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宜保タカ子とは【心霊バスツアー】蛇ヶ池・廃校・アルカトラズほか

皆さんは宜保タカ子という人物を覚えているだろうか?

宜保タカ子は、宜保愛子(ギボアイコ)という1980年代に霊能者として一世風靡した人を「とんねるず」のタカさんこと石橋貴明がパロディー化した人物である。

最近はメディアの露出度が減ってきたため、あまり見かけず知らない人も多くなってきたかも知れないが、当時は人気絶頂だったお笑い芸人であり、木梨憲武と共に活躍していた。

1980年代は、霊能者宜保愛子の出演する番組は多く有り、非常に面白かったものである。

それに目をつけたのがやはり、当時人気があって自分たちの冠番組をいくつも抱えていた「とんねるず」であり、自分のバラエティー番組の中で宜保タカ子なるやばい人物を作り出したわけだ。

そこで当時の宜保タカ子はどんなことをしていたのかを振り返ってみたいと思う。

宜保タカ子

記事の内容

  • 宜保タカ子とは
  • 心霊バスツアー【雄蛇ヶ池】ほか
  • 宜保タカ子と廃校ツアー
  • 工藤静香との共演
  • 宜保タカ子と行く心霊体験バスツアー【富士の樹海】ほか
  • 宜保タカ子とアルカトラズ
  • 総括
  • 追記:最後に宜保タカコを存分に召し上がれ

宜保タカ子とは

当時は、『とんねるずのみなさんのおかげです。』という番組の中に「宜保タカ子と行く心霊体験バスツアー」というコーナーがあった。

これは宜保タカ子と行く心霊体験バスツアーの第2弾の雄蛇ヶ池というものである。

とんねるずのみなさんのおかげです。には準レギュラーで渡辺満里奈や松本伊代などの当時の人気アイドルもゲストでよく出演していた。

この日の「雄蛇ヶ池」のバスツアーロケにも松本伊代と観月ありさが出演していた。

1991年12月19日木曜日の放送であったが、このコーナーの柴田秀勝さんのナレーションが非常に怖いのである。

宜保タカ子の心霊バスツアー

心霊バスツアー【雄蛇ヶ池】ほか

千葉県・東金市の雄蛇ヶ池へ宜保タカ子と木梨憲武がみのもんたをパロディー化した、「みのりもんた」とゲストのアイドル2人、自称霊能者の一般人数名と共にバスに乗り込み向かったのである。

この場所は千葉県では古くからある有名な心霊スポットだ。番組では実際にこの場所に行って撮影しているが、この企画は毎回有名ないわくつきスポットに深夜に行き撮影しているようだった。

雄蛇ヶ池では宜保タカ子が除霊と言って「おじゃが~じゃが~じゃが~雄蛇ヶ池!」と歌っていた。

ちなみに、宜保タカ子は上唇に大きなイボがあり、時折「イボイボ~」と言いながらイボを触っていた。何か霊的な事を感じるとイボを触るクセがあり、イボを触って悦に入っているとも言われていた。

コーナーのオチは、みのりもんたの近くに仕掛けた爆弾を宜保タカ子が爆発させるというものだ。その結果、みのりもんたは「イボ!てめぇこの野郎!」「おい!ババア!」と大きな声で怒鳴っていた。

宜保タカ子と廃校ツアー

※残念ながら動画はUPされていないようだ

2011年12月8日木曜日、この日は『宜保タカ子 心霊バスツアー2011 史上最恐!季節外れのガチ肝試し15分拡大SP』と題してゲストにおぎやはぎ、加藤綾子アナ、仲間由紀恵、瀬戸朝香が出演していた。

今回の心霊スポットは小山町である。

この廃校1990年代までは実際に使用されていた実在する新宿区立足柄学園であり、インタビューにある通り昔は本当に墓があった場所に立てられた学校である。

学校は森の中にあり昼間でも薄暗く周りに民家などは一切ない。地元ではこの辺りは大昔の古戦場で、武士の霊が出ると言われているのである。

番組は廃校に無人カメラを設置し、出演者が分かれて校舎内を回るというものだった。

現地へ向かうバスの中で宜保タカ子は、「廃校内の理科係整理整頓係の霊がいる」と言い、ミュージシャンは歌手になったとしつこく歌い出した。そして、飴を取り出し仲間由紀恵らゲストに舐めさせた後、自分がその飴を舐めて大丈夫だと言っていた。

夜中の1時に廃校に到着し、ひと組目の仲間由紀恵と矢作兼が廃校に入ると多くの仕掛けがあり脅かされる。地下1階の扉を開けると宜保タカ子が登場し、さんざんに汚れた矢作兼に対し「人力舎だとこれぐらい仕方ないです」と諭した。

2組目は木梨憲武扮するみのりもんたと瀬戸朝香、加藤アナだった。

相変わらずビビリのみのりもんたが先に女性陣を部屋に入れようとしたり、椅子に座る時も仕掛けを警戒し過ぎて先に座らせようとしたり、椅子に座りスイッチを押さなければならない時も「瀬戸さん、お願いします」と瀬戸朝香に頼んだりしていた。結局、瀬戸朝香と加藤アナの2人でボタンを押すことになった。

スイッチを押すとゾンビの映像が流れ、スクリーンの向こう側からゾンビが大量に出てきて全員がパニックに陥る。ここで、マイコーりょうらがゾンビと共に「スリラー」を踊り出したが、みのりもんたらは無反応だった。

最後は、小木がひとりで中庭にある祭壇に線香を供えに行くのだが、そこにはお約束の落とし穴と大きな爆破が待っていた。

工藤静香との共演

工藤静香は、番組によくゲスト出演していた。宜保タカ子のコーナーにもよく出ていて、1994年12月29日放送の第3弾の「天城越え」と1996年放送の第8弾の「五百羅漢」にもゲスト出演しバスツアーで現地に行き一生に騒いでいる。

当時の工藤静香は霊感があると言われていた。

「五百羅漢」とは岩手県遠野市にあるので、長いバスツアーになりバスの中でもエッチな話などをしながら盛り上がりながら、現地に向かっていた。

現地ではいつものように心霊スポットを回って大騒ぎし、最後はみのりもんたが酷い目に遭うというオチである。

この日は最後彷徨える霊に餅を供えると言って、みのりが行かされ大きな網に入って吊され終わった。

宜保タカ子と行く心霊体験バスツアー【富士の樹海】ほか

これは「宜保タカ子と行く心霊体験バスツアー」の第5弾の「富士の樹海」である。放送は1993年9月30日と1993年12月30日であった。

この放送回は山梨県南都留郡の青木ヶ原樹海が撮影現場であり、ゲストは中村江里子アナと宮沢りえだ。

現地に行く前のバス内で宮沢りえを除霊すると言い、宜保タカ子が背後から自分のスカートを宮沢りえの頭にかぶせた。

今では考えられないことかもしれないが、当時これくらい当たり前に行われていたのだ。

意味があるか分からないが、僧侶でありながら霊能者でもあった織田無道が、富士の樹海に行くならばと念を送っているシーンもあった。

そして、最終的には宜保タカ子が仕掛けた爆弾でみのりもんたが驚くというオチである。

富士の樹海は自殺の名所であるが、この一帯は天然記念物が生息する森としても有名な場所であるのだが、知らなかったのであろうスタッフがいつものように木に化けておどかしたり、爆薬を破裂させたりと荒らして、その後の大量のゴミを投棄したまま撤収していた。

この行為が各局・各新聞でニュース報道され、大問題となり当時の番組プロデューサーが激怒し、収録に関わったスタッフ全員へ謹慎処分が言い渡され、その結果、『とんねるずのみなさんのおかげです。』が強制的に終了したと言われている。

詳しいことはウィキペディアを参照してほしい。

宜保タカ子とアルカトラズ

これは「宜保タカ子と行く心霊体験バスツアー」の第9弾の「アルカトラズ」である。

アルカトラズはアメリカ合衆国カリフォルニア州のサンフランシスコ湾内、サンフランシスコ市から2.4kmのところに浮かぶ小島で、昔は灯台、軍事要塞、軍事監獄、そして1963年まで連邦刑務所として使用されていた。ザ・ロック、監獄島とも呼ばれている。

出演は霊能者の宜保タカ子と司会者のみのりもんた、ゲストは中村アナと宮沢りえという「富士の樹海」の時と同じであった。

凶悪犯罪者を収監する刑務所で「世界で最も脱獄の難しい刑務所」とも言われていた。

バスで現地に向かう途中、バス内では笑い話をしながら現地へ着いたと思いバスを降りたら・・・ ゴルフ場だった。宜保の粋な計らいと言うことで、ゴルフを楽しむ一行。豪華な食事をし、現地へ向かった。

総括:宜保タカ子はイカれているが面白い

世代によっては「超つまらない」となる可能性もあるが、筆者はドンピシャ世代なので普通に面白かった。

ひと昔前は、いまほど業界の制約は強くなく、世間からの目も緩かったため、割と激しいコンテンツが多数あった。

それが良いか悪いかは不明だが、少なくとも「今よりは刺激的な番組が多かった」という感じだろう。

いすれにしても、宜保タカコは頭のイカれた面白いキャラクターであった。

まず無いと思うが、このクソ記事がどこかの誰かの役に立てれば嬉しいと思う。

追記:最後に宜保タカコを存分に召し上がれ

 

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