、毛が乾くまでに換気が不十分だとアルコール酔いになってしまう恐れがある。
換気を十分にすればアルコール酔いは避けられるため、密閉した空間で使用するのは控えよう。
使用頻度は1ヶ月に1回程度
フロントラインスプレーを投与すると犬に寄生したノミには1~3ヶ月、マダニに対しては1ヶ月間、新しく寄生するのを防ぐことができる。
そのため、1ヶ月に1回程度使うのがおすすめだ。
またフロントラインスプレーの使用前後2日間は水浴やシャンプーをしないようにしよう。
毎日使う必要はなし
フロントラインスプレーの安全性試験は4週間以内の投与間隔では実施されていない。
そのため、最短投与期間は4週間となっているため毎日使うのは避けよう。
舐めると一過性の流涎
動物が舐めた場合、一過性の流涎が観察されることがある。
症状は一時的ですぐに収まるが、投与後は乾燥するまでお互いに舐めないように気をつけよう。
定期的なノミ駆除が大切
目に見えているノミは実は全体の5%に過ぎない。
残りの95%は卵、幼虫、さなぎの状態で周囲に隠れている。
これらの未成熟期のノミを根絶するためには、定期的な駆除が大切になってくる。
定期的にフロントラインスプレーを使うことで、ノミのライフサイクルを根絶することが重要なのだ。
使用期限は2年程度
フロントラインスプレーの使用期限は製造後24ヶ月となっている。
開封後もしっかり栓をしておけば使用期限内ならば品質は安定する。
使用期限が切れた後の有効性と安全性については確認されていないため、使用期限内に使い切るようにしよう。
与える量の目安
フロントラインスプレー(100ml)を猫に使用する場合、以下の回数が目安となる。
- 短毛の猫:1kgあたり6回スプレー
- やや長毛の猫:1kgあたり9回スプレー
- 長毛の猫:1kgあたり12回スプレー
必ず猫から10~20cmほど離してスプレーしよう。またスプレーする前に皮膚に異常がないことも確認しておくこと。
ノミダニに効く!
ノミが産卵するのは、動物に寄生してから8分以内に吸血を開始する。その後、36~48時間以内に産卵する。
フロントラインスプレーの有効成分フィプロニルはノミを24時間以内にほとんど駆除するため、産卵する前に駆除可能となっている。
マダニは吸血後48時間以降に病原体媒介の危険性が高まるといわれているが、フロントラインスプレーならば48時間以内にマダニのほとんどを駆除できる。
ノミがペットにもたらす病気
ノミが付くと深刻な症状を伴う病気を引き起こすことがある。
たとえば、ノミアレルギー性皮膚炎だ。
激しいかゆみや湿疹、脱毛などが症状として現れ、一度子の病気にかかってしまうと、それ以降はわずかなノミの寄生でも皮膚炎に悩まされるようになってしまう。
またサナダムシの卵を宿したノミを猫が食べてしまうと、寄生される恐れがある。
サナダムシは大きくなると体長50cm以上にもなる。多数に寄生されると下痢などの症状が現れる。
ノミは猫を媒介にして人間にも病気をもたらす。
ノミ刺咬症は、ノミに刺されることで起こる皮膚炎だ。患部をかくことで、二次的に細菌感染して重い症状になることもある。
またノミに感染した猫に引っかかれたり、かまれたりすると、猫ひっかき病でリンパ節が腫れて発熱や頭痛を起こすことがある。
マダニがペットにもたらす病気
やぶや草むらに生息しているマダニは、ペットに寄生する機会を窺っている。
猫がマダニに寄生された場合、猫ヘモプラズマ症を引き起こすことがある。ヘモプラズマというリケッチアが原因となり、貧血や発熱、元気消失といった症状がでる。
さらにマダニは人間にも感染症をもたらす。
たとえば、日本紅斑熱は、1984年に徳島県で発見されて以来、日本の関東以西の地域で確認され、死亡例もある。
またマダニからペットや人に感染するライム病は、皮膚症状、神経症状、関節炎など、さまざまな症状を引き起こす。
犬猫や人間への副作用の危険性なし
フロントラインスプレーに使われている有効成分フィプロニルは、犬猫や人間にとっては害がない。
ただし、自然界の生態系を破壊するといった副作用が懸念されている。日本国内でフィプロニルを農薬として水田に使用した地域では、赤とんぼの幼虫であるヤゴが1,000分の1まで減り、赤とんぼのいない里を作ったことが報告されている。
EU諸国でもミツバチが激減した理由はフィプロニルにあるのではと考えられている。
投与後に毛がバサバサする?
フロントラインスプレーには殺虫成分が皮膚につきやすくなる物質が含まれている。
そのため、投与後まれに毛がパサつくことがある。気になる場合には投与後2日が経ってからブラッシングするようにしよう。
口コミ・評判
フロントラインスプレーなら、生後2日目から使えます。
ミルクを飲めない状態なら、病院で胃カテーテルで入れてもらってはどうでしょうか— 猫の里北九州 保護猫ボランティア団体 (@sakurakurotora) September 29, 2022
お庭のちびーズにお薬をぶっかけたい ダニノミの薬
滴下薬はまだ幼すぎて使えないからフロントラインスプレーしかないのかな— さび (@sabikochan) August 31, 2022
たった今2ヶ月なるかどうかの三毛猫保護。
フロントラインスプレー完了
ケージにINどうしたのか見てるとトコトコ近づいてきたため抱っこして帰宅
人懐っこい子猫ちゃん❤ pic.twitter.com/6qzpLJWASs
— mokamoka1211 (@mokamoka1211) August 9, 2022
今日は生後2日から使用可能なフロントラインスプレーでノミダニ駆虫しました
私にはまだ発信出来る時間があります
私の尊敬するボランティアさん達は、その時間も無いくらい頑張ってます✨
寝不足でクタクタだけど笑顔で小さな命と向き合ってます。
そんな方がいらっしゃる事を覚えておいて下さい🙇♀️ pic.twitter.com/xi8VrQOdfv— ノン凛優 (@nonrinyou) July 10, 2022
くるみ(仮)ちゃん、病院行って来ました。
420g生後(いってても)6週。
離乳が始まったくらいの月齢だそうです。
ノミ駆除の薬剤使うには月齢が足りず、とりあえず昨日使ったフロントラインスプレーが効いてるようなので、その効果が切れる頃にもう一度病院に行ってきます💦 pic.twitter.com/0mCVjcIhkI— 邏梛《らな》 (@kota_sasu) July 29, 2022
フロントラインスプレーは子猫OK・どこで売ってる?
フロントラインスプレーはアマゾンや楽天、Yahoo!ショッピングなどでも購入可能だ。
フィラリア予防薬やノミマダニ駆除薬は市販されていないことが普通だが、スプレータイプのフロントラインスプレーは購入可能となっている。
おすすめの販売店はペットくすり
フロントラインスプレーはペットくすりで購入するのがおすすめだ。
ぺっとくすりは日本最大級のペット医薬品個人輸入代行サービスだ。
2007年創業の業界最年長ストアで会員数は40万人を突破している。たくさんの人に利用されているため、信頼性も高い。
国内では基本的にペットの薬は動物病院でしか入手できない。しかし、イギリスやオーストラリアなどではフィラリア予防薬やノミマダニ駆除役の市販が認められている。
そのため、安く簡単に手に入るのだ。
ペットくすりでも同様の流通経路で確保・開発した商品を取り扱っているため、動物病院よりも安く入手することが可能なのだ。
まとめ買いが最安値!
ペットくすりはまとめ買いすることで割引率がアップするようになっている。
継続して使う予定ならばまとめ買いするのがおすすめだ。
フロントラインスプレー100mlの最安値
ペットくすりでのフロントラインスプレー(100ml)の値段は以下のようになっている。
購入数 | 販売価格 | 1本あたり | 割引率 |
1本 | 3,615円 | 3,615円 | |
2本 | 6,538円 | 3,269円 | 9% |
3本 | 9,456円 | 3,152円 | 12% |
4本 | 12,140円 | 3,035円 | 16% |
10本 | 28,020円 | 2,802円 | 22% |
10本のまとめ買いだと1本あたりの価格が22%オフで購入できる。
フロントラインスプレー250mlの最安値
ペットくすりでのフロントラインスプレー(250ml)の値段は以下のようになっている。
購入数 | 販売価格 | 1本あたり | 割引率 |
1本 | 5,654円 | 5,654円 | |
2本 | 10,972円 | 5,486円 | 2% |
3本 | 16,110円 | 5,370円 | 5% |
4本 | 21,012円 | 5,253円 | 7% |
10本 | 51,350円 | 5,135円 | 9% |
10本のまとめ買いだと1本あたりの価格が9%オフで購入できる。
ジェネリックはある?
フロントラインスプレーのジェネリックとしてフィプロフォートスプレーがある。
こちらもフロントラインスプレーと同様に生後2日のペットから使用可能だ。
有効成分もフィプロニルを利用しており、フロントラインスプレーと同等の効果が期待できる。
フロントラインスプレーと子猫について総括
記事のポイントをまとめよう。
フロントラインスプレーは子猫にも使えるノミマダニ予防薬
- 有効成分はフィプロニル
- 舐めても問題なし
- シャンプーは2日経過してから
部屋にまいて使うのは不可
正しい使い方の解説
換気が不十分だとアルコール酔いの可能性
使用頻度は1ヶ月に1回程度
定期的に駆除することが大切
使用期限は24ヶ月
猫や人間への副作用はなし
口コミ評判まとめ
おすすめの販売店はペットくすり
- まとめ買いでさらにお得に
- 100mlの最安値は1本あたり2,802円
- 250mlの最安値は1本あたり5,135円
ジェネリックはフィプロフォートスプレー
フロントラインスプレーは子犬や子猫にも使えるスプレータイプのノミ・マダニ駆除薬だ。
有効成分としてフィプロニルを配合しており、どの体重の犬や猫にも使用できる。
ノミやマダニの駆除だけでなく、ノミの産卵による繁殖やマダニが持つ病原体からの感染を防ぐ効果も期待できる。
フロントラインスプレーを購入する場合はペットくすりで買うのがおすすめだ。
ペットくすりはペット医薬品の個人輸入代行サービスで通常よりも安くペット用の薬品が買える。
これから購入を考えている人は、ぜひチェックしてみてほしい。
▼ぺっとくすりのフロントラインスプレー一覧