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三井住友カードのスパム対策と不審メールへの対処法

キャッシュレス決済が進む昨今、クレジットカードの利用はもはや主流と言っても過言ではない。

そんな中、その使いやすさやサービス面から、人気が高いのが三井住友カードだ。利用者は約5,000万人に上り、誰もが一枚は持っておきたいクレジットカードの一つとなっている。

しかし、その人気の高さゆえ、詐欺など犯罪の手口に悪用されることも多い。今回はそんな犯罪手口の中でも、三井住友カードを利用したスパムについてご紹介しよう。

三井住友カード スパム

記事の内容

  • 三井住友カードのスパムについて
  • 三井住友カードを偽るスパムメール:実例5つ
    ①Vpassへのログインを促す不審メール
    ②ご利用確認のお願いと称した不審メール
    ③三井住友銀行カードの第三者からの利用をほのめかす不審メール
    ④利用失敗を通知する不審なメール
    ⑤SMSにて個人情報更新を促す不審なメール
  • スパムメールを開いてしまった時の対処法3つ
    ①不審メールを開いてしまった場合
    ②メール内のリンクをクリックしてしまった場合
    ③偽サイトにIDパスワードを入力してしまった場合
  • オンラインにて手続きする場合
    電話での手続き
  • 三井住友カードのスパムに騙されないために
  • ご利用確認のお願いなどのメールを見分けることはできる?
    SMSの場合
  • 公式サイトに掲載されていない番号からSMSが来ることもある
    セキュリティセンター
  • 偽サイトと本物は見分けられるか
  • 詐欺の被害に合わないための対策4つ
    ①いつも利用しているサイトからアクセスする
    ②Vpassアプリを利用する
    ③件名に騙されない
    ④パソコンやモバイルを安全に保つ
  • 三井住友カードのスパム対策について総括

三井住友カードのスパムについて

スパムは近年よく聞く言葉だが、そもそもどういうものを指すのだろうか。

ウィキペディアでは以下のように記載されている。

スパム (spam) は、受信者の意向を無視して無差別かつ大量に一括してばらまかれる各種ネットメディアにおけるメッセージのこと。当初は、電子メール(SMSを含む)サービス開始と共に電子メールにおけるスパムが席巻した。近年は各種SNSに同様な迷惑行為もある。

つまり、ネット上における迷惑行為をスパムと呼ぶようだ。

スパム行為には、最もよく行われるメール行為の他、SNS上の掲示板におけるスパム行為や、チャットでのスパム行為など様々なものが存在する。

三井住友カードを偽るスパムメール:実例5つ

スパムメールにも様々な種類があるが、三井住友カードを偽るスパムメールの種類は、主に詐欺メール(フィッシング詐欺)が多いようだ。

フィッシング詐欺とは、有名企業などになりすまして、個人情報をだまし取る詐欺の手口で、ネットバンキングやクレジットカード会社などを騙ることが多い。

その手口としては、企業からのメールを装い偽のサイトに誘導して、ログインIDやパスワード、暗証番号などを入力させて、それらの情報を盗み出した後、現金を引き出すなどだ。

つまり、偽のサイトを開きさえしなければ情報を盗み取られることはないということになる。では、三井住友カードを騙るスパムメールには、どのようなものがあるのだろうか。

ここでは、実際に確認されたスパムメールの内容を5つご紹介しよう。

①Vpassへのログインを促す不審メール

「【重要】三井住友カード株式会社から緊急のご連絡」と称して、会員専用ページである「Vpass」へのログインを促すメールが確認されている。

メール内にあるリンクをクリックすると、偽のサイトへ誘導される。

そこでIDやパスワードを入力すると、それらが盗み取られるという仕組みだ。

Vpassへのログインを促す不審メール

文言なども実際に三井住友カードが使っているものと全く同じものを使用しているようだ。

大変巧妙に作られているので、ぱっと見では本物との違いが分かりにくい。

このようなメールが来たら、例え本物であったとしても毎回疑ってかかるくらいの心持ちでちょうどいいのかもしれない。

②ご利用確認のお願いと称した不審メール

「【重要】三井住友カードご利用確認のお願い」などと称し、実例②と同じ内容のメールが送信されている。

こちらも利用確認を促し、偽サイトに誘導後に、ID・パスワードを盗み取ることが目的だ。

同じメール文言であっても、様々な件名で送りつけているようだ。

③三井住友銀行カードの第三者からの利用をほのめかす不審メール

「【重要】お客様の「三井住友銀行カード」が第三者に利用される恐れがあります。」と称して、IDとパスワードの変更を促し、偽サイトへの誘導後、それらをだまし取ることを目的としたスパムメールだ。

三井住友銀行カードの第三者からの利用をほのめかす不審メール

④利用失敗を通知する不審なメール

「【三井住友カード】ご利用失敗通知メール」と称して、三井住友VISAカードの利用ができなかったことから、偽のサイトに誘導しようとするスパムメールが確認されている。

利用失敗を通知する不審なメール

⑤SMSにて個人情報更新を促す不審なメール

「【三井住友カード】ご利用の●●●●プリペイドカードを一時的に制限させていただきました」と称して、URLにアクセスして制限の解除を促すSMSが確認されている。

三井住友カードでは、フィッシング詐欺に関する問い合わせ先も設置しているので、フィッシング詐欺に関して疑問点が生じた際はすぐに問い合わせよう。

◆フィッシング詐欺に関する問い合わせ

  • 電話番号:0120-975-938
  • 営業時間:10時~17時 年中無休(年末年始除く)

上記画像出典: SMBC三井住友カード不審なメール・SMS

スパムメールを開いてしまった時の対処法3つ

日ごろ、このような詐欺メールに注意していても、日々手口が巧妙化する中、誤って開いてしまうこともあるかもしれない。

誤ってスパムメールを開いてしまった場合はどうすればいいのだろうか。

①不審メールを開いてしまった場合

三井住友カードを騙るスパムメールの多くは、偽サイトへ誘導してIDパスワードを盗み取るというものが多い。

このことから、メール自体を開いてしまってもメール内のリンクをクリックしなければほとんどは問題ないと思われる。

②メール内のリンクをクリックしてしまった場合

リンクを開いてしまった場合はどうだろうか。

IDやパスワードを入力させることが目的のものであれば、すぐに閉じれば問題はない。

しかし、リンクをクリックすることで何らかのウィルスに感染してしまう場合もある。

そのため、誤ってメール内のリンクをクリックした際は、ウィルス対策ソフトにて、スキャンやウィルス駆除を行う必要がある。

③偽サイトにIDパスワードを入力してしまった場合

偽サイトにIDやパスワードを入力してしまった場合は、カード情報が第三者に悪用されてしまう恐れがある。

この場合は、すぐにカードの利用停止手続きを行い、再発行をする必要がある。

オンラインにて手続きする場合

>>カードの紛失・盗難

電話での手続き
  • 紛失盗難デスク:0120-919-456(年中無休)

また、IDやパスワードの変更も必要となるので、VpassID、パスワード、メールアドレスなどの照会・変更より変更を行おう。

三井住友カードのスパムに騙されないために

では、このようなスパムメールに騙されないようにするには、どのようなことに注意すればいいのだろうか。

本物との見分け方や注意点などをご紹介しよう。

三井住友カードのスパムに騙されないために

ご利用確認のお願いなどのメールを見分けることはできる?

①Vpassへのログインを促す不審メール(スパムメール)でも紹介した通り、スパムメールの手口はかなり巧妙で、実際に三井住友カードが使用している文言を使ってくる。

そのため、文章から本物か偽物かを見分けるのは大変困難だ。

しかし、よく見るとドメインが異なっていたり、そもそもURLが異なっていたりと本物と微妙に違う所がある。

このようなメールを受け取ったら、普段自分が利用しているサイトのURLかどうかなどをきちんと確認することが大切だ。

SMSの場合

三井住友カードでは、利用状況の確認や申し込み状況の確認などのため、実際にSMSを送信することもあるようだ。

しかしSMSの場合は、本物は送信元の番号が決まっている。

以下が三井住友カードからSMSが送られてくる場合の送信元番号だ。

  • 0120-936-795
  • 06-6445-3474
  • 06-7636-9418
  • 06-7636-9440
  • 0032069000

※ソフトバンクユーザー

カードの利用状況が、過去に発生した不正利用のパターンと似ている場合に、確認として送信される。

  • 06-6232-4040
  • 06-6232-4042

カード申し込み時の内容に確認事項がある場合に送信される。

  • 06-6445-3505

利用枠の一時的引上げの審査結果が送信される。

  • 06-6445-3165
  • 03-6738-7117

毎月の支払について連絡事項がある際に送信される。

  • 0570-004-980

WEB明細の請求額確定通知メールが送信できなかった場合に送信される。

  • 06-6223-6503

カード利用内容に確認事項が生じた場合に送信される。

  • 03-5318-5804

カードが届けられなかった場合に送信される。

  • 03-6738-7189

Vpassで住所やメールアドレスを変更した場合に送信される。

  • 06-6445-3777

キャッシング設定・増枠の審査結果や継続的な利用枠引き上げの審査結果が送信される。

公式サイトに掲載されていない番号からSMSが来ることもある

先ほど紹介した電話番号は全て三井住友カード公式サイトに掲載されている番号だ。

しかし実は、公式サイトにも記載されていない番号からかかってくる場合があるので、ご紹介しておこう。

セキュリティセンター

  • 電話番号:06-6445-3473
  • 営業時間:9:00~18:00(年中無休)

こちらの番号は、カードの不正利用の疑いがある場合にSMSでメールを送信しているようだ。

場合によっては、直接この番号から電話がかかってくることもあるようだ。

公式サイトに掲載されていないので、迷惑メールだと思ってしまいがちだが、三井住友カードの番号なので心配ない。

偽サイトと本物は見分けられるか

では、メールなどで送られてきたリンク先のサイトを本物かどうか見極めることはできるのだろうか。

こちらも年々かなり巧妙化しており、本物のサイトに酷似したサイトが作られている。

以下はその一例だ。

偽サイトについて

偽サイトについて

本物は?

本物

サイトの作り自体は異なるが、雰囲気はとても似ている。

日ごろサイトを頻繁に利用していなければ気づかないだろう。

また、日ごろ頻繁に利用していても、サイトのデザインが変わったのかなと騙されてしまう場合もあるかもしれない。

こちらも最新の注意を払っていないと、偽物だと気づくのは難しいだろう。

詐欺の被害に合わないための対策4つ

スパムメールや、偽サイトなどかなり巧妙に作られており、見分けるにはかなり注意しないと難しいことが分かった。

ではどのような対策をすれば、騙されずに済むのだろうか。

ここでは、誰でも簡単にできる対策をつご紹介しよう。

①いつも利用しているサイトからアクセスする

一番確実なのは、やはり怪しいメールが来たら、そのメール内のリンクからではなく、自分がいつも利用しているサイトからアクセスすることだ。

そのため、普段利用する三井住友カードのサイトや、Vpassなどは日ごろからブックマークに入れておくなどしておいた方がいいだろう。

②Vpassアプリを利用する

三井住友カードでは、会員専用ページVpassがスマホアプリで利用できるようになっている。

このアプリを利用するようにしていれば、不審なメールが来てもそちらを利用する必要なく、アプリにて確認することができる。

また、Vpassにてハンドルネームを設定すると、三井住友カードからのメールにはハンドルネームが表示されるようになるので、それでスパムメールと見分けることができるようになる。

③件名に騙されない

詐欺メールの多くは、「緊急」や「重要」などと焦らせるような文言を入れてくる。

そのような文言が入っていても、焦らずしっかりと内容を見極めるようにしよう。

慌ててメール内のリンクをクリックせず、普段利用しているサイトから確認するようクセづけることが大切だ。

④パソコンやモバイルを安全に保つ

パソコンやモバイル上がセキュリティ面で弱くなっていると、ウイルスなどの攻撃を受けやすくなる。

OSやアプリは常に最新を保ち、ウイルスソフトなどもしっかり利用しよう。

また、IDやパスワードの管理にも注意が必要だ。

一つのパスワードを複数のサイト等で使いまわしていたりすると、一つのサイトで情報漏洩があった場合に、その他のサイトでの利用にも影響を与えてしまう可能性がある。

IDやパスワードなどはサイト別に分ける方が安全だ。

三井住友カードのスパム対策について総括

記事のポイントをまとめておこう。

三井住友カードのスパムについて

  • フィッシング詐欺を利用したものが多い
  • 重要メールを装い偽サイトへ誘導するものが多い
  • メールを開いただけなら問題ない
  • リンクを開いた場合はウイルス感染の恐れあり
  • IDやパスワードを入力した場合はカード再発行が必要
  • 見分けるのはかなり困難
  • 本物のSMSの場合は、決まった番号から送信される
  • 公式サイトに掲載ない番号(セキュリティセンター)から連絡が来ることがある
  • 偽サイトを見分けるのは困難
  • いつも使っているサイトからアクセスすることで詐欺対策になる
  • アプリを使うことで詐欺対策になる
  • 件名やメール内容に騙されないことで詐欺対策になる
  • デバイスを安全に保つことで詐欺対策になる

スパムメールなどは年々その手法が巧妙化しており、偽物だと見分けることが大変難しいものとなっている。

重要性や緊急性をちらつかせ、巧みに偽サイトへ誘導する手口に騙される人も多い。

メール本文も本物と同じものを利用したりと大変悪質だ。

そんな詐欺に騙されないようにするには、利用者の意識も大切だ。

騙されないようにするために、日ごろから自分でできることはしっかりやっておくことが被害に合わない一番の近道となる。

いつ、誰が詐欺被害に合うか分からない。自分は大丈夫だと思うのではなく、自分もいつか被害に合うかもしれないと前もって対策することが重要なのだ。

まずは、いつも利用しているサイトをブックマークに登録したり、日ごろの利用をアプリでの利用に変えたり、自分ができることから始めていきたい。

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