※本ページはプロモーションが含まれています

東進で一講座だけ受講:うまく利用する!料金や自習室だけ借りるなど

「東進」という予備校の名前は、今では誰もが一度は耳にしたことがあるだろう。東進の講師陣が出演するCMは有名で「いつやるの?今でしょ!」のフレーズで一躍有名になった、林修(はやし おさむ)さんは特に知名度が高い。

林先生は今もテレビやクイズ番組によく出演しているので見かける機会も多いはずだ。

【東進ハイスクール】と【東進衛星予備校】の2種類の東進があるのだが、どちらも「東大合格」「志望大学合格」を掲げている現役生中心の予備校である。

しかし大手の予備校ということもあって「授業料が高い」という声をよく聞く。経済的に余裕がある家庭ならいいが、余裕がない家庭なら受講する講座を絞る必要がある。

そんな中でも特に多い悩みが「一講座だけでもいいのか」「一講座でも受講したら自習室が使えるのか」「他の講座を取れと勧誘されないか」といったものだ。

講座の内容には定評がある東進のため、予備校や塾を選ぶ際に通ってみたいと興味をもつ学生も多い。

今回はそんな「東進に興味はあるが実際はどうなの?」という疑問を解決していこう。

東進 一講座だけ

記事の内容

  • 東進で一講座だけの受講は可能か
  • 東進の一講座料金
    東進ドットコム
  • 一教科だけの受講でもその他の諸費用が!
    ①入学金
    ②担任指導費
    ③模試費
  • 無料の体験講座を受けた後に辞退はできるのか
  • 無料体験講座は親と行くべきなのか
  • 東進では一講座だけの受講でも自習室が使える!
  • 自習室だけを借りる目的の生徒も多い
  • 【注意】通う校舎によっては自習室が自由に使えないこともある
  • 東進で一講座だけは少ない?!
  • 受講数が多ければ良いというわけではない
  • 無駄な講座をとらないために
  • 自分に合った講座とは?
  • 東進を上手く利用するためのポイント
  • 東進で自分に必要な一講座を見極めよう
  • 総括

東進で一講座だけの受講は可能か

塾や予備校に通うとき、何科目・何講座の授業をとるかで悩む学生は多い。東進は予備校・塾の中では授業料が高い方だといわれている。

実際に複数教科を受講し、夏季講習や冬期講習などの講習や試験対策まで受けようとすると、1年間の費用は平均130万円~200万円ともいわれている。

時間やお金に余裕があるのなら複数の講座を受講してもいいが、この金額を聞くと誰もが受講できるわけではないのはお分かりいただけるだろう。

そこで気になるのが「苦手な一講座だけを受講することはできるのか」ということだ。

費用は高いことで有名な東進だが、講座内容は分かりやすいと定評がある。そのため複数の講座が受けられない学生は「せめて一講座だけでも…」と思うだろう。

東進で一講座だけの受講

結論からいうと、東進では一講座だけの受講は可能である。もちろん複数の講座をとるように勧められることはあるが、必ず複数の講座を受講しなくてはならないという決まりはないのだ。

予備校に通うメリットの1つとして、自習室を自由に使えるという点がある。家ではなかなか勉強に集中できない学生は、通っている予備校や塾の自習室に通って勉強に励んでいるのだ。そんな設備の整った予備校の自習室を使うには、当然その予備校の生徒である必要がある。

たとえ一講座でも授業をとっていれば自習室が使えるというのなら、学生たちは大変助かるだろう。

東進の一講座料金

東進ドットコム

東進ドットコム

これは東進ハイスクール・東進衛星予備校の一講座の料金である。東進での一講座は90分授業を20回受けるのだが「1週間に1回受ける・2週間に1回」などの受講のペースは自分で決めることができる。そのため2週間に1回の受講なら、一講座でも一年間通えるというわけだ。

ちなみに東進では、対面での講座ではなく映像を見る【ビデオ講座】である。全国どこに住んでいても人気の講師の講座が受けられるのは嬉しいポイントだが、一人でビデオ学習をする【自習スタイル】なので、自分でしっかりと学習計画を立てて学べる生徒でないと厳しいかもしれない。

一教科だけの受講でもその他の諸費用が!

東進ドットコム

同上:東進ドットコム

一教科・一講座からでも東進に通えるのだが、注意しておくべきことがある。それは、一講座の受講料以外にも費用がかかるということだ。

必要な費用

入学金

担任指導費

模試費

一講座だけであっても、これらの諸費用と受講料を合わせた約17万円が必要である。決して77,000円ぽっきりではないので気をつけよう。

①入学金

東進に入学する際に必要な費用で、東進ハイスクールも東進衛星予備校も同額である。

②担任指導費

学生が志望校に合格するためには、必要な学習内容やスケジュールを試験日から逆算して計画しなくてはならない。担任・担任助手がその計画を考え、生徒に指導するのだが、そのために必要な費用である。

東進ハイスクールでは33,000円、東進衛星予備校では高3生は44,000円・高2生以下は33,000円と異なるので気をつけよう。

③模試費

本番と同様の模試を受けると自分の学力や弱点が分かりやすい。また、本番に近い環境での模試を何度も受けることで、志望校を受験する際の本番でも実力が発揮できるようになる。そのため、東進では受験に必要な模試をすべて受けられるようにと、定額制で模試費が導入されているのだ。

模試費は高3生は29,700円、高2生は14,850円、高1生は12,650円に分けられているが、東進ハイスクール・東進衛星予備校ともにこの料金である。

無料の体験講座を受けた後に辞退はできるのか

気になる講座があれば無料体験講座を受けてみたいという学生も多いが、体験講座に行くときに気がかりなのは「無料体験を受けると絶対に通わないといけないのか」ということだろう。

体験講座を受けると「しつこい勧誘があって断れない」といった口コミをネットでよく目にする。

なかには「とてもしつこい勧誘を受けた」「体験が終わると勝手に入会の話に進んでいた」という体験をした学生もいるが、無料体験講座なのだからその後の通う・通わないの判断は学生側にあるはずだ。

予備校に通うには高額な費用がかかるので、その授業が自分に合っているかや校舎の雰囲気・講師の授業風景をしっかりと見て判断したいと思うのは当然だ。

体験してみて「講座が分かりやすい」「ぜひ通いたい」と思うなら通うべきだが、自分には合わないなと思う点があればキッパリと断ってもいいのだ。

とはいえ、東進のスタッフからすると生徒を確保することがその予備校の収入へと繋がるので、必死になって入会を勧めてくる。

とくに【東進衛星予備校】は東進の本社による直接経営ではなくフランチャイズのため、塾長によって経営方針が異なる場合が多い。

「強制的に入会させられた」「勧誘が本当にしつこい」という声は東進衛星予備校の営利目的意識の強い校舎でよく聞かれるので、気をつけよう。

無料の体験講座

無料体験講座は親と行くべきなのか

無料体験は学生が一人で行くよりも親と一緒に行く方がいい。なぜならば、体験後には受講料についての説明があったり今後の流れについての説明があったりするからだ。

あまり通う気はなく「とりあえず無料だから講座を試しで受けてみよう」という場合は親はいなくてもいいが、本気で通ってみたいと思っていて体験講座を受けるなら、予定を合わせて一緒に行ってみる方がいいだろう。

親も具体的な費用が分かるし、講師たちの人柄や学習環境が把握できる。しっかりと子供をサポートしてくれる場所なのを見極めることはとても大事である。

ただ、勧誘がしつこい一部の校舎では必要以上に不安をあおってくることもある。「ちょっと考えたい」「一講座だけを受講したい」と伝えると「それでは志望校に合格できない」「複数の講座をとって一刻も早く始めないと意味がない」などと一方的に言ってくる校舎もあるそうだ。

本人はもちろん、親も子供のことを考えるあまりにその不安に踊らされて、言われるがままに講座をとってしまったという口コミもたくさんある。親子で一度冷静になるように心がけよう。

東進では一講座だけの受講でも自習室が使える!

東進だけに限らず、同等の予備校や塾には「自習室」というものがある。

家では集中して勉強ができないとき、試験前に追い込みをかけたいときなどに生徒たちがこの自習室に通って勉強しているのだ。

東進では複数の講座を受講していなくても、自習室が使える。たとえ一講座であっても、入学金や受講料を払っている生徒は利用していいのだ。

一講座だけの受講でも自習室が使える

自習室だけを借りる目的の生徒も多い

実は東進に通っている生徒の中には、自習室を使いたいから講座をとっている場合ある。家やカフェなどでは騒音が気になり集中できないという人は多いだろう。

静かで集中できる、快適な学習環境を手に入れるために予備校の自習室に通いたいのだ。

東進に限らず他の予備校も同じだが、基本的にその予備校に通っている生徒以外は利用できないのだ。そのため自習室を使う目的として、最も安く済ませたいために一講座だけをとる学生もいる。

複数の講座をとっていようが一講座だけだろうが、その校舎の生徒には違いないので利用はできる。しかし明らかな【自習室目的】と分かると「ほかの講座もとった方がいい」とかなり強めに勧められるだろう。

その周りからの圧に耐えられるメンタルの強さがあればいいが、キッパリと断れない・メンタルが弱いという人は自習室を使い続けるのは厳しいかもしれない。

自習室だけを借りる目的

【注意】通う校舎によっては自習室が自由に使えないこともある

基本的には一講座でも受講していれば自主室は使えるが、校舎によっては「受講の日にしか自習室は利用できない」というところもある。そうなると一講座だけをとって、2週間に1回のペースで講座を受ける生徒の場合は、ほぼ自主室は使えないというわけだ。

これでは自習室をメインで使いたいからと年間約17万を払って通っている意味がなくなってしまう。入会前に自由に自習室が使えるかどうか、必ず確認しておこう。

東進で一講座だけは少ない?!

自習室目的で一講座しかとらない生徒もいれば、経済的な理由で一講座に絞っている生徒もいる。

もちろん複数の講座をとれるならその方がいいが、各家庭ごとに事情も状況も違うので仕方がない。

果たして、一講座だけでは意味がないのだろうか。

東進で一講座だけは少ない

受講数が多ければ良いというわけではない

よく勘違いをしている人がいるのだが、あなたは「たくさんの講座をとれば成績が上がる・志望校に合格する」と思っていないだろうか。東進への入学時に、スタッフに勧められるがままに10以上もの講座を申し込む生徒と親がいる。

もちろん受講する講座の予習・復習を完璧にして、しっかりと学習できるのであれば複数の講座をとってもいいだろう。

しかしそんなに複数の講座をとると手いっぱいになってしまい、全てを完璧に進めることは難しい。その結果、講座についていけなくなってしまうのだ。

そんな状態では高い受講料を無駄にしてしまうので、ある程度は受講数を減らす必要がある。東進側は生徒に複数の講座を受講してもらうために色々とアドバイスをしてくるだろう。

もちろん生徒のことを思ってアドバイスをくれる担任もいる一方で「このままでは合格できない」「これとこれを受講しないと意味がない」等と不安をあおって複数を受講してもらおうと考える担任もいるのだ。

入試のプロのアドバイスとして受け止めるべきところは受け止めるべきだが、自分に本当に必要かどうかを見極めることも必要である。

無駄な講座をとらないために

あなたが無駄な講座をとってしまい、時間とお金を水に流してしまわないよう「無駄な講座」「必要な講座」を見極めるポイントを解説しよう。

必要な講座とは簡単に言えば【現在の自分のレベルと志望校に合った講座】である。東大や京大を目指しているのに上位国公立大コース(神大・大阪府立大など)をとったり、有名私立大を目指しているのに最難関国公立大コースをとることは意味がない。まずは自分が合格したい志望校という目標を決めて、そこに入るための講座を上手くとろう。

90分×20回の通期講座のほかに、夏季講習・冬期講習・直前講習の3種類ある【講習講座】というものもある。

通期講習は1学期10回・2学期10回に分けられるのだが、その間にこの講習講座90分×5回が入ることが多く、講習講座をとらないと2学期が始まったときについていけないという場合がある。そのため、通期講座と一緒に必要な講習講座をとる生徒が多いのだ。

通年講習講座の費用

  • 90分×5回+講座修了判定テスト1回=19,250円
  • 90分×10回+講座修了判定テスト1回=38,500円

このように必要な講座はとった方がいいが、そうなると必然ととらなければならない講座が増えてしまうのだ。

自分に合った講座とは?

基本的に自力で約50%、つまり半分ほどは解くことができるテキスト・コースがおすすめだ。自力では30%程度も解けないテキストを使っていては、今はそのレベルについていけず、そのまま受講を続けることははっきりと言って無駄である。

また、模試で合格ラインが出ている教科は、自力でも成績を伸ばしていくことが可能なため、わざわざ講座をとらなくてもいいだろう。

頑張れば50%はクリアできる位のコースが最適といえよう。予習復習が間に合わないぐらいの講座をとると、ついて行けずに全く無駄になる。また、授業についてついていけないという焦りが、あなたを不安にさせてしまうだろう。

必要な講座を見極めて受講し、残りの教科は参考書や過去問をもとに自分でしっかりと学習しよう。

東進を上手く利用するためのポイント

高い受講料を払うのだから、たとえ一講座だけを受講する場合も東進を上手く利用しよう。ポイントはこちらだ。

東進を上手く利用するためには

言われるがままに多くの講座をとらない。自分に必要な講座を見極める。

自分でできる分野は市販の参考書や問題集を使って学習する。

自習室を有効に活用して分からないところは担任や担任助手に質問する。

必ず予習・復習を行い、90分の講座は集中して受ける。

受験へのモチベーションを保つ。時間を無駄にしない。

総括:東進で自分に必要な一講座を見極めよう

それでは記事のポイントを確認しておこう。

東進では一講座から受講可能。

東進の一講座の料金は77,000円から。但しそのほかに諸費用がかかる。

入学前に無料体験講座を受けて自分に合っているか判断しよう。

東進では一講座だけの受講でも自習室を利用できる。

東進衛星予備校の場合は塾長の方針によって状況が変わるので確認が必要。

受講講座が多ければ良いというわけではない。
・予習復習が手いっぱいになり授業についていけないという状況になりやすい。

無駄な講座をとらないためには「自分のレベルと志望校に合ったレベル」を理解する。

東進を上手く利用するポイント

  • 言われるがままに講座をとらない
  • 自分で学習できる分野は参考書や問題集で自己勉強する
  • 自習室を有効活用し、分からないところは質問する
  • 予習復習の徹底
  • 受験へのモチベーションをキープし、時間を無駄にしない

高額な費用がかかる予備校は誰もが気軽に通える場所ではない。もし通えたとしても、多くの講座をとることが無理だという場合は自分が必要な一講座だけを選んで学習してもいいのだ。複数の講座を受講したからといって必ず志望校に合格するとは限らない。一講座だけでも、自分の苦手なところを克服することができれば志望校合格に近づくことができるのだ。

講座内容には定評がある東進の授業を上手く利用して、受験戦争に勝ち抜こう。

 

スポンサーリンク