劇団四季には「イケメン」と呼ばれる顔立ちの整った役者が多く在籍している。
それもそのはず。劇団四季は日本を代表する劇団であり、その歌唱力や役者の容姿や演技力のレベル、また作品にかける熱意などが段違いである。そんな中でも一、二を争う人気を誇る役者が今回紹介する上川一哉である。
今では「王子様」と称される上川であるが、彼も元々は田舎町で育った活発な少年。しかしその持ち前の身体能力と努力の積み重ねにより劇団四季で役者としての力を飛躍的に伸ばしていった。そんな上川一哉について今回はさまざまな点から解説をしていきたい。
記事の内容
- 上川一哉のプロフィール
生い立ち・劇団四季での活躍 - 結婚しているのか?
元劇団四季の役者:谷口あかりと結婚? - 離婚の噂:その真偽
- 上川一哉の劇団四季出演作品【5選】
①キャッツ:ラムタムタガー役
②ライオンキング:シンバ役
③ウィキッド:フィエロ役
④恋に落ちたシェイクスピア:シェイクスピア役
⑤リトルマーメイド:エリック役 - SNS利用について
ブログは存在するのか
ツイッターはやっているか - 総括
上川一哉のプロフィール:生い立ち・劇団四季での活躍
上川は1986年10月7日生まれ、島根県益田市の出身である。
幼いころはじっとしていられない、ずっと走り回っているような活発な少年だったとインタビューで語っている。
幼少期より走りまわることが多かったせいか、中学時代には陸上部とサッカー部に所属し、100メートルで11秒01の記録を持つという身体能力の高い少年であった。 さらに部活動だけでなく中学時代にはストリートダンスも習っていた。
そしてその頃にたまたま人から譲り受けた劇団四季のチケットで『ライオンキング』を観劇し、劇団四季の作品に感銘を受け、劇団四季を志すこととなった。
その後上川は2004年の劇団四季のオーディションに参加した。劇団四季のオーディションには歌やバレエ、ダンスのスキルに長けた人が多い。そのように幼少の頃からバレエやダンスなど習ってきた人が多い中でも上川は周りに引けを取らず、見事オーディション合格を果たす。その後は『人間になりたがった猫』で初舞台を踏み、のちには同作品の主役であるライオネル役も務めた。
このオーディションに合格した際、上川は嬉しさよりも合格したことに対する驚きが大きかったようで「入団した後にレッスンについていけるか不安であった。」と後に語っている。
劇団に入団した上川であったが、ダンスの経験こそあれど、バレエや歌に関してはほとんど経験がなく「その状態は厳しいものであった」とインタビューでは答えている。しかし努力の甲斐あってか入団の約半年後には『人間になりたがった猫』で初舞台を踏むことになったのだ。
その後も上川は様々な作品に出演し、順調に役者としてのキャリアを積んでいく。
そして今では劇団四季の役者の中でも最も人気のある役者と言っても過言ではないくらいの人気を誇っている。
結婚しているのか?
上川の結婚の有無に関しては【わからない】だ。
劇団四季は役者自身のプライベートに関してはあまり公表していないことが多い。SNSに関してもあまり推奨はしていないという話もあるし、「作品至上主義」という劇団の考え方からそもそも役者を単体で売り出したり、目立たせることに重点を置いていないため、役者のプライベートなことが分かりにくいのである。
しかし中には「結婚しているのではないか」という声もちらほら聞く。その疑問については次の項目で解説していく。
元劇団四季の役者:谷口あかりと結婚?
「上川一哉 結婚」で検索をするときまって「谷口あかり」という女性が出てくる。こちらの女性が上川の結婚相手ではないか、と推測する人が多いようである。
原因としては、次の2つが挙げられる。
- 谷口あかりさんも過去に劇団四季に所属していたこと
- 2人が一緒にいる目撃情報があったこと
しかし公式に本人たちが発表したものではないので、この噂に関しても信憑性はあまり高くないといえる。
参考までにお相手として疑われている谷口あかりさんのプロフィールを簡単にご紹介しておく。
◆谷口あかりプロフィール
2007年に劇団四季に入団。その後「ミュージカル李香蘭」で初舞台を踏む。 その他「キャッツ」においてシラバブやランペルティーザ役を「サウンド・オブ・ミュージック」のリーズル役、「マンマ・ミーア!」においては主役のソフィなどに抜擢されている。そしてコーラスライン2013年公演では、主要役の一人ディアナとしてデビュー。
2013年末で劇団四季を退団し、しばらくは活動を控えていた。しかし2015年に舞台女優としての活動を再開した。ブロードウェイミュージカル『VIOLET』では日本初演のタイトルロールを務めるなど現在も舞台を中心に活動している。
今日は
とある作品の
歌稽古へ。難しすぎて
ひたすらんふふふ
ふふふ🤤😑と変な笑いを浮かべて
終了致しました。— 谷口あかり (@KurutoKai) July 22, 2021
離婚の噂:その真偽
こちらの真偽に関しても結論は【わからない】である。
そもそも結婚についても定かではないので、離婚に関してはなおのこと真相はわからなかった。
上川一哉の劇団四季出演作品【5選】
ここからは上川一哉が出演した劇団四季の作品について紹介していく。
今回紹介する以外にも上川は様々な作品に出演しているが、その中でも特に注目度の高い作品と役柄について紹介していきたい。
①キャッツ:ラムタムタガー役
劇団四季の作品の中でも特に有名な作品である『キャッツ』元々は詩であったものに作曲家が構成・音楽と手を加えて制作したミュージカルである。
ゴミ捨て場に集まった猫たちの不思議な世界を描いたこの作品において上川は【ラムタムタガー】という役を演じている。
このラムタムタガーは猫の世界において、雌猫から人気であり、顔立ちは端正、そしてあまのじゃくながら愛嬌があり憎めないキャラクターという設定である。
上川の高い歌唱力と端正な顔立ちがラムタムタガーにぴったり当てはまる役柄である。
②ライオンキング:シンバ役
こちらはディズニー映画が元となっている作品で、ミュージカル好きの方はもちろんご存じであろうが、知らない人も過去にお笑い芸人の「大西ライオン」がライオンキングのものまねをして世間に広く知れ渡った作品である。
アフリカの広大なサバンナでのライオンをはじめとした動物たちの争いや愛情、友情を通して「命の連鎖」ということを教えてくれる作品である。この物語の主人公「シンバ」を上川は演じている。
このシンバは純粋で真っすぐな役柄であるので、上記のやんちゃなラムタムタガーを見た後だと「こんなにも演技の幅があるのか」と改めて上川の演技力の高さがわかる。
③ウィキッド:フィエロ役
この作品は有名な『オズの魔法使い』を別の目線から見た、という作品である。
もちろん『オズの魔法使い』を見たことがない人でも楽しむことができるので安心してほしい。
この作品において上川は、素行は悪いがハンサムな王子という役柄を演じている。
「チャラい」という表現が相応しいふるまいの中にもどこか誠実さを併せ持つフィエロをうまく演じている上川の演技力が公開時にはファンの間で話題となった。
④恋に落ちたシェイクスピア:シェイクスピア役
シェイクスピアの名作『ロミオとジュリエット』の誕生に、「作者であるシェイクスピアの恋が大きくかかわっていたとしたら」というテーマでオリジナル制作されたこの作品。劇団創立65周年を記念して製作された作品に上川は主役として出演している。
ストレートプレイという歌唱を伴わないレベルの高い演技法で、さらに詩的なセリフが多く理解が難しい作品であるが、上川の発声や声のトーン、抑揚によって個人的にはすんなりと物語が頭に入ってきた。これも上川の演技力の高さによるものであろう。
ちなみにこの作品のインタビューで上川は「シェイクスピアは自分もこうでありたい羨ましい存在」とコメントを残している。
⑤リトルマーメイド:エリック役
こちらもライオンキング同様ディズニー映画の作品である。
人魚と王子様の恋を描いた作品の王子エリック役で上川は出演している。
こちらがディズニー映画のエリック役王子である
上川の演じているエリック王子は「まるで映画の中から飛び出してきたかのような再現度!」と劇団四季のファンからは高評価である。
またSNS上ではあまりのハマりっぷりに「上川エリック」とハッシュタグが付いてコメントされていることが多い。
これらの作品にはいずれも主要キャラとして出演しており、どの役柄も全く違ったキャラクターを持っているにもかかわらず上川はその役柄になりきって毎回異なった魅力を我々にみせてくれる。
またビジュアルに関しても、どこか日本人離れしたくっきりとした顔立ちのせいもあってか、ディズニー映画の王子さまやファンタジー作品の登場人物を違和感なく演じることができている。
このことから上川が「劇団四季の王子様」と呼ばれているのであろう。
SNS利用について
ここからは上川一哉がSNSをやっているかについて解説をしていく。
劇団四季にはSNSをあまり推奨していないというような風潮があるため、劇団員もあまり積極的にSNSをやっていることは公表していないようである。
ブログは存在するのか
ブログは存在しないようである。
劇団四季のような厳しい稽古がある環境ではそもそもブログを書く暇すらないのかもしれない。
ツイッターはやっているか
上川一哉はTwitterはやっていることが分かる。
しかし2017年にアカウントを開設して以来、ほとんどつぶやきが更新されていない。
ツイートがあったとしてもそれはほとんどが劇団四季の作品広告で、個人的なツイートはほぼ皆無である。
上川一哉福岡に見に行ってきます。
— 上川一哉 (@simo63532671) November 25, 2017
Twitterはじめました。#はじめてのツイート
— 上川一哉 (@simo63532671) November 25, 2017
総括:上川一哉は劇団四季のホープ!
今回は劇団四季の中でも今現在人気の高い上川一哉について解説をしてきた。
幼少期から劇団四季に入団するまでの経緯、また結婚の有無や特定の女性とのうわさまで。端正なルックスと高い実力から人気があるゆえに様々な憶測が飛び交っている。しかしその噂はどれも真実かどうかはわからない謎のままであった。しかしファンタジー作品を多く演じる役者にとっては、リアルな結婚や彼女などを知らない方が「王子様の上川一哉」として作品を見ることができるので良いのではないだろうか。
様々な作品において主役級の活躍を見せる上川がこれからはどんな役柄を演じてくれるのか、はたまた「今までのように二枚目の役柄だけではなく、おちゃめな役柄も見てみたい!」という声も多くあるようなので、そのような新たな役柄で活躍してくれるのか、今後もその活躍を楽しみにしていきたい。
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