最近では企業でもSNSを活用していることが多く、Twitterアカウントを持っているお店や団体も増えてきている。
ネット上での交流や情報の収集に、普段からTwitterを使っている人も多いだろう。
Twitterは思ったことを気軽にツイートでき、いろいろな人からの反応もあるため、ついついハマってしまう人も多い。
長年Twitterを利用していると、過去の自分のツイートを振り返ってみたくなることがある。
公式サイトでも、ある程度は遡ることが可能なのだが、ツイートの数が多いと目当てのツイートがなかなか見つからないことも多い。
そんなときに活用したいのがフリカエッター(Frikaetter)だ。
フリカエッターを使うと過去のツイートを簡単に見ることができる。サービス開始の2015年からたくさんの人がフリカエッターを使っている。
※「whotwi」という超便利な無料のツイッター分析ツールもあるので、時間がある人はぜひ目を通していただきたい
記事の内容
- フリカエッターとは
自分のTwitterを遡る - フリカエッターの使い方
サイトにアクセス
連携アプリを認証 - 鍵付きアカウントは見れる?
- フリカエッターの安全性について
- フリカエッターで乗っ取りはできない
- スパム行為にあったとき
- 公式Twitterアプリでフリカエッターの連携を削除
- PCブラウザで連携アプリを解除
- 表示されないツイートを見たい場合
- 総括
フリカエッターとは=自分のTwitterを遡る
ずっとTwitterを使い続けていると、ツイートが何千、何万と膨大な数になっていく人も少なくない。
公式Twitterでは途中までしか過去に遡ることができないため、それよりも前のツイートが見たいならば、他のサービスを利用する必要がある。
フリカエッターを使えば、3200までの過去のツイートを見ることができる。公式サイトのように何度も画面をスクロールさせるような手間もない。
フリカエッター使って自分のツイートを一から見直している。そして過去の自分の思考をトレースしていく。大丈夫、僕は生きる意味を見つけたよ。
— 拝師ねる@だってVTuberだもの (@HaishiNeru) November 21, 2020
Twitterで画像探すのにフリカエッターを使って見てたら…こんな物が出てきた🤣
懐かしいー、そして若い!! pic.twitter.com/lAlQNh5yb8— StirKir (@StirKir) May 14, 2021
私のツイートは、自分への鼓舞と他者への応援のメッセージが多いと思っていました。
そこで過去のツイートを振り返ってみました。Frikaetter(フリカエッター)も活用して(笑)
遡ること3200ツイート。それらしいツイートは100程度しかありませんでした。あれ?5000も何をつぶやいてきたのかしら(^^ゞ
— はっちん@行政書士&物書き#さぬき (@homecom8235) January 17, 2020
フリカエッターの使い方
それでは実際にフリカエッターの使い方を紹介していく。
フリカエッターを使うためには、自分のTwitter IDが必要になるため、あらかじめ確認しておこう。
公式サイトにアクセス
まずフリカエッターのサイトにアクセスする。
>>フリカエッター公式サイトへ
すでにTwitterにログインしていれば、中央の「Twitter IDでログイン」を押そう。
連携アプリを認証
そうすると上記のような画面が出てくるため、「連携アプリを認証」を押す。
これでフリカエッターにログインすることができ、過去のツイートを見直すことが可能だ。
ログインするためには、自分のTwitterアカウントが必要なのだが、過去のツイートは誰のものでも見ることができる。
Twitter IDさえ入力すれば、自分がフォローしていないアカウントであっても閲覧可能だ。また、自分がフリカエッターを使って、その人のツイートを見たことは記録には残らない。そのため、相手にバレずに過去のツイートを見ることが可能だ。
IDを入力して「ふりかえる」をクリックすれば、古い順にツイートを見ることができる。
ただし、Twitterの仕様上、上限は3200件となっているため、それより前のツイートは見ることができない。
フリカエッターで鍵付きアカウントは見れる?
Twitterには鍵がついているアカウントがある。こういったアカウントは、鍵アカウント(鍵垢)などと呼ばれている。
鍵アカのツイートは非公開ツイートと呼ばれ、勝手に見ることはできない。
その人の許可を取ってフォローできれば、初めてツイートを見られるようになる。フォロワー以外にツイートを見られる心配がないため、プライベートなツイートをしたい人は鍵アカにしていることが多い。
また、鍵アカのツイートはリツイートすることができない。
そのため、鍵アカにしておけば、知らず知らずのうちに自分のツイートが拡散されてしまう心配もない。
Twitterの検索機能で検索しても、鍵アカのツイートは見ることができない。アカウントの名前自体は検索に引っかかるが、中身を見ることは不可能になっている。
許可なしではツイートを見ることができないため、フリカエッターに鍵アカのIDを入力してもツイートを見ることはできない。
フリカエッターの安全性について
Twitterのタイムライン上に、フォロワーにまったく関係ないようなツイートが流れることがある。アダルトなツイートやブランド品のセールのようなツイートだ。
親しい人が何度も連続でこのようなツイートをしている場合、アカウントが乗っ取られている可能性がある。
Twitterアカウントの乗っ取りには、大きく2つのやり方がある。
1つはTwitter IDとパスワードを盗むことだ。
そうすると、別の人が自分のアカウントにログインすることができるため、好き勝手にツイートできるようになる。
もう1つはアプリへの連携だ。
アプリを連携する際に、相手に権限を与えてしまうと、これもまた好き勝手にツイートできるようになってしまう。
このような悪質なアプリは、アダルト、ダイエット、お買い得、芸能などのツイートで、別なサイトに誘導しようとする。
そのため、アプリへの連携を許可する場合は、どの程度まで相手が利用できるようになるのか確認が必要だ。
たとえば、以下のような権限を許したとする。
- タイムラインのツイートを見る
- フォローしている人を見る
- プロフィールを更新する
- ツイートする
そうすると、連携したアプリが勝手にプロフィールを書き換えたり、身に覚えがないような情報をツイートできるようになる。
このような状態がTwitterの乗っ取りだ。
ここで改めてフリカエッターの認証画面を確認してみよう。
内容を見てみると、他のアカウントをフォローしたり、フォロー解除する権限が与えられている。さらにプロフィールとアカウントの設定を変更したり、ツイートを送信、および削除することも可能となっている。
かなりの権限を与えてしまうことになるため、フリカエッターを利用する場合は、その辺りもしっかり頭に入れておこう。
フリカエッターで乗っ取りはできない
アカウントを乗っ取られてしまうようでは、安心して使うことができない。
そこでフリカエッターを使うことで、乗っ取られることがあるのかどうか調べてみた。
いろいろ検索して探してみたが、フリカエッターを使ったことで乗っ取りが起きたという報告は見当たらなかった。
そもそもそんな危険なアプリならば、5年以上も続いていることはないだろう。
フリカエッターはサービス開始から、ある程度の期間を経ているため、使ってすぐに問題が起こる心配はなさそうだ。
フリカエッターでスパム行為にあったら
もしフリカエッターを使っていて、勝手にツイートするなどのスパム行為に遭ってしまったならば、連携アプリを解除する必要がある。
フリカエッターに限らず、さまざまなアプリで起こる可能性があるため、アプリ連携の解除方法は知っておいた方がいい。
公式Twitterアプリでフリカエッターの連携を削除する
連携アプリは昔はパソコンからしか解除できなかったが、最近ではスマホからでも解除することができる。
iPhoneでもAndroidでも手順は同じだ。
まずTwitterの公式アプリの「設定とプライバシー」を選ぶ。さらにその中から「アカウント」をタップする。
そうすると「アプリとセッション」という項目があるので、それをタップすると「連携しているアプリ」という項目が出てくる。
ここをタップすると、現在自分のTwitterアカウントと連携しているアプリの一覧が表示される。
そうしたならば、怪しげなアプリを見つけタップしよう。
連携アプリの個別ページに移動するので、そこで「アクセス権」を確認してみる。ここに「読み取りと書き込み」が許可されていると、連携しているアプリが勝手にツイートできてしまう。
スパムの原因だと分かったならば「アクセス権を取り消す」をタップすると、連携が解除できる。
そうすると「アクセス権を取り消す」から「アプリケーションを報告する」に表示が変わっているため、問題があるアプリだと感じたら、ここからTwitter社に報告をしよう。
これによって、連携アプリによる乗っ取りは解消されるはずだ。もし、まだ不審なところがあるならば、他に怪しいアプリがないかどうかよくチェックしてみよう。
PCブラウザで連携アプリを解除する
パソコンのブラウザ上からでも連携アプリを解除することができる。
まずブラウザからTwitterにアクセスする。そうして、自分のアカウントでログインしよう。
そうしならば左カラムにあるメニューから「…」を選ぶ。そこからさらに「設定とプライバシー」を選び、「セキュリティとアカウントアクセス」、「アプリとセッション」と進んでいく。
ここで連携しているアプリの一覧が表示されるため、怪しそうなアプリの連携を解除しよう。
公式アプリ同様に「アクセス権を取り消す」から「アプリケーションを報告」に表示が変わっているはずだ。
フリカエッターで表示されないツイートを見たい場合
フリカエッターを使えば、3200件までのツイートを振り返ることができる。
しかし、長年Twitterを使っていると、さらに昔のツイートを見たいときもあるだろう。
そんなときに便利なのがTwilog(ついろぐ)だ。
Twilogはツイートを日にちごとにまとめて記録していくため、過去のツイートも簡単に振り返ることができる。
また、過去のツイートをキーワードで検索することもできるため、目的がはっきりしている場合は、よりツイートが探しやすくなる。
リプライを送った相手やハッシュタグごとにツイートをまとめて見ることができたり、記録した情報の統計をチャートで見ることができたりするので、Twitterをより深く活用したい場合におすすめのサービスだ。
登録しなくてもTwitter IDを入力するだけで、最新の100件分まではブログ形式で見ることができるため、どんなものか試してみたい場合は、まずはこれで確認してみよう。
総括:フリカエッターは便利
記事のポイントをまとめておこう
フリカエッターとは
- 3200までの過去のツイートを見ることができる
フリカエッターの使い方
- フリカエッターのサイトにアクセス
- 連携アプリを認証
鍵アカのツイートは非公開ツイートで見れない
フリカエッターの安全性
- かなりの権限を与えてしまうため注意が必要
フリカエッターで乗っ取りはできない
スパム行為にあったら連携アプリを解除する必要がある
以上のように、フリカエッターはTwitter IDでログインするだけで、簡単に昔のツイートを振り返ることができる便利なサービスだ。無料で使えるのもありがたい。ただし、こういった連携アプリには乗っ取りの可能性があるということは覚えておこう。
もし、自分のアカウントがおかしいなと感じたならば、連携アプリを確認し、怪しいアプリは解除することをおすすめする。
フリカエッターは最大3200件までしか振り返ることができないため、さらに昔のツイートを見たい場合は、Twilogを試してみよう。こちらも登録するだけで、簡単に昔のツイートを見ることができる。
Twitterの乗っ取りは、悪質な連携アプリが原因であることが多い。
よく確認せずにアプリ連携してしまうと、アカウントが乗っ取られる可能性があるため、連携する際は権限をよく確認する習慣を身につけよう。
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