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猫が腎不全末期に鳴くとき:食べない、飲まない。あなたにできること

猫は腎不全(腎臓病)にかかりやすい動物であり、中高齢で発症しやすく、尿毒症など余命に関わる症状が現れる場合もある。

猫の腎不全は死亡率が高いため、かなり注意が必要な病気だ。

また、「猫は腎不全末期によく鳴く」という症状が出ることもあるため、様々な症状について解説しつつ、食べない・飲まないときなど、飼い主にできることを言及していこう。

併せて、腎不全の原因や予防法、治療法や愛猫のケアの仕方などにもふれている。

猫 腎不全 末期 鳴く

記事の内容

  • 猫が腎不全末期に鳴くとき
  • 慢性腎不全とは
  • 若い猫でもなる可能性はある
  • 治療費が払えないことも
  • 急性腎不全とは
  • シニアの猫なら鳴くこともある
  • 腎不全の原因
  • 注意が必要な症状
  • ①多飲多尿
    ②食べない・飲まない
    ③高血圧性網膜症
    ④眠らない
    ⑤よだれが増える
    ⑥しゃっくり
    ⑦ふらつき
  • 治療法は段階的に進む
  • 慢性腎不全末期から復活することは難しい
  • 腎不全末期で鳴く猫にできること
  • ①できるだけ食事をさせる
    ①-2. 療法食を吐く場合
    ①-3. チュールしか食べない猫もいる
  • ②楽になるように体を温める
    ③水分補給
  • 点滴をやめるタイミング
  • 治療をやめるのも選択肢のひとつ
  • リナコール60カプセル(慢性腎臓病治療)
  • リナコールの評価
  • 腎不全末期で鳴く猫に対し、最善を尽くそう

猫が腎不全末期に鳴くとき

腎不全は腎臓の機能が低下してしまう病気だ。

腎臓は体内の老廃物を濾過して、尿として体外に排出する。そのため、腎不全になると体内に毒素が溜まってしまい、さまざまな不調を引き起こすようになる。

猫の腎不全には慢性腎不全と急性腎不全の2種類がある。

3ヶ月以上継続して腎臓の機能が低下するか、GFR(糸球体濾過量)の50%以上に障害が確認されると、慢性腎不全と判断される。

猫が腎不全末期に鳴くとき

慢性腎不全は中高齢の猫に多く見られ、尿毒症などの末期症状を引き起こすこともある。

GFR(糸球体濾過量)とは、単位時間あたりに腎臓の糸球体という部位で濾過される血液の量のことだ。これにより腎機能の機能評価ができる。

慢性腎不全とは

慢性腎不全とは、腎機能が低下した状態が長期間にわたって続いている状態のことを指す。

初期症状はほとんど現れないため、異変に気づいた頃にはすでに症状が進行していることが多い。

何らかの原因で障害を受けた腎臓の組織が、繊維組織とよばれる本来の腎機能を持たない組織に置き換わり、老廃物の除去や尿の生成といった役割を失っていく状態である。

若い猫でもなる可能性はある

慢性腎不全は中高齢の猫に多く見られるが、若い猫でもなる可能性は十分にある。

もし若いうちに慢性腎不全と診断された場合、この病気と長く向き合っていく必要がある。

慢性腎臓病は1年間あたりの治療費は27万円以上もかかるため、飼い主にとっても負担が大きくなる。

治療費が払えないことも

猫が腎不全になった場合、年平均で15回の通院が必要となり、平均27万円以上の治療費がかかることになる。もし尿結石などを併発していた場合、手術費用だけで27万円ほどかかる。

急に大金が必要になるため困ってしまう人も少なくない。

いつお金がかかるかわからないため、事前にペット保険に入っておくことをおすすめする。

ほとんどのペット保険は腎不全が補償の対象になっているため、治療費が払えないようなこともなくなるはずだ。

治療費が払えないことも

急性腎不全とは

急性腎不全とは、他の病気や中毒、脱水などが原因で急激に腎機能が低下して、一時的に腎臓に障害をきたす状態のことだ。

治療により症状が回復した場合でも、後遺症として慢性腎不全になってしまう可能性もある。

食欲や元気がなくなったり、尿がでなくなったり、嘔吐したりといった症状が現れる。

シニアの猫なら鳴くこともある

猫はもともと砂漠原産の動物である。

そのため、少量の水でも生きていけるように腎臓が尿を濃縮する構造になっている。

そのため、年をとって腎機能が衰えてしまうと腎不全になりやすい。

理由もなく頻繁に鳴くような場合は、腎不全の可能性もあるため、動物病院で診てもらおう。

シニアの猫なら鳴くこともある

腎不全の原因

慢性腎不全は、加齢と共に炎症、感染、酸化などで腎臓がダメージを受けてしまうことが原因となる。そのため、7歳以上の猫に腎不全の症状が見られることが多い。

急性腎不全は、下部尿路疾患や心不全、伝染性腹膜炎の感染症、中毒、重度の脱水により、腎臓に負担がかかることで発症してしまう。

注意が必要な症状 ①多飲多尿

慢性腎不全になると腎臓の尿を凝縮する能力に障害がでる。

その結果、少量の水分に多くの老廃物が溶けている正常な尿に比べ、水分量が増えて薄くなった異常な尿が排出されるようになる。

尿量や尿の回数が多くなる多尿という症状になり、そのせいで脱水につながることもある。また、失われた水分を補うためにたくさん水を飲む多飲と呼ばれる症状も見られるようになる。

②食べない・飲まない

腎臓が正常に機能しなくなると、体内に老廃物が溜まり、体液の成分が不均等になってしまう。

そのため、猫は体調不良になってしまい強い吐き気を感じるようになり、食べたり、飲んだりといったことができなくなってしまう。

これにより十分な栄養が摂取できなくなるため、体重が減少してしまったり、ガリガリに痩せてしまう削痩といった症状を引き起こしてしまう。

③高血圧性網膜症

腎障害により、全身性高血圧症になると網膜に障害がでることがある。

視神経が含まれる網膜は高血圧によって障害がでやすく、失明や視力低下といった症状の高血圧性網膜症がみられる。

④眠らない

7歳を過ぎた高齢期の猫がなかなか眠らない場合、以下のような病気が考えられる。

  • 認知症
  • 甲状腺機能亢進症
  • 腎不全

眠らない

猫も高齢になると認証になることがある。その場合、意味もなくうろうろ歩き回ったり、急に大声で鳴いたり、夜寝ないで歩き回ったりといった症状がでる。

甲状腺機能亢進症になると食欲が異常に増し、やたらと動き回ることが増える。落ち着きがなくなりあまり寝なくなる猫もいる。

腎不全や肝疾患、心疾患などになると体のだるみや気持ち悪さから、なかなか眠れない場合がある。

⑤よだれが増える

腎不全になり、腎機能が低下すると、毒素や老廃物が体内に溜まって尿毒症を引き起こすことがある。

尿毒症は腎臓の機能が著しく低下することで、通常ならば尿と一緒に体外に排出される有害物質が体内に溜まっている状態のことをさす。

尿毒症になると、食欲がまったくなくなって激しい嘔吐を繰り返したり、気持ち悪さからよだれを垂らすようになる。口からアンモニアのニオイがすることもあるため、よくチェックしておこう。

⑥しゃっくり

猫も人間と同じようにしゃっくりをする。

ただ人間と比較すると発生頻度が低いため、飼い主が気づかないことも多い。人間のように「ヒックッ」と音が出るのではなく、一定の間隔でお腹がぴくぴくと波打つような特徴がある。

すぐに収まるようならば問題ないが、長く続いたり、食欲がなくなったり、開口呼吸をしているような場合は動物病院に連れていくようにしよう。

⑦ふらつき

猫は本能からか、たとえ弱っていても元気に振る舞うことがある。そのため、飼い主が気づいたときにはすでに症状が進行していることがよくある。

つい昨日まで元気だと思っていたのに、急に歩くときにふらつくようになることもあるため、よく観察しておきたい。

治療法は段階的に進む

猫が腎不全と診断されたら、すぐに治療が始まる。

初期段階では食事療法から始めるのが一般的だ。低タンパクで、低リンの療法食に切り替え、腎臓への負担を減らすことになる。

脱水を回復するためにペット用の補水液を与えたり、毒素を排出する活性炭や貧血症状の軽減を目的とした薬を処方されることもある。

症状が中期に入ると、初期の治療を続けつつ、皮下輸液の点滴をして脱水症状の緩和を図る。点滴の頻度は猫の状態によって異なるが、月2回程度のこともあれば、毎日必要な場合もある。

さらに症状が深刻になると栄養チューブの検討も必要になる。

治療法は段階的に進む

慢性腎不全末期から復活することは難しい

急性腎不全の場合、処置が早ければ回復する可能性はある。

ただ慢性腎不全の場合、たとえ治療をしても正常な状態まで回復させることはできない。

治療はあくまで病気の進行を遅らせるだけのため、長くつきあっていく必要がある。

腎不全末期で鳴く猫にできること

慢性腎不全の末期になると完全に回復することはないため、残された元気を維持しつつ、なるべく病気の進行を遅らせることが大切になる。

病気と長く向き合っていくためにも以下のことを心がけよう。

①できるだけ食事をさせる

腎不全になると、ほとんどの猫は食事をしなくなる。

点滴は脱水症状や電解質を補うしかできないため、カロリーを摂取するには食事をするしかない。

腎臓に負担がかからない低タンパクな食事がベストだが、療法食は嗜好性が低いため、食べてくれない猫も多い。

できるだけ食事をさせる

①-2. 療法食を吐く場合

ドライフードを与えても上手く飲み込めずに吐き出してしまうことがある。

食べやすいように水分が多いウェットフードを選ぶようにしよう。カロリーが高めのものを選び、1回の食事量を減らすことで負担を少なくできる。

一度に食べさせるのではなく、1日4~5回程度にわけて少しずつ食べさせるようにしよう。

①-3. チュールしか食べない猫もいる

キャットフードは食べないものの、チュールだけは食べるという猫もいる。

腎不全の猫にチュールを与えるのは栄養面からいってもよくない。腎不全の場合、腎臓になるべく負担をかけない療法食が適切だ。

チュールなどの他の食べ物を与えてしまうと効果が半減したり、まったくなくなったりすることもある。

病気の進行を遅らせるためにも、なるべくツールのようなおやつは与えないほうがいいだろう。

②楽になるように体を温める

猫が食事をとらなくなり、嘔吐の回数が増えると、3度以上体温が低くなることがある。また体力温存のため、寒いと感じていても涼しいところに行くようになる。

しかし、低体温は呼吸を浅くして、意識低下などを引き起こす可能性がある。

場合によっては命に関わってくるため、室温を高くしたり、毛布で包んだりして猫の体を温めるようにしよう。

③水分補給

末期になると皮下輸液で水分を補給するが、猫によっては上手く吸収できないこともある。

そのため点滴で水分を補っていたとしても、口からも水分補給するようにしよう。

スポイトなどで少量ずつ飲ませることで、水分を補うことができる。状態によっては水であっても吐くことがあるため、様子を見ながら少しずつ与えるようにしよう。

水分補給

点滴をやめるタイミング

症状が末期まで進むと、猫は水を拒否するようになる。

これは脱水によって意識がなくなって楽になるのと、無理矢理水分を入れることで水が溜まって苦しくなるのが原因だ。

そのため、亡くなる前は口を湿らす程度の水分でいいだろう。大量に水を飲ませようとすると肺のほうに水が入って溺れてしまうので注意が必要だ。点滴も特に必要なくなる。

終末期になるとガリガリに痩せてくるため、見ていて辛くなってしまう。

何とかしてあげたいのはやまやまだが、安らかに看取ってあげるのも方法のひとつだ。

治療をやめるのも選択肢のひとつ

猫の腎臓は一度壊れてしまうと元に戻ることはない。

そのため、治療のほとんどはこれ以上猫の腎臓の働きを悪くしないための対処療法となる。完全に回復することはないが、ある程度状態がよくなったり、延命したりする可能性はある。

しかし、症状が末期になり、とても苦しそうな場合にはターミナルケア(終末期治療)も選択肢に入れておこう。

ターミナルケアでは残されたわずかな時間を、できる限り苦痛なく過ごさせてあげるケアのことだ。

リナコール60カプセル(慢性腎臓病治療)

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「リナコール60カプセル」とは、犬猫の慢性腎臓病や腎性高窒素血症の治療を目的とした、シンガポール発FURMENTの腸内フローラ商品だ。

シンガポールの獣医師も勧める即効性があり、治療だけでなく、予防や健康維持といった目的でも使用できる特徴がある。

リナコール詳細

  • 動物病院で利用可能な慢性腎臓病や腎性高窒素血症を改善するための治療薬の中で、最も即効性がある内の1つ
  • 有名な同等商品よりも即効性に優れており、使用1~2週間で数値の改善がみられる
  • ペットが腎性高窒素血症から回復した後も、毎日投与することができる
  • 自然由来成分で安全性が高く、長期的な腎臓の健康維持を可能にする
  • 予防、治療、健康維持といった幅広い目的で使用可能
  • すべての年齢で使用可能
  • 冷蔵保存の必要がないのもファーメントシリーズ
  • 発行乳酸菌製品特有の風味(酸味)があり、犬猫が好みやすい味なので投与が簡単

つまり、あなたの愛猫にリナコールを試してあげてほしい。

あなたが、今、やるべきことは最善を尽くすことだと思う。

リナコール60カプセルは、「ぺっとくすり」で購入できる。

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リナコールの評価

すごく効いた気がします

フォルテコールを使用してましたが、少しでも良くなるものがあればと少し高額ですが購入しました。使うタイミングを検討していた所、健康だと思っていた別の11歳の子が急性腎不全で瀕死に。即効性があると記載があったので、病院から出された薬が一段落した所でこちらにシフトしてみました。

使い始めて程なく食欲、元気共にすっかり良くなり、1ヶ月半程経った今では毎日の点滴もせずにすっかり元気に落ち着いております。このお薬だけのせいかどうかは分かりませんが効いたのだと思います。購入して良かった!

ただ、大きいカプセルに粉末が入った形状なので、猫にそのまま飲ませるのは難しいです。問い合わせて相談し、カプセルのままの方が(溶けるタイミングなど考慮されている為)ベストなんでしょうが、飲まなないよりは良かろうという事で、腎臓ケアのウェットフードに中身の粉を混ぜて食べさせております。

フォルテコールと合わせての使用もできそうなので、お財布と相談しながら続けていくか検討中。何はともあれウチの猫はリナコールに救われました!!

総括:腎不全末期で鳴く猫に対し、最善を尽くそう

記事のポイントをまとめよう。

猫が腎不全末期に鳴くときについて

腎不全は腎臓の機能が低下する病気

猫の腎不全の種類

  • 慢性腎不全
  • 急性腎不全

7歳以上の猫は腎不全になりやすい

注意が必要な症状

  • 多飲多尿
  • 食べない・飲まない
  • 高血圧性網膜症
  • 眠らない
  • よだれ
  • しゃっくり
  • ふらつき

腎不全の治療は食事療法から始まる

慢性腎不全の末期から完全に回復することはない

腎不全末期の猫にできること

  • できるだけ食事を与える
  • 体を温める
  • 水分補給

水を拒否しだしたら点滴をやめるタイミング

治療をやめてターミナルケアにすることも

リナコール60カプセルを試すべき
※慢性腎臓病治療

リナコール利用者の評価は総じて高い

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