田中勝春騎手の全レース成績！頭叩かれ事件の真相、引退はまだ先？

競馬界の反町隆史と評されメディアでも名前を聞くことのある田中勝春騎手。

デビューから30年が経過してもなおコンスタントに勝利を挙げている彼の成績やプライベートを調査してみた。

次回のレースで田中勝春騎手が騎乗する際はぜひチェックしてみてほしい。

まずは、田中勝春騎手について詳しく知らない人に向けて、プロフィールを紹介する。

2021年で50歳になる大ベテラン騎手である。

長年JRAの人気ジョッキーの座に君臨しており、年収は4000万円～8000万円といわれている。

俳優の反町隆史に顔が似ていることがメディアで話題となり、競馬騎手では異例の写真集出版実績がある。

プライベートに関しては、妻子持ちであることが公表されている。

田中勝春騎手のデビューした年から2021年までのJRAでの全戦績を表にまとめてみる。

データはJRA（本中央競馬会）から取得した公式情報を整理したものである。

参照元：JRA騎手名鑑

2021年

ここでは、田中勝春騎手が勝利した重賞レースをまとめた。

重賞レースとは、GIII、GII、GIと呼ばれる「競馬競走の中でも出走する馬のレベルが高くて、格付け・賞金額も高いG1・G2・G3のレース」を意味している。

レース前から出走馬を公表して、多くの観客を集める看板レースでもある。

田中勝春騎手は、2021年現在、累計で重賞レースにおいて50勝を挙げている。

その内訳は以下の通りである（JRA公式データ参照）

G1レースとは、競馬のレースの格付けである。

GIと表記されることが多く、読み方は「じーわん」である。

有馬記念や天皇賞など、競馬に興味がなくても一度は耳にしたことのあるレース名だろう。

特に有馬記念は年末に開催されるオールスターが一堂に集まるレースとなっており、競馬における1年で最大のお祭りのようなイベントである。

GIクラスのレースは、日本では1年間に26回開催される。

さて、このGIレースであるが、田中勝春騎手は出走経験だけではなく勝利経験もある。

初めてのGIレース勝利は1992年の安田記念だ。

ヤマニンゼファーに騎乗して1着でフィニッシュしている。

前述の2007年の皐月賞はどのようなレースだったのか。

皐月賞は中山競馬場で開催される芝2000mの3歳サラブレットのみ出場が許されるレースである。

このレースの前評判では、ヴィクトリーは1番人気だったわけではない。

実は、7番人気（単勝17・３倍）としてレースに臨んでいる。

最初のコーナーから安定したペースでレースを進めていき、5ハロン目から早めのスパートを仕掛ける。

田中勝春騎手による絶妙なペース配分が功を奏して2番手のサンツェッペリンとの叩き合いをハナ差で凌いだ。

末脚自慢の馬に対しては、末脚勝負に持ち込むまでもなくねじ伏せた。

田中勝春騎手は2021年には50歳を迎える。

ジョッキーとしてはベテランの域に達している。

そんな田中勝春騎手だが、引退に関する公式情報はまだ発表されていない。

年齢的にも引退を考えてもおかしくないが、本人はどう思っているか気になるばかりである。

実家が競走馬の生産牧場を営んでおり、経営者になる道が用意されているかもしれない。

ファンの間では「そろそろか」と議論が起きてはいるが、日本の競馬界では田中勝春よりも年上の現役ジョッキーがいる。

武豊である。

武豊は田中勝春よりも2歳年上の現役ジョッキーだ。

その活躍は言わずもがなであり、年齢にかかわらず好成績を収めることができると武豊が実証している。

また、田中勝春は「60歳まで現役を続けたい」と話している。

このことから、しばらくは現役騎手としての田中勝春の姿を見ることができそうだ。

田中勝春は現在、秀佳(ひでか)さんという女性と結婚している。

2005年6月に秀佳(ひでか)さんと結婚して、女の子をふたり授かっている。

人気騎手の田中勝春は年収が4000万円～8000万円と言われており、どのような結婚生活なのか興味深いところである。

田中勝春騎手のお嫁さんの秀佳(ひでか)さんについて調べてみた。

残念なことに、秀佳(ひでか)さんについて、情報はほとんど存在しない。

それも当然だろう。彼女は一般人であり、本人が望まない限り情報が勝手に公開されるようなことはあってはならないためだ。

今後も、情報が公になる可能性は低い。

ファンであれば、詮索はせず、そっと見守るべきといえる。

実は田中勝春騎手は一度離婚を経験している。

1度目の結婚は1996年。田中勝春騎手が25歳のときである。

ミス・牛乳というミスコン出身の女性と結婚している。

しかし、結婚後すぐに離婚しており、結婚生活は長くは続かなかったようだ。

離婚の理由は公表されていない。

騎手が写真集を出している。

こんな意味不明な情報は信じがたいが、事実である。

2012年1月、株式会社クリエイトファーストによる編集で販売されている。

「レース映像やインタビュー、オフショットまで充実のボリューム。必見です！」らしい。

競馬界の反町隆史と言われる甘いマスクが理由で需要があったと考えられる。

発行部数は公表されていないが、重刷されたという情報は無かった。

本来はタレントではないような人物が写真集出版する事例は、現在はよく見かける印象がある。

もしかしたら、田中勝春は、非芸能人による写真集出版のパイオニア的人物だったかもしれない。

ネット上で波紋を呼んだ事件がある。

2015年12月に事件は起きた。

あるレースのゴール直後、田中勝春騎手は若手騎手の石川裕紀人騎手を激しく叱責したことがある。

具体的な内容は明かされてはいないが、あまりに激しく声を荒げる行為を見たファンは騒然となった。

関係者によると、レース中に石川騎手が危険なコース取りをしたと判断した田中騎手が、彼を注意していた、とのこと。

危険なコース取りは一歩間違えれば大事故に繋がりかねないため、厳しく注意したのだろうか。

性格が良いことで有名な田中勝春騎手が激怒したことから、相当危険な行為だったことが想像できる。

週刊現代 2017年8/12号の記事によると、田中勝春騎手はアベレージ70台後半の実力をもっているようだ。

ゴルフで70台は、アマチュアの中でも上手なレベルに当てはまる。

彼がゴルフにはまったきっかけは21歳のときに参加したコンペでの経験だという。

迷惑を掛けない程度にうまくなりたい　と思ったのが上達を目指した理由だ。

ゴルフはグループでラウンドを回るとき、実力が低いプレイヤーがいると上手なプレイヤーは待ち時間が長くなる。

あってはならないが、待ち時間を嫌ってイライラする者がいるようで、下手なプレイヤーはプレッシャーを感じながらプレーするはめになる。

きっと田中勝春騎手も同様に、自分よりも上手な人とコンペでプレーして、迷惑を掛けたくないと思ったのだろう。

性格が良いことで有名な田中勝春騎手であれば、納得できる理由だ。