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デアゴスティーニの総額を31ジャンルで調査!これは必要経費だ!

デアゴスティーニ 総額

創刊号が破格な金額で発刊されることでその名をあげた『デアゴスティーニ』。ワンコインで買えたりするので創刊号だけ購入する人も多そうだ。気にはなるのだ。子供のころにみていたアニメ。憧れた『まるめよんとう』のスカイライン。時空を越える『デロリアン』

子供のころに買えなかったものをそっと毎週手に入れたいと思っている大人たちに紹介したい。

どかん!と一括での出金で気づかれないように……。

◆デアゴスティーニとは

  • 正式名称:株式会社デアゴスティーニ・ジャパン
  • 英語表記:K.K. DeAgostini Japan
  • イタリアのデアゴスティーニ社の日本法人である
  • 世界地図の普及を目的としたイタリアの地理学者ジョバンニ・デ・アゴティーニ氏が1901年に地図研究所として設立したのが始まり

記事の内容

  • デアゴスティーニの総額の価値
  • デアゴスティーニのパートワーク
  • 特殊な販売方法
  • デアゴスティーニの総額を31ジャンルで調査!
  • 総額不明:隔週刊 クラシック・コレクション
    総額129,122円:隔週刊 ディズニー・マジカルオーディオえほん
    総額148,300円:週刊 マイ・ディズニー:本場アメリカのジオラマ
    総額226,130円:週刊 サンダーバード秘密基地
    総額137,500円:週刊 ムーミンハウスをつくる
    監修した村上一昭氏が語るムーミンハウスの魅力
  • 総額158,800円:週刊 つくってあつめるスヌーピー&フレンズ
    総額69,926円:隔週刊 ニードルフェルトでねこあつめ
    総額120,430円:隔週刊 キャシーといっしょにハワイアンキルト
    総額140,692円:隔週刊 かわいい刺繍
    総額161,564円:週刊 ロビ2 二足歩行のコミュニケーションロボット
    【開封!あのデアゴスティーニさんからダンボールが届いたので開けてみた!】
  • 総額108,891円:週刊『マイ3Dプリンター』
    総額不明:週刊『スカイライダー・ドローン』
    総額105,052円:週刊『ガンダム・モビルスーツ・バイブル』
    総額144,394円:隔週刊『仮面ライダーDVDコレクション平成編』
    総額不明:隔週刊『THE COMBAT TANK』傑作戦車&装甲戦闘車両コレクション
    総額1,212円:『鉄道ザ・ラストラン』最後のブルートレイン
    総額不明:週刊『マクロス・クロニクル新訂版』
    総額0円:西部警察
  • デアゴスティーニの総額は夢をかなえるための必用経費
  • 総額202,279円:週刊『スター・ウォーズ ミレニアムファルコン』
    総額211,390円:月刊『STARTREK THE NEXT GENERATION』
    総額162,551円:週刊『アイアンマン』
    総額203,130円:週刊『ダッジ チャージャー ワイルドスピード』
    総額231,409円:週刊『バック・トゥ・ザ・フューチャー デロリアン』
    総額184,331円:週刊『スカイライン2000GT-R(KPGC110)』
    週刊 ケンメリGT-R
  • 総額180,976円:週刊『NISSAN GTR NISMO(ニスモ)』
    総額197,800円:隔週刊『日本の名車コレクション』ハコスカ
    総額118,636円+税:週刊『トヨタ2000GT』
    総額166,401円:週刊『YAMAHA YZR-M1バレンティーノ・ロッシモデル』
    総額不明:週刊『ホンダCB750』
    総額195,600円:週刊『Honda NSX』
    総額157,900円:隔週刊『アメリカンカーコレクション』
  • デアゴスティーニは総額を考えると無駄な大人買いなのか
  • 総括

デアゴスティーニの総額の価値

1959年にマルコ・ポーロが口述していたとされる旅行記で、日本では『東方見聞録』として知られている書をイタリア語訳で『イル・ミリオーネ』というタイトルで出版し、成功して多くの名声を得たのがデアゴスティーニのパートワーク形式の第1号である。

デアゴスティーニのパートワーク

1つのテーマについて週刊や隔週刊などの定期的な刊行スタイルをとるデアゴスティーニの刊行商法である分冊百科のことをパートワークと呼んでいる。

このパートワークスタイルの出版方法はデアゴスティーニが全世界の50%以上ものシェアを占めていて、日本でもその多彩なジャンルのパートワークスタイルはしっかり定着している。

デアゴスティーニのパートワーク

デアゴスティーニのパートワークのテーマは歴史や音楽、車など数種類ある。そのタイプは大きく分けて『マガジン系』『学べるコース系』『コレクション系』そしてデアゴスティーニの真骨頂ともいえる『組み立て系』がある。

情報誌として全号そろえると百科事典のようになるものや、Zippoのような人気のあるオイルライターの名作復刻版がそろえられたり、車のようなプラモデル的に全号そろえて1つの作品が完成するものなどのことだ。

新刊の発売が決定すると始まるCMではまずその完成品を魅せて興味をひきつける。どんなものがでてくるのかという興味とともに流れてくる『デアゴスティーニ♪』というお決まりのフレーズが耳に残る。そして創刊号ならではの金額に思わず購入してしまう人が多い。当然、購入したからには完成を目指すだろう。

特殊な販売方法

とにかく号数の多いのが特徴のデアゴスティーニだからこそ、その商品化への事前リサーチにはかなりの力を入れているようだ。発売したもののだんだん右肩下がりになってしまっては赤字になってしまう。購入者にとっては魅力がなくなるというより作れなくなって諦めてしまうパターンもあるだろう。

やむを得ず『販売打ち切りや休刊』を決断する競合他社がある中、デアゴスティーニには基本、打ち切りの事例はないとマーケティング本部メディア&プロモーション マネージャーの長谷川慎一郎さんはいう。※GLOBIS知見録より

「マガジン系」「学べるコース系」には創刊号に保存用のバインダーを、「コレクション系」には最後にコレクションケースをプレゼントするなどの工夫の成果だろうか。

また、シリーズによっては事前に地域限定で販売状況を確認する方法を取ったり、「組み立て系」で途中挫折した人用に『組み立てサービス(有料)』を実施しているのも強みだろう。

※『組み立てサービス』の利用は定期購読者のみ。詳細は【組み立てサービスのご案内】(デアゴスティーニ)でご確認を。

デアゴスティーニの総額を31ジャンルで調査!

これまで発売されてきたパートワークの中で最も売れたのが1994年創刊された『クラシック・コレクション』である。

毎号クラシック音楽CDを付録にして全180号が発刊され、シリーズ総計1600万部を売り上げていてその記録は今も破られていない。

※金額はすべて税込表示

デアゴスティーニの総額を31ジャンルで調査!

総額不明:隔週刊 クラシック・コレクション

  • 1994年09月27日創刊(全180号)
  • 1996年03月10日完結

隔週刊 クラシック・コレクション

チャイコフスキー、ドヴォルザーク、ペートーペンなどどこかで耳にした覚えのある曲を集め、それぞれマガジンで詳しい説明を入れ楽しく演奏できるようにやさしい楽譜も掲載されている。全号そろえると180曲分になる。なかなかのコレクションになる。

総額129,122円:隔週刊 ディズニー・マジカルオーディオえほん

  • 2020年10月20日創刊(全80号予定)
  • 2号特別価格:990円
  • 通常価格:1,639円

これはデアゴスティーニの『コレクション系』なので、ディズニーファンなら全号そろえたくなるだろう。だが全号ないと完成しないというものではない。2号でマジカルスピーカーを手に入れておけばあとは欲しい絵本だけそろえればいい。

創刊号で絵本が1冊とその絵本のフィギュアがついてくる。そのフィギュアに仕組みがある。2号についてくるマジカルスピーカーの上にそのフィギュアをセットすると絵本を読んでくれるという仕組みだ。

フィギュアは高さ7cmほどの大きさ。絵本のサイズは縦が約26.5cmで横が約19.5cmほど。ハードカバー仕様でしっかりしている。

マジカルスピーカーがなければ始まらないディズニーオーディオえほん。そのメインとなるマジカルスピーカーが創刊号ではなく2号についてくるので創刊号だけでは意味をなさない。創刊号と2号を購入したらあとは自分の好きな絵本の号を買って楽しむもよし、全号完璧にそろえてしっかりコレクション化するもよしである。

総額148,300円:週刊 マイ・ディズニー:本場アメリカのジオラマ

  • 2007年09月18日創刊(全100号)
  • 創刊号特別価格:790円 
  • 通常価格:1,490円 

ディズニーファンにとってはかなり魅力的なシリーズであり、自宅に飾って毎日眺めていたいと思う反面100週かけて集めて実際に完成させるとなるとかなりの難問となるだろう。このように数分に集約して100号分の完成課程を見せられると創作意欲がそそられて挑戦してみたくなるのではないだろうか。

総額226,130円:週刊 サンダーバード秘密基地

  • 2020年01月14日創刊(全110号)
  • 創刊号特別価格:499円 
  • 2号特別価格:1,099円 
  • 通常価格:2,079円 

全体に幅が約70cm、奥行60cmほどの大きさということで完成形は自身で作り上げたという達成感に加えてかなりの存在感がありそうだ。ミニチュアで楽しむという域は完全に超えている。総額もすごい金額なのだが毎号支払う分にはさほど負担に感じさせないのがデアゴスティーニの戦略だろう。

見た目の感動に加えて発射時のエンジン音や「5、4、3、2、1」というカウントダウンのギミックが加わり完成品の実物は鳥肌ものなのでは。

総額137,500円:週刊 ムーミンハウスをつくる

※今回の金額はデアゴスティーニから現在発売されている『ムーミンハウスをつくる【全100号】キット』(マガジンなし)の金額

参考:デアゴスティーニ・セレクトショップより

監修した村上一昭氏が語るムーミンハウスの魅力

ムーミンハウスを彩るのは北欧の家具や小物、そして8体のムーミンの人気キャラクターのフィギュアたち。こちらは「いかに簡単に本格ドールハウスを組み立てられるか」にこだわって設計された初心者向けのシリーズである。

ムーミンキャラクターズ社からJapan product of the year 2017を受賞するほどの完璧な作品でデアゴスティーニ大ヒットシリーズの1つ。

2019年には『週刊「ムーミンハウスをつくる」【全100号】キット』が100セット限定で発売されている。100号分の全パーツとカラーの組立説明書の他にスペシャル特典としてムーミンランチマットと三角定規セット(2枚)がついて125,000円(税別)だった。デアゴスティーニマガジンは付かない。

総額158,800円:週刊 つくってあつめるスヌーピー&フレンズ

  • 2021年01月05日創刊(全100号予定) 
  • 創刊号特別価格:499円 
  • 通常価格:1,599円 

人気コミック『ピーナッツ』でスヌーピーやチャーリー・ブラウンたちフレンズが登場したのが1950年。今から70年以上も前なのに今も世界中から愛され続けているスヌーピーたち。この『つくってあつめるスヌーピー&フレンズ』にはスヌーピーのコミックからの厳選されたシーンが抜粋されている。

片面では収まりきらず裏面も使って両面32個のシーンにスヌーピー、チャーリー・ブラウン、ウッドストックをはじめフレンズたちが数多く登場している。

全号そろえるのは子供のため?いえいえ、家族みんなのためだろう。毎号どんなスヌーピーとフレンズたちがやってくるのか楽しみになる。全100号購入者にはスヌーピーのぬいぐるみ(体長約40cm)がプレゼントされる。

総額69,926円:隔週刊 ニードルフェルトでねこあつめ

  • 2018年01月30日創刊(全70号) 
  • 創刊号特別価格:305円 
  • 通常価格:1,009円 

創刊号に作成するためのニードルとマットがついていて、毎号1匹ずつかわいいねこちゃんが作れるので全部そろえると70匹もの猫が部屋中にあふれることになる。

最初はとまどいながらなのでうまくいかないかもしれないが、毎号作り上げていくうちに上達していくものだろう。うまく作れるようになったらプレゼントとして喜ばれる1つになることまちがいなしだろう。

1号で頭を作って2号で胴体、という分割がないので取り組みやすいし出版元のデアゴスティーニ・ジャパンには申し訳ないが、全号そろえなくてもいいというゆるさがあっていいかもしれない。自宅時間が長くなっているのでこんな風に時間を有効に使えるのも楽しいだろう。

総額120,430円:隔週刊 キャシーといっしょにハワイアンキルト

  • 2019年01月04日創刊(全80号予定)
  • 創刊号特別価格:508円
  • 通常価格:1,518円

キルトは興味があってもなかなか材料をそろえるのが大変そうで手が出せないもの。それがこの『キャシーといっしょにハワイアンキルト』なら制作に必要な材料もセットになっているのでとりかかりやすい。

キャシーさんならではのハワイアンキルトの小物から作り始め、気づいたら200cm×150cmという大作のインテリアカバーが出来上がっているのだ。

総額140,692円:隔週刊 かわいい刺繍

2018年08月28日創刊(全100号)

  • 創刊号特別価格:508円
  • 通常価格:1,416円

マガジンには写真付きの細かい手順書があり、順に進めていけば無理せず上達していけるだろう。また要所ごとにQRコードもあるのでわかりやすい。『四季の童話タペストリー』などの大きいものに1つずつ刺しゅうをしていくのだが、それだけではなく各号に袋ものやコースターなど小物もついてくるのでかんたんに作れる楽しさもある。

当初の予定では80号で完結だったものが好評につき20号分延長が決まっている。新しいステッチやビーズづかいなどを取り入れた『シンデレラ』の時計付きブック型フレームで完結のようだ。

総額161,564円:週刊 ロビ2 二足歩行のコミュニケーションロボット

  • 2017年06月06日創刊(全80号)
  • 2019年04月02日完結
  • 創刊号特別価格:799円
  • 通常価格:2,035円

ロビ2が完成するまでと誕生する瞬間が感動する。ロボットなのだが最初のやりとりで性格が決まってくるらしい。そしてなんとも愛らしい。これが自分で苦労して誕生させたとなればかわいさ1000倍だろう。80号かけてもつくりたくなるシリーズだ。

このかわいさが毎週の出費2,000円ほどで手に入るなら手を出してしまうかもしれない。ただ正確につくりきれるかどうかは別だが……。

そして、こんなラッキーな人がいた!

【開封!あのデアゴスティーニさんからダンボールが届いたので開けてみた!】

陣内智則さんである。どうやら陣内智則さんのネタの中でデアゴスティーニの社名をだし商品絡みですべっていたのをいじられていたらしい。個人宛とはいえ当然事務所を通してのものだろう。その後実際に制作に至っているのか、その過程をどこかでネタとして扱っているのか気になるところだ。

総額108,891円:週刊『マイ3Dプリンター』

  • 2015年01月05日創刊(全55号)
  • 2018年11月01日完結
  • 創刊号特別価格:999円
  • 通常価格:1,998円

週刊「マイ3Dプリンター」は『組み立て系』でありながら『学べるコース系』の色も持ち合わせるという異色系のシリーズである。話題の3Dプリンターを作り上げながらマガジンの方で3Dのプリントについて初歩から学べるのだ。

市販の3Dプリンターは通常のプリンターのようにポン!と買ってきてすぐに使いこなせるものではない。ましてや3Dプリンターといえば高い商品だ。

ところが、この『マイ3Dプリンター』は創刊号が999円という安価であり、総額は決して安い金額ではないものの毎号にかかる金額は生活に支障があるほどのものではないのだ。

最終号までそろえて完成させればマイ3Dプリンターができあがっていてさらに使いこなせるようになっているだろうという期待から購入した人が多い。最終号が発売され各家庭に3Dプリンターが完成した結果、日本の3Dプリンター保有率が一気に上がっていたことだろう。

総額不明:週刊『スカイライダー・ドローン』

  • 2015年02月03日創刊(全57号)
  • 2018年05月31日完結
  • 創刊号特別価格:999円

フェラーリのデザインなどで有名な世界的デザイン会社『ピニンファリーナ』にデザインを依頼したというスカイライダーのフォルムは流れるように美しい。最新デジタル技術を駆使しクラストップレベルの高性能モデルが誕生している。

これはミニチュアではなく実機である。操縦者の技術に沿ったフライトモードが選べるので腕を磨いて空撮に挑戦するのも楽しいだろう。

総額105,052円:週刊『ガンダム・モビルスーツ・バイブル』

  • 2019年01月29日創刊(全100号→150号に延長)
  • 創刊号特別価格:305円
  • 通常価格:703円

週刊『ガンダム・モビルスーツ・バイブル』

gundam

週刊『ガンダム・モビルスーツ・バイブル』は『マガジン系』なので手先の器用さも必要なくガンダムの情報通になるために毎号集めてさまざまな視点から語られるMSを楽しめる。毎号描きおろしのイラストが掲載されるのでまさにガンダムのバイブルといえる。

総額144,394円:隔週刊『仮面ライダーDVDコレクション平成編』

  • 2021年06月15日創刊(全97号予定)
  • 創刊号特別価格:490円
  • 通常価格:1,499円

仮面ライダークウガから仮面ライダーディケイドまでの平成仮面ライダーがそろうDVDコレクション。

総額不明:隔週刊『THE COMBAT TANK』傑作戦車&装甲戦闘車両コレクション

  • 2012年05月22日創刊(全120号)
  • 2016年12月20日完結

隔週刊『THE COMBAT TANK』傑作戦車&装甲戦闘車両コレクション combat 03

精密なモデルと詳細な解説で120種類もの戦車&装甲戦闘車両のコレクションが完成した暁には達成感も大きかっただろう。隔週で4年半以上かけての収集である。ほこりや衝撃を防いでくれるプラスチック製のクリアケースがついていたのが嬉しい。

ただ、戦車好きにとっては1台くらい制作してみたい、という気持ちがたかぶったのではないだろうか。

総額1,212円:『鉄道ザ・ラストラン』最後のブルートレイン

  • 2018年03月13日発売
  • 『鉄道ザ・ラストラン』3号

『鉄道ザ・ラストラン』最後のブルートレイン

日本全国で惜しまれつつ引退していった列車のラストランを収録したDVDコレクション。第3号は昭和30~40年代、東京と九州を結んでいた寝台列車『富士・はやぶさ』だ。

東京駅から九州までの約20時間を走り続けた『富士・はやぶさ』のラストランを収録したDVD付きマガジン。

DVD付きマガジン

『ブルートレイン』の『組み立て系』を創刊しているのは、デアゴスティーニではなくアシェット・コレクションズ・ジャパン。

『ブルートレイン3車両をつくる』として2021年9月9日に創刊する。価格は創刊号特別価格が299円、第2号以降が1999円で全120号で完結する。

総額不明:週刊『マクロス・クロニクル新訂版』

  • 2013年01月15日創刊(全81号)
  • 2014年08月05日完結

マクロス・クロニクル新訂版

2008年7月~2010年6月に小学館集英社プロダクションから刊行された『マクロス・クロニクル』(全50号)に大幅に新規ページを加えた改訂版である。

1982年からスタートしたテレビアニメ『超時空要塞マクロス』はシリーズ化され、テレビアニメの他ラジオドラマ、劇場版、舞台へと幅を広げていた。2021年には新作の劇場版の公開が予定されている。

総額0円:西部警察

『西部警察』については『マガジン系』も『組み立て系』もデアゴスティーニでの発刊は確認できなかった。DVDなどの『コレクション系』もない。

西部警察

パートワーク系の同業他社で『西部警察』で使われていたスーパーパトカーを1/8サイズで『組み立て系』として創刊しているので、デアゴスティーニでの創刊と勘違いされているようだ。

デアゴスティーニの総額は夢をかなえるための必用経費

デアゴスティーニは総額20万円越えが当たり前のようになっているが、それを高すぎると思うか当然の金額と思うかは個人のその完成品にこめる想いの違いなのだろう。愛してやまないモデルを自身の手で組み上げ1/8や1/10の大きさで仕上がったものを目の前にした瞬間の感動。

完成品を同額で買うとなると高いと思ってしまうのかもしれない。制作するという時間を使わない分同額で買えるならその方が安く感じてしまうのは邪道だろう。

総額202,279円:週刊『スター・ウォーズ ミレニアムファルコン』

  • 2016年01月05日創刊(全100号)
  • 2017年12月05日完結
  • 創刊号特別価格:814円
  • 通常価格:2,035円

とにかくパーツが細かい!多い!精工!そして光る!開く!動く!そこにはたしかにファルコンがある!!!これを作った人もすごいがこれを商品化したデアゴスティーニもすごい!このファルコンの完成形が日本国内に何機あるのだろう。

実はこれ、『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』のアクションシーンで使われていたシリーズ最大といわれる模型の撮影用の模型と同じサイズのもので完全なオフィシャル・レプリカなのだ。貴重な逸品である。

総額211,390円:月刊『STARTREK THE NEXT GENERATION』

  • 創刊号:1,990円(全31号予定)
  • 通常価格:各6,980円
  • ※定期お届け便のみ

月1回の発刊なので完成までに約3年を要する。全長約70cmというかなりの大作だが、作業自体はパーツをはめ込んだり所定の位置にネジ留めするだけというカンタンなもの。配線もコネクタでつなげるだけのようだ。

総額162,551円:週刊『アイアンマン』

  • 2020年08月18日創刊(全100号予定)
  • 創刊号特別価格:290円
  • 通常価格:1,639円

アイアンマン

完成時のサイズは高さ約60cm、重さ約3.6kgとかなりの大きさである。創刊号でまずアイアンマンの顔だけがくるというのも次回への購買意欲につながる。しっかりと目が光るのも感動的である。

総額203,130円:週刊『ダッジ チャージャー ワイルドスピード』

  • 2020年02月25日創刊(全110号予定)
  • 創刊号特別価格:499円
  • 通常価格:1,859円

全世界累計興行収入が5,000憶円突破するという狂った人気の『ワイルドスピード』が2021年夏日本に帰ってきた。その『ワイルドスピード』1作目は今から20年前の2001年。その1作目に登場したのがこのダッジチャージャーだ。当時のワクワク感がよみがえってくる。

総額231,409円:週刊『バック・トゥ・ザ・フューチャー デロリアン』

  • 2017年01月31日(全130号)
  • 2019年07月30日(完結)
  • 創刊号特別価格:499円
  • 通常価格:1,790円

映画ファンにとって夢のデロリアンが完全再現!かなりの細かさなので簡単には完成させてもらえないだろう。その分完成した時の達成感がたまらなそうだ。ペダルを押すとしっかりとストップランプが点灯する。

総額184,331円:週刊『スカイライン2000GT-R(KPGC110)』

  • 2020年09月08日創刊(全100号)
  • 創刊号特別価格:290円
  • 通常価格:1,859円

週刊 ケンメリGT-R

これぞデアゴスティーニ!といえる『組み立て系』に登場したのが4代目スカイラインのトップモデルとして1973年1月に登場したスカイライン2000GT-R(KPGC110型)である。このスカイライン2000GT-R(KPGC110型)はキャッチコピーが『ケンとメリーのスカイライン』で通称『ケンメリ』と呼ばれ一世を風靡したモデルである。

『ハコスカ』の後を継ぐ代表格だったにもかかわらず、発売4ヶ月にして生産打ち切り、その生産台数わずか200台足らずという運命の車種だ。

総額180,976円:週刊『NISSAN GTR NISMO(ニスモ)』

  • 2018年08月28日創刊(100号完結)
  • 創刊号特別価格:499円
  • 通常価格:1,823円

めちゃくちゃリアルな完成形に驚かされる。さすがデアゴスティーニだ。またここまで完璧につくりあげるにはかなり手先の器用さが必要とされるだろう。

それにしても1/8というのはかなり大きいと感じる。一般的には1/10サイズがシンプルに多そうだがデアゴスティーニのように実際に実物のように仕上げるとしたら1/10では小さすぎて実現させるのが難しいのだろう。

また全号そろえてガンバるぐらいのファンには逆にリアルさが増してうれしいサイズなのだろう。しっかりとライトも点灯する。

総額197,800円:隔週刊『日本の名車コレクション』ハコスカ

※ハコスカ(スカイライン2000GT-R(KPGC10)は隔週刊『日本の名車コレクション』2号(1,990円)になります

  • 2021年06月22日創刊(全100号)
  • ※宮城・栃木試験販売
  • 創刊号特別価格:790円
  • 通常価格:1,990円

こちらは「ハコスカ」といってもデアゴスティーニにはめずらしく1/64サイズの完成形ミニカー。ライトの点灯などもない。マガジンにはその号に付属する車種(2号はスカイライン)の歴

車で簡単には手の届かない憧れの車だった。

当然デアゴスティーニでも『組み立て系』の中で扱っているだろうと思っていたら扱いがなかったことに驚いた。

日本の名車コレクション

実はデアゴスティーニと同じように毎号送られてくるパーツをそろえて1台のスカイラインを完成させるパートワークマガジンがアシェット・コレクションズ・ジャパンから発売されていたのだ。

ところがこのアシェット・コレクションズ・ジャパンから発刊されていたハコスカは、日産自動車と京商の全面協力を得て設計・開発されていたようなのだが、最終的にはかなり仕上がりに不満が残るものだったらしい。

当初の予定の100号から150号に追加され、その総額も18万円ほどの予定が26万円超になったという。

そして一番の問題は仕上がりが当初の画像からあきらかに違うという点。外観から見えるパーツだけでも3ヶ所の切断部分があったという。これについては日産自動車も京商も購入者からの問題点を確認していて当初の監修時点ではこのような問題点はなかったという見解を示している。補償も検討していたようだ。

総額118,636円+税:週刊『トヨタ2000GT』

  • 2011年12月13日創刊(全65号)
  • 2013年03月13日(完結)
  • 創刊号特別価格:790円
  • 通常価格:1,990円

日本車史上最も美しいフォルムと言われている『TOYOTA 2000GT』はわずか337台しか出荷されなかった幻の名車。トヨタ博物館に置かれている実車と当時の資料とで再現に至った1/10スケールは全長約42cm。デアゴスティーニにはめずらしく65号で完結となっている。

総額166,401円:週刊『YAMAHA YZR-M1バレンティーノ・ロッシモデル』

  • 2019年03月19日創刊(全92号)
  • 創刊号特別価格:508円
  • 通常価格:1,823円

YAMAHA YZR-M1の実車を3Dスキャンし超精密技術でモデル化。細部まで見事なまでに再現されている。

ホンダからヤマハに移籍したバレンティーノ・ロッシ選手が初戦の南アフリカGPで優勝を飾った時の愛車がYAMAHA YZR-M1。その後9度ワールドチャンプの座に立ち史上最強のライダーとも言われたバレンティーノ・ロッシ選手の戦績、YAMAHA YZR-M1の詳細が掲載されている。

YAMAHA YZR-M1バレンティーノ・ロッシモデル

バレンティーノ・ロッシ選手は2021年のシーズン限りで引退を表明している。

総額不明:週刊『ホンダCB750』

  •  2010年08月31日創刊(全80号)
  • 2012年03月13日完結 
  • 創刊号特別価格:690円 

圧倒的な1/4スケールでの完全再現という大挑戦の作品。ホンダが世界のバイク市場に自信を持って発表した『Honda DREAM CB750 FOUR(K0)』。その圧倒的な存在感は全世界を魅了した歴史的な名車だ。

台座ではあるがキー挿入口がありレプリカキーを挿してエンジンをかけるという醍醐味。ホンダCB750から実録したエンジン音を採用していて、キックした際の音、シフトチェンジ後の音との違いもある。

ライトの点灯、ウインカー、クラクションそしてストップランプまで点灯するというこだわり。その細かさにさすがデアゴスティーニとうなってしまう。

ただちょっとクラクションは悲しい音だった。

総額195,600円:週刊『Honda NSX』

  • 2021年8月17日創刊(110号予定)
  • 創刊号:490円
  • 通常価格:各1,790円

スーパーカーNSXの流れるようなフォルムと彫刻的なデザインを忠実に再現されていてファンをうならせる。本田技研工業から実車の3Dデータを提供してもらっての制作なので完璧なはずだ。

専用リモコンはコントローラーも兼ねていて、ライト操作以外にもドライブモード別のエンジン音を鳴らすこともできる。

総額157,900円:隔週刊『アメリカンカーコレクション』

  • 創刊号:690円(全80号予定)
  • 通常価格:各1,990円

こちらは制作なしで「独特なフォルム、リアルなカラーリング、エンブレムやディテームも再現」を謳う完成品。背景付専用ケースが付いてくる。マガジンでは毎号貴重な写真や資料が満載でアメリカンカーの魅力を徹底解説している。

背景付専用ケースのサイズは、横:約150mm、高さ:約60mm、奥行:約78mmなのでこれが80台並ぶと圧巻だろう。

このマガジンの創刊号から12号まで購読すると『SHELBY COBRA(シェルビー・コブラ)』がプレゼントされる。

総括:デアゴスティーニは総額を考えると無駄な大人買いなのか

記事のポイントをまとめよう

デアゴスティーニは総額をよく考えるべきなのか

  • 創刊号限定価格につい引き寄せられる
  • 2年以上の継続、途中挫折はないのか

デアゴスティーニには夢がいっぱいつまっている

  • 子供のころ買えなかったものが大人の今なら買える
  • 「習うより慣れよ」で身に付く楽しさがある
  • 100%の完成品はずっと色褪せない

興味を持っても全号そろえる人は少ないかもしれない。総額として考えるとかなりの金額ではあるが金額の問題ではない。持久力の問題だろう。

『組み立て系』の場合、どんなに好きでも毎週ならまだしも隔週で100号を待つのはツラくなるのではないか?気が短い人間には待ち遠しいだけ。 ただ、なかなか製作の時間が取れず1号、2号と溜まっていくとこれが重荷になってしまい先に進めなくなってしまう人もいる。

そして諦めて途中で購入をやめてしまう人もたくさんいるだろう。 そんな人が増えたら発行部数も減り雲行きが怪しくなる。出版にあたっては大きなカケも存在するのだろう。

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