ゾフィス：ココの心を操り戦わせていた【強さ・能力を解説】ガッシュ

ゾフィスの強さや能力

まず初めにゾフィスの呪文や特殊能力について解説をしていく。

メインの呪文は爆発系

ゾフィスは爆発する火の玉を飛ばすラドム系の呪文を使う。

でかい火の玉を飛ばすだけでなく、
鞭状にしたり盾を作るなど攻撃の種類は豊富にある。

更に空中を浮いて素早く移動や攻撃をすることができ、
人間の心を操るといった特技も持っている。

そして性別は外見からだと判りづらいが、
作者によると「男」と言われている。

１番の特技は人間を操ること

ゾフィスには対象となる人間を操る特技がある。

これを使うことで本来は戦いや物を壊すことができない優しい少女であったココを操り、
戦いが大好きな残酷な性格へと変えて自分のパートナーとして利用した。

そしてこの心を操る能力のメカニズムは、
相手を「夢を見ている状態に陥れる」という物である。

高い所から落下する、何者かに追われている、卒業した学校にいる
といった夢を見ているときは、
本人は夢だと気づかずに現実と信じて疑わない。

そういった催眠術と同様の現象を利用して、
相手を思い通りの人格に書き換えることで操ることが可能になるのだ。

そしてこの能力のキモは操っている相手を、

「夢から覚めたらまた夢の中であった」

という状態に閉じ込め続けることで、
ゾフィスが誰かに倒されるまで延々と続くという恐ろしさがある。

操れるのは人間だけではない！？

ゾフィスは人間界で王を決める戦いでは、人間相手にしかこの能力を使っていない。

魔物は自分以外の魔物の全てが敵という環境からくる警戒心が強くなるためであるが、
ゾフィスはこの能力を更に磨き魔界の魔物をも操るといっている。

もしガッシュに続編があったらゾフィスの下剋上を狙うエピソードがあるかもしれない。

実際のところ強さはどれくらいか？

原作では本調子を取りもどし、
覚悟が決まった全力のシェリーとブラゴの前に一方的に手も足も出なくなっていた。

しかしアニメ版のオリジナル展開となるのだが、
原作よりも戦闘シーンがかなり増えていて強さがかなり盛られている。

原作ではガッシュ達のデモルトとの戦いと、
ブラゴとゾフィスの戦いは同じタイミングで進行していた。

しかしアニメオリジナルの展開として、
ゾフィスは術を防ぐバリアを出す仮面を被っており、
ガッシュ達がデモルトを倒し月の石の本体を破壊しなければ、
このバリアは消えないという展開であった。

そしてガッシュ達がデモルトを倒した後で、ブラゴと合流し共闘する。

この時のゾフィスは、次のようにガッシュ達6人の魔物相手に優勢で立ち回り続けた。

もしゾフィスがゼオンと戦っても勝ち目は０で間違いはないが、
アニメ版に限ってはそのゼオンの下のランク程度に強い可能性もある。

しかしいくら攻撃をしても怯まずに向かってくるガッシュの眼圧に、
ものすごく怯えるなどヘタレな部分も強調されていた。

ゾフィスとフリーザの共通点

ゾフィスは喋る時は基本丁寧語で話す。

しかし予想外の反撃により焦ったり、
何度も妨害をされて計画に支障が出てキレ出すと
途端に口調が荒くなる。

また基本的に他者を利用することばかりを考えており、
ギリギリまで自分の手を汚そうとしない性格をしている。

これらの特徴がドラゴンボールのフリーザに似ている部分があるので、
案外ゾフィスのモデルはフリーザかも知れない。

ゾフィスのパートナーココについて解説

ゾフィスは自分のパートナーとしてシェリーの親友であるココを操り戦いに利用する。

ココは本来とても優しい少女であった。

幼い頃に家庭の教育の厳しさに耐えれなくなったシェリーは川に身を投げるが、
ココは命懸けでシェリーを助け、その時のできごとがきっかけで二人は大親友になる。

しかしココは家が貧しいからという理由で周りから理不尽な扱いを受けて、
シェリーその度に怒りを顕にする日々。

しかしココはそんな日々にも負けずに、
自分の努力で大学への進学が決まりこれからどんどん幸せになっていくハズであった。

そんなめでたい日にココの前にゾフィスが現れて、心を操られてしまうのであった。

ゾフィスは最後どうなった？

ブラゴとの戦いに破れてからもゾフィスはとある抵抗をする。
そして後に意外な場面に再登場をする。

ブラゴとの戦いに負けてから

ゾフィスは本を燃やされ魔界に帰れば、ココの洗脳も自動的に解けるが、
ココの操られていた時の記憶も全て残るという嫌がらせをしようとする。

シェリーは相手を操る能力でその時の記憶を全て消すように命令をするも、
ゾフィスは全く聞こうとしない。

しかし、ゾフィスは実はブラゴのことを物凄く恐れていた。

とはいうものの、王を決める100人の魔物の参加者の９割がブラゴの存在を恐れてはいる。

それでもゾフィスは過剰にブラゴを恐れていたのだ。

1000年前の魔物を復活させて手下に使っていた時も、
ブラゴだけはなんとしてでも倒したいと思い、強力な魔物を何度も送りつけるほどに。

ゾフィスはココを操ったその日に、シェリーを攻撃をした。

その時はブラゴがシェリーを庇ったおかげで無事でいたのだが、
ゾフィスはブラゴがいることに気づかないフリをしてその場を立ち去っていたのだ。

そんなゾフィスの内心やあの時に逃げていたことをブラゴは見透かしていて、

「魔界に帰った後もオレから逃げ続ける生活をしてたいか！？」

と抵抗するゾフィスに圧をかけることで、ようやく従いココの記憶を消す。

この時は本来の性分が出たのが、
ガタガタと震えながら涙目で敬語で謝罪をしていた。

ゾフィスは読者のヘイトもとても大きく買っていたので、
ゾフィスの情けない姿に当時の読者は、

「ゾフィスざまぁ」

「やっぱブラゴはすごい」

という感じにとてもスッキリした。

その後ゾフィスの本は燃やされ、魔界へと帰還していく。

クリアとの最終決戦では

実は最後の戦いではこっそりガッシュに力を貸している。

ちょうどガッシュの右下にいる。

本が燃えたことで魔界に帰った魔物は実は魂だけの状態になっており、
そして魂だけの状態から生き返るには王となった魔物の許可が必要で、
見捨てられた魔物は消えてしまうのである。

そしてクリアとの戦いではガッシュに力を貸したいと思った魔物は、
魂だけの状態でガッシュの赤い本に宿ることができた。

つまりゾフィスは自分が生き返るために打算でガッシュに協力をしていたと思われる。

なおクリアに勝利したときにちゃっかりと上の方でバンザイをしていたりするし、
ガッシュが魔界から清麿に送った集合写真でも一番右で手を振っていたりする。

ゾフィスの声優は藤田淑子さん

ゾフィスの画像の一例

作者いわく、ゾフィスのファンは意外と多い。

確かになんとも言えぬ魅力はある。

昔販売されていたカードゲームでも、
ゾフィス関連のカードはレアリティが高いものが多かった。

ゾフィスの相手の魔物１体の効果を無効にできる効果は、
相手からしたら使われたら嫌らしく、
大会に出た時はほとんどのプレイヤーが使ってきた。

ゾフィスのカードイラスト

最初に出たゾフィスのカード。

パートナーに対する効果が多い。

このカードはかなり使用率が高く、
大会に出た時に結構苦しめられた。

相手のゾフィス対策でかなり便利だったカード。

原作でのゾフィス

爆発の中にブラゴがいたが、気づかないフリをして逃げていたシーン。
多くの読者にも「やっぱりこれ逃げていたのか」と予想されていた。

クリアとの最終決戦にて、さりげなく一番上の列の左側でコッソリバンザイをしていたりする。

魔界に帰った後もやっぱりブラゴに恐れて近づかない生活をしていた。

最後の集合写真じゃ一番右でこっそり手を振ってたりと、
魔界に帰った後もなんだかんだ上手くやっている様子である。

総括：ゾフィスについて

記事のポイントをまとめよう。

本人にはそこそこの実力があるものの、
相手を思い通りに操れていると思い込んでいる事や、
仲間をただの手駒としか思っていないなどの慢心が、
全て敗北へとつながっている。

また本編が終了した後での魔界の生活でも、
やはりブラゴを恐れて近づかないようにして居るようだが、
その裏で相手を操る能力を磨き続けているようである。

なのでガッシュに続編があるのならば、
魔物を操ってガッシュやブラゴに
下剋上を狙うエピソードが作られるかも知れない。

▼eBookJapanで「金色のガッシュ!!」を読破しよう！
今どきは電子書籍がスタンダードです。

＞＞eBookJapanの「金色のガッシュ!!」はこちら

または・・・

▼31日間無料トライアルで「金色のガッシュ!!」をガッツリ動画視聴しよう！

＞＞U-NEXTの31日間無料トライアルへ