通称アメックスと呼ばれているアメリカン・エキスプレス・カードを知らない人はいないだろう。海外でナンバーワンのステータスをもつブランド力のあるカードだ。アメックスの中ではエントリーカードでスタンダードクラスなのに人気の高いカードがアメックスグリーンカードだ。
日本では条件としては20歳以上で収入がある人なら誰でも申し込むことはできる。ただ審査は簡単ではない。海外では超VIPな有名人が愛用しているという。どれだけステータスの高いカードなのか、どのような人が持つことが可能なカードなのかを探ってみた。
記事の内容
- アメックスグリーンカードを持つ有名人は多い
- ロゴ画像がかっこいい
- カードのカラーがおしゃれ
- アメックスグリーンを持っている人の印象
- センチュリオンが魅力的
- アメックスグリーンの審査基準
- メリットなし!という声
- 普段使いでも活躍するカード
タッチ決済 - アメックスグリーンをもつ有名人
ビル・ゲイツ
ウォーレン・バフェット
孫正義 - 日本人はアメックスブラックカード
みのもんた
高橋英樹
美川憲一
郷ひろみ
つんく
浜田雅功
松岡修造
中田英寿
熊川哲也
細木数子
森公美子
神田うの
飯島直子 - アメックスカードを持つ方法
SAISON PEARL AMERICAN EXPRESS CARD - アメックスグリーンカードは有名人が好むカード
- 総括
アメックスグリーンカードを持つ有名人は多い
有名人、芸能人にアメックスグリーンカードを持っている人が多いといわれている。そこにはちゃんとした理由がある。
「そりゃ、高給取りだからでしょ」「ステータスでしょ」ってそれはその通りなのだが、実は他社のゴールドクラスのカードは芸能人は個人事業主にあたり申請が通りにくいという現実があるようなのだ。
その点、アメリカン・エキスプレス・カードの場合は自営業やフリーランスに多く門戸を開いていて芸能人にも同じようにやさしいので申し込む人が多いのだろうといわれている。
ロゴ画像がかっこいい
アメックスカードすべての券面のセンターに鎮座しているのが『センチュリオン』。アメックスの顔となる人物である。
センチュリオン
古代ローマ軍のケントゥリア(百人隊)の指揮官である百人隊長として活躍していた人のことで、「大切なものを守る」「信頼される」「尊敬される」という人柄に通じるものを感じ、アメックスもそうありたい、という思いを込めて使っているという
【 #アメックスクイズ 】アメックスカードといえば、センチュリオン。古代ローマにおける彼の役職は?
1. 十人隊長
2. 百人隊長
3. 千人隊長
(解答は3時間後にコメント欄で!) pic.twitter.com/LOpiarnPuS— AmexJP (@AmexJP) July 5, 2019
百人隊長というだけあって、凛として先を見据えている横顔がかっこいい。そしてすべてのランクのアメックスカードに共通してロゴ画像として使われていることからもセンチュリオンへの尊敬度が伝わってくる。
メモ
アメリカン・エキスプレス・カードの中で唯一インビテーション制での申し込みとなっている最高峰のブラックカードは『センチュリオンカード』とも呼ばれている
カードのカラーがおしゃれ
カード全面を嫌みのないグリーンで包み中央にはアメックスの象徴である『センチュリオン』が配置されている。
アメックスグリーンカードはグリーン、アメックスゴールドカードはゴールド、アメックスプラチナカードはプラチナ、アメックスブラックカードはブラック。それぞれカードのグレイド通りのカラーの中央に『センチュリオン』という発行当初からのロゴがそのままあるのも人気の証だ。
他社のゴールドカード同等の特典を持ちながら、ゴールド感を感じさせないグリーンなのがおしゃれなのだろう。
ちなみに、インビテーション制だったアメックスプラチナカードは自分から申込できるようになっている。
アメックスグリーンを持っている人の印象
アメリカン・エキスプレス・カードというとお金持ちのステータスカードという印象があるので、会計時に『センチュリオン』を見せる人はしっかりとした地位のある人、という印象を持たれるであろう。その反面出す前にわざとちらつかせるような行為をする人は嫌われる要素がある。
有名なものほどアンチが増えるものだ。そしてアンチは「こんなカードは要らない」とわざわざ口にするのかもしれない。
でも、そのアメックスグリーンカードの利用者にマイクロソフトの創業者のビル・ゲイツ氏や、ビル・ゲイツ氏の友人で大統領自由勲章も受賞している投資家・ウォーレン・バフェット氏がいるという情報もある。
贅沢を好まないビル・ゲイツ氏、週に3回昼食にマクドナルドのチキンナゲットを食し、朝食代わりにオレオを食しているというウォーレン・バフェット氏があえて年会費の高いカードにグレードアップせず、アメックスグリーンカードを使っているということも親しみやすいので事実なのだろう。
センチュリオンが魅力的
海外での利用でその『センチュリオン』の威力に驚かされる。海外でこの『センチュリオン』がちらりと見えただけで一発で人間性を認めてもらえるカードなのだ。日本のゴールドカードやプラチナカードなどその比ではない。
アメックスグリーンカードのグリーンというカラーも、ゴールドヤプラチナの華々しさとは違い上品さを醸し出しより落ち着いて魅力的に魅せているのだろう。
国際ブランドとしての保有率はVISAやMastercardに席を譲っているかもしれないが、それは海外では高級ブランドであるがゆえ簡単に審査が通らないから増えないだけではないだろうか。
アメックスグリーンの審査基準
高級カードとしてそのステータス性が強く名が通っているアメリカン・エキスプレス・カードは審査基準は公表されてはいないが、かなり厳しいものではあるようだ。ただ実力主義のアメリカだからだろうか、現状重視でクレジットヒストリーには以外と融通がきくらしい。
日本では審査にあたりクレジットヒストリーに重点を置く会社がほとんどだが、携帯クレジットカードとともに自社カードも発行しているアメリカン・エキスプレス・カードは、過去に支払い遅延があったとしても「現在の支払い能力」がしっかりとしていればクレジットヒストリー面では通過できる基準をクリアできるようだ。
あとはアメリカン・エキスプレス・カードで設定している収入の額によるもので職種等はあまり関係なさそうだ。自営業でも通過できている。
メリットなし!という声
アメックスグリーンカードはアメリカン・エキスプレス・カードの中ではエントリーカードであるスタンダードクラスのカードなのだが、一般のスタンダードクラスのカードとは違って年会費が13,000円と高い。スタンダードといっても実際にアメックスグリーンカードは他社のゴールドカードと扱いは同じグレードになっている。
スタンダードなのに年会費が高いため『メリットなし』と思われてしまうのだろう。
だがアメックスグリーンカードが他者のゴールドカード同等といわれているのは、しっかりとした特典の多さからだ。
特にその特典を発揮するのがトラベル関係で利用する時だろう。
手荷物は無料宅配。空港でのラウンジ利用も同伴者1名までは無料。海外ラウンジもプライオリティ・パスで利用可能。また海外では24時間日本語電話サポートが受けられる。もちろん付帯保険も充実している。
空港ラウンジは国内旅行時でも利用可能なので、出張の際でも無料ドリンクサービスを受けながらのんびりとした時間を過ごせるのだ。これこそステータスを感じる瞬間であり大きなメリットだろう。
さまざまな特典をしっかり把握していないと年会費がムダに感じられるため『メリットなし』という評価に至るのだろう。
普段使いでも活躍するカード
海外でのステータス度を強く推してきたが、アメリカン・エキスプレス・カードは日本国内ではJCBとパートナーシップを結んでいるので、日本全国で利用可能となっている。
「餃子の王将」「マクドナルド」「日高屋」、最近では「スシロー」も追加されている。少額利用でも使えるのだ。
タッチ決済
少額利用も可能といわれても、少額なのにカード決済するのはためらいもあるしちょっと面倒だという気持ちもあるだろう。
そんな時にはこのマークのあるところでの『タッチ決済』が便利だ。
人との接触が避けられている今、個人のお財布から現金を差し出すより直接触れることもなくピッと決済できる方法が好まれている。
この『タッチ決済』なら伝えてピッとするだけで完了する。しかも「マクドナルド」や「幸楽苑」はもちろん、「セブンイレブン」「ローソン」「ファミマ」といったコンビニ、「郵便局」でも使えるので普段使いも容易だろう。
おにぎり1個でもアメリカン・エキスプレス・カードで買えるのだ。ちょっとカードをかざすときに恥ずかしいかもしれないが。
アメックスグリーンをもつ有名人
先に愛用しているであろうと紹介済のビル・ゲイツ氏とウォーレン・バフェット氏の2人はいずれも倹約家としても知られている。ウォーレン・バフェット氏は投資家としてアメリカン・エキスプレス社に投資もしているので所有していることは確実だろう。
ソフトバンクの起業で大富豪となった孫正義氏もアメックスグリーンカードを持っているといわれている。
日本人はアメックスブラックカード
大富豪・セレブがアメックスグリーンカードを所有していると噂されている中、日本の芸能人をチェックしてみたら、アメックスグリーンカード所有者はすぐには出てこなかった。
逆にアメックスブラックカード所有者の名前がぞろぞろと出てきたのだ。
みのもんた
ギャラが1回の出演につき約300万円といわれていた当時、日経エンターテインメントの取材でブラックカード所持が発覚していた。
高橋英樹
テレビの番組内での財布の中身チェックで判明。
美川憲一
神田うのさんとの高級ブティックショッピングの際、支払いで使用しているところがテレビに公開されていた。
郷ひろみ
テレビの番組内での財布の中身チェックにて判明。
つんく
「メレンゲの気持ち」内での財布の中身チェックで判明。
浜田雅功(ダウンタウン)
「ゴールド、プラチナの上」のカードを持っていることを暴露して発覚。
他にも次の有名人たちが所有している。
- 松岡修造
- 中田英寿
- 熊川哲也
- 細木数子
- 森公美子
- 神田うの
- 飯島直子
こうやって見てみると、やはり日本人には有名税=ステータスが成り立っているのだろう。そして本人にその気がなくてもアメリカン・エキスプレス社から是非に!というインビテーションが届いているのではないかと思える。
逆に考えると、もしアメックスグリーンカードを所有していたとしたら、芸能人なのにアメックスグリーンカードなのか、といわれてしまうような気もする。
アメックスカードを持つ方法
直接申し込むには基準をクリアできるだけの一定の収入が必要となる。主婦には家族カード以外はとうてい縁がないカードだろう。
ところが発行会社が国際ブランドと提携してクレジットカードを発行しているカードなら審査を行って発行するのは発行会社となるので主婦でも発行されるのだ。
SAISON PEARL AMERICAN EXPRESS CARD
株式会社クレディセゾンが発行しているカードで国内では唯一券面にアメックスのロゴ画像である『センチュリオン』がデザインされているカードである。ただしアメックスとは違ってセンターではないが。
このカードであれば18歳以上(高校生以外)のきちんと連絡が取れる人であれば申し込むことができる。初年度年会費無料。翌年からは最低1回の利用で無料になる。
右側のデジタルカードでは通常券面に表記されるカードナンバーや名前の記載がなく、審査完了後通過者にはスマホに情報が送られてくる。セゾンカード会員であれば最短5分での発行も可能だ。カードナンバー等の情報の印字はないがアメックスカードも後日送られてくる。
その他にも『センチュリオン』のロゴ画像はないが、Rakutenカード、出光カードまいどプラス、三井ショッピングパークカードなどのカードでアメックスを選択することが可能である。もちろん主婦でも申請できる。直接ららぽーとなどの店内でQRコードからの入会も可能。
総括:アメックスグリーンカードは有名人が好むカード
記事のポイントをまとめよう。
アメックスグリーンカードにはゴールドのステータスがある
- 年会費を払う価値のあるカード
- トラベル好きには最適なカード
- とにかく目立つグリーンカード
アメックスグリーンカードは使い方次第
- ステータスはあるが普段使いでもGO!
- コンビニでもタッチで決済OK
- 年会費無料のアメックスカードも紹介
日本の有名人の中ではアメックスグリーンカード所有者の名前が見つからなかったのが不思議だ。絶対にいるはずなのに。隠しているのか?といいたくなる。
それだけ海外との捉え方が違うということなのだろう。
この落ち着いたグリーンの中にアメックスグリーンカードの歴史が刻み込まれているというのに。
加入を考えている方は特典の利用でかなりのおトク感があるのでチェックしながら申し込もう。
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