このページでは、ダークウェブへの入り方をPC・スマホで解説しつつ、アクセスは簡単だがVPNが必須である理由についても言及している。
近年、インターネットは生活になくてはならないものになり、スマホやタブレット、PCやゲーム機など、私たちはさまざまな場面でインターネットを利用している。
そして、我々の身近にあるインターネットには、実はダークウェブという裏の世界が存在しているのだ。
ダークウェブはインターネットからIPアドレスを隠すウェブサイトで構成されているため、通常では閲覧することができない。
そこで、ダークウェブの基礎知識や安全な入り方なについて理解しておこう。
記事の内容
- ダークウェブの入り方を詳しく解説
- 誕生した背景
- ダークウェブを利用する理由
- PC・スマホの専用ソフトが必要
- ①Torをダウンロード
知恵袋でのやり取り
アンドロイドの場合
iPhoneの場合 - ②VPNをダウンロードする
スマホのほうが危険性が高い - ③メールアドレスの登録
④ダークウェブに入る - アクセスした後はウィルススキャンすること
- ダークウェブの入り方がわかったら心得ておくこと
- 買えるもの=個人情報さえも
- 殺されることもある?危険性について
- 酷い動画サイトを見ることもある
- 表世界ではありえないサイト集
- 入ってしまったら違法になるか
- 裏の世界を見て酷い目にあったら自己責任
- ダークウェブの入り方は簡単だがVPN接続は必須
- 総括
ダークウェブの入り方を詳しく解説
ダークウェブは匿名性の高いネットワークを駆使しして作られたウェブサイトのことで、違法性を秘めている場合もある。
ディープウェブや深層ウェブといった闇サイトの中でも、さらに深い位置に存在するのがダークウェブだ。
ウェブは氷山に例えられることが多い。
私たちが一般的に閲覧しているのは「サーフェイスウェブ」と呼ばれ、氷山の海から出ている部分のことを言う。
これよりも水面に近い氷山の部分を「ディープウェブ」と呼ぶ。
ここには、パスワードが必要なwebサイトやツイッター・Instagramなど、自分のアカウントを作っているサイトなどが含まれる。
そして海中よりも深い氷山のことを「ダークウェブ」と呼ぶのだ。
これらのサイトにはGoogleやYahoo!などからは入ることができない。
そのため、特別な方法を使ってアクセスする必要があるわけだ。
ビバリーは脱獄後リョウと秋葉原スラムに潜伏しダークウェブからぬいた機密情報売ったり企業や政府にハッキング仕掛けて暮らしてます
— まさみ (@wKoxaUr47xGeAZy) May 29, 2022
誕生した背景
ダークウェブはひとつのネットワークとして構築されている。
ダークウェブのネットワークとして有名なのが2000年頃に誕生したTor(トーア)、Freenet、I2Pだ。この中でもTorがとくに大きい。
Torはアメリカ海軍調査研究所が開発したもので、現在もオープンソースとして開発・研究が続けられている。
そもそもは匿名での通信を実現するために開発されたもので、言論の自由のない国から匿名性を維持したままインターネットに接続できるサービスとして発展してきた背景がある。
ダークウェブと聞くと、不正行為や違法行為のイメージが強いが、匿名でいられることこそが支持の理由となっている。
ダークウェブ利用者の大半は、匿名でインターネットにアクセスするために利用している。
ダークウェブを利用する理由
ダークウェブといっても違法なものばかりではなく、合法的なコンテンツが半分以上を占めるといわれている。
人々がダークウェブを利用する理由はだいたい以下の3つだ。
- 匿名でインターネットにアクセスする
- 匿名でメディアに情報提供する
- 不正行為や違法な商品の売買をする
中国やロシアのような言論の自由が統制されている国では、インターネットへのアクセスも制限されている。
大手の海外メディアはそういった国々の人のためにダークウェブにサイトを構築してニュースを配信している。
ダークウェブには匿名でメディアに通報できる仕組みが整っている。
たとえば、CIAやSecureDropはダークウェブから匿名の情報提供を受け付けている。
また多くの人が想像するようにダークウェブには違法な商品なども売買されている。
ダークウェブでの違法取引は、仮想通貨による支払いが可能になったことで普及していった。
PC・スマホの専用ソフトが必要
ダークウェブには専用ソフトや高度なネットワーク知識がないと入ることができない。
また、たとえ入ることができたとしてもネットワークの詳しい知識がないと自分が危険な目に遭ってしまう恐れもある。
もし興味があってダークウェブに入りたい場合は、そういったリスクがあることも十分承知して試みてほしい。
手順 ①Torをダウンロード
ダークウェブに入るには通常のブラウザではなく、特別なブラウザを使う必要がある。
よく使われているブラウザが「Tor」だ。
もともとはアメリカのインテリジェンスのオンライン通信保護のために開発されたソフトである。
TorはFirefoxのウェブブラウザのバージョンで、ユーザーが匿名でウェブを閲覧できるようになっている。
そのため、ブラウザウィンドウサイズを変更するなど、ユーザーの情報を明らかにする可能性がある操作をブロックするかアドバイスするように設計されている。
知恵袋でのやり取り
Q.ダークwebの入り方を順次よく教えてください
A.Torをインストールするだけ。
Yahoo!知恵袋からの引用
アンドロイドの場合
AndroidのスマホでTorを入れる場合、まずapkファイルをインストールする必要がある。
https://www.torproject.org/download/ にアクセスして、Androidを選択しよう。
ダウンロードができても、このままでは使うことができないので、Androidの設定から「提供元不明のアプリ」が使えるように許可しておこう。
後は通知からダウンロードファイルをタップしてインストールすればOKだ。
iPhoneの場合
iPhoneでTorを使うにはいくつかの方法がある。
そのひとつが「Onion Browser」を使うやり方だ。
App Storeから「Onion Browser」というアプリをインストールしよう。
インストールが済んだらアプリを開いて、セキュリティをブロンズにしておけば完了だ。
ダークウェブとやらに遊びに行こうかしら(((
※ネタです pic.twitter.com/YEw5FgmChy— カスらーるんbot (@otosame1937) June 5, 2022
②VPNをダウンロードする
ダークウェブに入る際は、VPNをダウンロードしておいたほうが良い。
VPNとは「Virtual Private Network(バーチャル・プライベート・ネットワーク)」の頭文字を取った略語だ。
仮想の専用線をネットワーク上に構築する技術のひとつで、高いセキュリティが保たれる。
トンネリングという技術を用いて、データの送信者と受信者の間に暗号化された通路が確立されるため、データを盗み見られる心配がなくなるのだ。
Torを使って匿名でインターネットを使ったとしても、サーバーから情報をたどられてしまう可能性があるので、これを防ぐためにもVPN接続することが重要である。
VPN接続することで情報の抜き取りや改ざんが困難になるため、より安全にダークウェブにアクセスできるようになるわけだ。
そこで最もお勧めしたいのは、安全性と高速性を兼ね備えつつセキュリティーレベルが非常に高いNordVPNだ。
近年では、世界最高レベルのVPNとまで言われているため、ダークウェブに挑戦するならば必ず利用するようにしてほしい。
スマホのほうが危険性が高い
TorをインストールすればiPhoneやAndroidのスマホからでもダークウェブにアクセスできる。
ただし、身バレ対策がより難しくなるため、インターネットの知識によほどの自信がないならばPCからアクセスするほうが無難だ。
③メールアドレスの登録
ダークウェブにあるサイトを利用する際、メールアドレスの登録を求められることがある。
このとき、普段使っているメールアドレスを登録すると、身バレに繋がる危険性があるため、専用のメールアドレスを用意しておこう。
Torブラウザで使える「ProtonMail」や「TORbox」といったメールアドレスが使いやすい。
④ダークウェブに入る
Torを開くとDuck Duck GOという検索エンジンが表示される。
Duck Duck Goは違法なものなので、Googleなどの検索エンジンで調べてもヒットしないようになっている。
Duck Duck Goへの入り方は「Candle」「ahima」の2つがあり、両方とも検索エンジンなのだが、ダークウェブにしか検索結果は表示されない。
アクセスした後はウィルススキャンすること
ダークウェブにアクセスした後は、アンチウィルスソフトウェアで一通りパソコンをスキャンしておくことをおすすめする。
もしウィルスやランサムウェアが入り込んだ状態で再起動してしまうと、パソコンが起動しなくなったり、身代金を要求されたりする恐れがある。
自分では大丈夫だと思っていても、必ずウィルススキャンしておいたほうが賢明だ。
後から気づいたときには、もう手遅れになっている可能性がある。
ダークウェブの入り方がわかったら心得ておくこと
ダークウェブでは通常のインターネットではやり取りできないようなものが扱われている。
具体的には以下のようなものがあるため、心の準備をしておこう。
買えるもの=個人情報さえも
ダークウェブで買えるものとして代表的なものが個人情報だ。
サイバー犯罪者が企業を攻撃したり、個人の情報を抜き取ったりしたものが売買されている。
また、ネットショッピングやネットバンクを利用する際に使ってるログインIDやパスワードといった情報も不正利用されていることが多い。
ネットショッピングを利用する際、ほとんどの人がクレジットカードを登録して買い物をしているはずだ。
このようなクレジットカードの情報も個人情報の一環として売られていることがある。
サイバー犯罪者はサイバー攻撃を行う際に、さまざまなツールを用いる。
こうしたツールは自分で開発することもあるが、ダークウェブで買うこともあるのだ。
このように、ダークウェブでは表のインターネットでは到底やり取りでない違法性が高いものが売買されているので注意すべきだろう。
ウクライナ人はダークウェブ、外国のシャドウトレーディングプラットフォームで「FGM-148 ジャベリン」をテロリストたちに販売していることが判明。
※ちなみに価格は、1基3万ドル(約350万円)。
本来の調達価格は、59万3203ドル(約6820万円) https://t.co/GR8W6laLmw— コード・アリス(Code_Alice🇯🇵) (@AIs_of_Dragoon) June 2, 2022
殺されることもある?危険性について
ダークウェブを利用する際にはそれなりのリスクは覚悟しておいたほうがいい。
TorやVPNで対策できていると考える人もいるだろうが、ダークウェブの住人には、そういった対策を凌駕してしまうような人がいるからだ。
そういう危険な人物に目をつけられると、ひどい目に遭う可能性も十分にある。
そして、ダークウェブにもネットショップがあるが、これらのショップには表世界でやり取りできないようなものが売られていることが多い。
こうした違法性があるものを購入したり、問い合わせをしたりすれば、危険な人物や組織と接点ができてしまう。
軽い気持ちで購入すると、いつ犯罪に巻き込まれてもおかしくないため、十分に注意してほしい。
酷い動画サイトを見ることもある
インターネット上にはグロ映像やグロ画像などがある。
ただし、そうした映像はモザイクがかけられていたり、すぐに削除されてしまったりするのが普通だ。
ダークウェブだとこうした動画がよく置かれている。
うっかり動画サイトを開いてしまって、人や動物が大量に殺されるようなグロ映像を見ることもあるため気をつけよう。
表世界ではありえないサイト集
死体に関わる画像や映像はインターネット上ではタブーになっていることが多い。
しかし、ダークウェブには死体愛好家向けのコンテンツもある。
噂では死体が買えるサイトまであると言われているほどだ。
ただ見るだけのつもりでも、こうしたショッキングなものが目に飛び込んでくることがあるため、それなりに覚悟はしておこう。
また、あり得ないものの例としてよく取り上げられるのが、子供の霊を像に閉じ込めて販売しているサイトだ。
その霊の元になった子供はどうなったのか、閉じ込められている霊に何をするのか、いい霊なのか悪霊なのか、などなど疑問はつきないが、こうした常識でははかれないサイトも存在する。
そして、ダークウェブの中で有名なものとして、以下のようなサイトがある。
- The Hidden Wiki
- Onion Wallet
- Torch Search Engine
- Pro Publica
- SECUREDEOP
これらのサイトは必ずしも安全とは言い難く危険性が高いため、アクセスする場合には十分に注意してほしい。
入ってしまったら違法になるか
ダークウェブにアクセすること自体は、違法ではなく合法である。見ただけで逮捕されるようなことはない。
しかし、個人情報が漏洩して、そこから悪用されて罪をかぶせられてしまう可能性はある。
また、アクセスしただけでウィルスに感染してしまう可能性もゼロではない。
ダークウェブではサイバー犯罪が多発しているため、いつ巻き込まれてしまっても不思議ではない状況なのだ。
結局のところ、犯罪や事件の巣窟となっているため、迂闊に近寄らないほうが賢明だろう。
裏の世界を見て酷い目にあったら自己責任
ダークウェブには匿名性を重視したものもあるが、危険サイトも多くある。
実際にダークウェブにアクセスして酷い目に遭った人もいる。
もしダークウェブに入るならば、そういった危険性があることも十分に理解しておこう。
入ってから後悔しても、すでに遅い可能性もあるわけだ。
総括:ダークウェブの入り方は簡単だがVPN接続は必須
記事のポイントをまとめよう。
ダークウェブの入り方について
ダークウェブは匿名でネットにアクセスするために作られた
ダークウェブを利用する理由
- 匿名でインターネットにアクセスする
- 匿名でメディアに情報提供する
- 不正行為や違法な商品の売買をする
インターネットには裏の世界がある
ダークウェブに入るには専用ソフトが必要
- よく使われるのがTorというブラウザ
- Android・iPhoneでも入れる
安全性を確保するにはVPN接続する
アクセスした後はウィルススキャンする
身バレしないメールアドレスを用意しておく
ダークウェブには表世界にはないものが多数ある
個人情報や違法ツールが売買されている
ダークウェブにはリスクがあることを十分に理解する
ダークウェブの有名サイト集
ダークウェブを見るだけならば合法
ダークウェブは通常のブラウザではたどり着くことができないインターネットの裏世界である。
表世界ではありえないようなものがやり取りされているため、興味がある人も多いかもしれない。
ただし、ダークウェブへのアクセスは自己責任となるため、軽い気持ちでやるのはおすすめしない。
やはり、リスクを避けるのはVPN接続が必須となる。
前述した通り、NordVPNなら手軽な料金で利用できる上に、安全性の高さは世界トップクラスである。
すでに、世界中で使われており信頼性も高いため、初めてVPN接続する人には是非ともおすすめしたいところだ。
ダークウェブに入るならば、間違いなくNordVPNは必須と言えるだろう。
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