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長島千恵さんの真実と功績:赤須太郎との関係や生きている噂の真相

「明日が来ることは奇跡」

このフレーズを残した「長島千恵」さんという方をご存じだろうか。

『余命1ヶ月の花嫁』のモデルになった方、と言った方が分かる方が多いかもしれない。

昨日まで元気だった人が急に重篤化して帰らぬ人となる。昨今のコロナウィルスにより我々は「命」というものについて考えることが多くなっている。そこで今一度、長島千恵さんの「明日が来ることは奇跡」というメッセージの重みに気づくことができる。

今回は自身の乳がん罹患を通して我々に日常の大切さを教えてくれた長島千恵さんについて、そのプロフィールや生き方、考え方。またネット上でささやかれている噂の真偽について解説していきたい。

長島千恵

記事の内容

  • 長島千恵さんとは?
    プロフィール
  • 生きてるという噂について
  • 長島千恵さんの遺した功績
  • 赤須太郎さんとの関係
    夫が赤須太郎さんなのか?
  • 長島千恵さんの乳がん発覚から亡くなるまで
  • 乳がんとは
    乳がんステージは「Ⅳ」
  • 存在を一躍有名にした【余命1ヶ月の花嫁】
  • 長島千恵さんの噂を検証:その真実とは
    お墓はどこにある?
    ブログは存在するのか?
    AVに出演経歴がある⁈その真実は?
    赤須太郎さんは千恵さん亡き後、すぐに他の女性と結婚した?
  • 総括

長島千恵さんとは?

「余命1ヶ月の花嫁」は何となく聞いたことがあるけど、長島千恵さんについては詳しく知らない。

という方向けに初めに長島千恵さんのプロフィールをご紹介する。

プロフィール

長島千恵さんは芸能人ではなく一般の女性である。

元々はイベントコンパニオンの仕事をしており、23歳の時に乳がんが発覚。またそれと同時期に後々模擬結婚式をする赤須太郎さんと出会い交際を始めた。乳がんの治療を始めてからはSEの資格を取得して事務職で勤務をしながら闘病を続けた。

家族に関しては、母親を過去に卵巣がんで亡くしており、父親と叔母にあたる女性がドキュメンタリー内では紹介がある。

一般人のため幼少期のことや乳がんに罹患するまでのこと等、あまり細かな情報は出回っていない。

生きてるという噂について

結論から言うと、長島千恵さんは2007年5月6日に24歳という若さで亡くなっている。

23歳で乳がんが発覚してからあっという間のことであった。

長島千恵さんの遺した功績

長島千恵さんの遺した功績

長島千恵さんの遺した功績

長島千恵さんは生前から自身の闘病の経験から「自分と同じ苦しみを他の人には味わってほしくない。若い人でも乳がんにかかる可能性はある」ということを訴えてきた。その思いを千恵さんの家族や友人が「ぱんだ会」として形にして、様々なアクションを起こしていった。

  • 乳がん検診のキャラバン
  • シンポジウムを開催
  • 医学生へのイベント開催

このような活動を通し、若い女性たちに乳がんの検診の大切さを広めていっている。

また具体的な活動ではないが、千恵さんが生前残した「生きていることが奇跡だ」という考え方も多くの若い女性に感銘を与えた。

赤須太郎さんとの関係

長島千恵さんで検索をすると決まって出てくる「赤須太郎」「太郎」というキーワード。

この人物は、千恵さんが闘病中に交際をしていた男性である。

千恵さんがイベントコンパニオンをしていた際に幕張メッセで行われた展示会で赤須さんと知り合ったことが馴れ初めである。

しかし二人が親しくなり、赤須さんから交際を申し込まれた時すでに千恵さんは乳がんに侵されていた。交際を申し込まれた千恵さんは病気のことが引け目で交際をためらうが、赤須さんの「一緒に頑張ろう」という言葉に励まされ交際しながら闘病する。

夫が赤須太郎さんなのか?

結論から言うと赤須太郎さんは夫ではなく恋人であった。

『余命1ヶ月の花嫁』で二人の挙式シーンがあるが、実際に入籍はしておらずあくまでも模擬挙式という形である。

しかし赤須さんは入籍こそしていないが、千恵さんの亡き後も千恵さんの意思を受け継ぎ「ぱんだ会」という乳がん検診の推進や乳がんへの理解を深めてもらう活動に携わっている。

長島千恵さんの乳がん発覚から亡くなるまで

日本人が生涯においてがんに罹患する割合は50%超でおよそ二人に一人はがんにかかるという統計が出ている。

その中でも今回取り扱っていく長島千恵さんの罹患した乳がんについて解説し、また長島さん自身の乳がんのステージや闘病について触れていきたい。

乳がんとは

乳がんとは乳房にある乳腺の組織にできるがんで、多くは乳管という組織から発生する。多くが自覚症状のない状態で進行していくが「しこりがある」「なんとなく形がいびつ」という違和感から気付く人もいる。今ではセルフチェックや乳がん検診も盛んにおこなわれているため、気になる人はチェックしてみるのも良いだろう。

さて、乳がんであるが、女性のがん罹患数が431,900名の中で、この乳がんの罹患者は94,400名とおよそ22%を占めている。

このパーセンテージは女性の罹患するがんの中でダントツトップの割合である。ちなみに女性に二番目に多いがんは大腸がんで68,000名と約15%を占めている。このことからいかに乳がんが女性の病気にとって身近なものかということが分かる。

参照:国立研究開発法人国立がん研究センターがん対策情報センター

乳がんステージは「Ⅳ」

上記で紹介した乳がんに罹患して命を落としてしまった長島千恵さん。

彼女の乳がんの気付きは「しこり」からだったようだ。

23歳の千恵さんは左胸にしこりを感じた。しばらくはしこりのことをあまり気にすることなく過ごしていたが、段々大きくなるしこりに違和感を覚え病院に行った結果「若年性乳がん」との診断を受ける。

初めは抗がん剤を使った治療をしていたが効果はなかなか出ず、千恵さんは乳房の切除を決断した。

乳房の切除により回復し退院した千恵さんであったが、そのわずか半年後には胸膜や骨、肺にがんが移転してステージはⅣと診断が出た。そして家族と恋人には千恵さんが余命一ヶ月であることを告げられる。

存在を一躍有名にした【余命1ヶ月の花嫁】

長島千恵さんの乳がんはみるみるうちに進行していった。

その闘病の最中に取材を受けTBSが放送したドキュメンタリー『余命1ヶ月の花嫁』が千恵さんを有名にした。

千恵さんの父親と赤須さんに千恵さんの余命が知らされたおよそ数日後から約1か月に渡って取材されたそのリアルな闘病記に多くの人々が涙し、SNS上で話題となった。

またこの放送の反響の大きさから、その後も映画化や舞台化などさまざまな形で取り上げられている。

存在を一躍有名にした【余命1ヶ月の花嫁】

2009年5月には榮倉奈々と瑛太のW主演で映画化。

また映画化から10年以上がたった今も多くの人々に影響を与えていることがSNSを通じてわかる。

映画化

長島千恵さんの噂を検証:その真実とは

ここからはネット上でささやかれる噂を検証していく。

お墓はどこにある?

千恵さんのお墓は神奈川県の三浦市に存在する。

映画で主演を務めた榮倉奈々や瑛太がこちらのお墓を訪れていた。

ブログは存在するのか?

今ほどSNSが盛んではなかったが、千恵さんは当時人気のあったSNS「mixi」で日記を書いていた。

書籍やメディアにもたまにその内容の一部が公開されていることがあった。

また、mixiにはコミュニティという機能があるのだが、千恵さんの生き方や考え方に感銘を受けた人々がいくつかコミュニティを作っており、過去の命日にはメッセージが寄せられたりファンの人々が思いを吐露する場所となっている。

AVに出演経歴がある⁈その真実は?

この噂はAVに千恵さんと似ている人がいたということから広がった噂のようであるが、事実無根である。

「ぱんだ会」という千恵さんの意思を家族らが受け継いだサイトにもこの噂については「身体的特徴が異なる」というコメントで否定をしている。

赤須太郎さんは千恵さん亡き後、すぐに他の女性と結婚した?

こちらの噂に関しても事実ではない。

「ぱんだ会」によるとその後しばらく赤須さんは独身で誰とも交際をしていないとのこと。

なお、このサイト立ち上げから現在までは十数年が経過しているので赤須さんが新たな人生を歩んでいてもそれはおかしなことではないが、一般の方であるためその詳細は分からなかった。

総括:長島千恵さんについて

今回は映画や舞台などで有名な『余命1ヶ月の花嫁』の元になった長島千恵さんのプロフィールや乳がん闘病について。また恋人であった赤須太郎さんとの関係について解説した。さらにネット上で噂されていたことについても解説してきた。

人気を博した作品なだけにその反面、心無いメッセージや噂があり家族やご本人は辛い思いをされていることであろう。

しかし悪い噂以上に良い功績が多いことが分かった。

赤須さんや千恵さんの家族は「ぱんだ会」として千恵さんの命を奪った乳がんから他の人を守るための活動を進め、乳がんの知識や検診内容について若い女性を中心に広めてくれた。この活動は今現在の乳がん検診の啓発において大きな役割を果たしている。

また作品中で何度も登場するが「毎日がいかに奇跡的なものか」ということを千恵さんとその周りの人々は教えてくれる。

長島千恵さんという強く美しい女性の残した「明日が来ることは奇跡」という言葉の意味を改めてかみしめながら、このコロナ禍での日々を大切に生きていきたい。

 

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