流行り病がある中、支払い時は実際に手に触れる現金よりカードというスタイルが当たり前になってきている。これまでカードや携帯決済などに不安を覚え利用していなかった人も徐々に移行し始めているだろう。
そんな中、年会費が55,000円(税込)というちょっと躊躇してしまうような年会費を払ってでも審査を受けて利用したいと思う人が増えているカードがある。それが三井住友カードプラチナだ。
プラチナカードというと『お金持ちのステータス』という印象があり、一般人にはちょっと手の届かないカードというイメージがあった。
ところが最近三井住友カードプラチナの利用者が増えている。三井住友カードゴールドを利用している人にインビテーションなる招待状が届いているようだ。
三井住友プラチナカードのインビテーションが来た。招待来た人は年会費半額でいいらしい pic.twitter.com/BcCCRsgYh6
— めろん牛乳 (@melon__milk) March 2, 2020
その三井住友カードプラチナとインビテーションについて調べてみた。これからのプラチナカードは『ステータス』だけではなくトクをするために持つ人が増えるかもしれない。
三井住友プラチナカードの更新カードが届いた。#三井住友カード#SMCC pic.twitter.com/0earUFjdKT
— Black (@BlackShadowAD) July 23, 2021
※三井住友カードプラチナのインビテーションは郵送とメールと2種類ある
記事の内容
- 三井住友カードプラチナのインビテーション:概要から
- 保険特典について
- コンシェルジュ特典とは
- 優待サービス特典もある
- 三井住友カードプラチナとインビテーション
- 申請にインビテーションは必須か
- インビテーションがこない!
- インビ取得の確率をアップさせる方法
- 届く条件の考察
①決済場所はゴルフ場が有利?
②3年間実績を積む - 直接申込みについて
- プラチナカードへのインビテーションの条件
原則として満30歳以上
本人に安定継続収入があること - 優良会員とは:条件4つ
クレジットヒストリーが良い
カード保有年数が長い
カードの利用率が高い
クレジット決済の金額が常時大きい - クレジットヒストリー
- 年会費とインビテーション
- ポイント特典
- 三井住友カードプラチナプリファードとインビテーション
- プリファードとの違い
- プラチナプリファードを選ぶ理由
- TVCM「語り、語られる男プラチナプリファード登場」篇
- 家族会員カードが無料発行される
- プリファードストア(特約店)一例
- 総括:三井住友カードプラチナのインビテーションについて
三井住友カードプラチナのインビテーション:概要から
三井住友カードプラチナは、三井住友カードのなかでも最高クラスの位置付けにある。
カードといえば最高峰に存在するのが限度額設定なしともいわれている『ブラックカード』で、三井住友カードにもその『ブラックカード』が登場するといわれている。
ただ、三井住友カードの場合、VISAだけではなくMastercardも同時に扱っているのがネックになってVISAのブラックカードの許可がおりないという噂もあり、現在のところは三井住友カードプラチナが最上位のカードである。
保険特典について
三井住友カードプラチナにはショッピング保険を始め、ビジネスマンにうれしい国内外旅行傷害保険も充実していて手厚い保証が受けられる。
たとえばカードが発行された日の翌日以降に海外旅行傷害保険がつく。
保証期間は1旅行につき最長3ヶ月間が適用されるため、もしものときも安心だ。本会員・家族会員・家族特約対象者のすべてが対象になっており、決済の有無に関わらず自動的に補償されるようになっている。
また、国内旅行傷害保険では、以下のようなアクシデントで補償が受けられる。
- 公共交通乗用具搭乗中の傷害事故
- 宿泊施設に宿泊中の火災・破裂・爆発による傷害事故
- 宿泊を伴う募集型企画旅行参加中の傷害事故
海外旅行傷害保険と同じように決済の有無に関わらず、自動的に補償されるようになっている。
コンシェルジュ特典とは
優待を利用してのホテル宿泊、各種チケットの予約の代行などのコンシェルジュサービス特典が受けられる。
24時間年中無休での対応は急なビジネスでの接待やゴルフ場の予約などビジネス面での活躍も期待できる。
主なコンシェルジュによるサポートには以下のようなものがある。
- 旅行選びのサポート
- 航空券の予約手配
- ホテルの予約手配
- レストランの予約手配
秘書のような対応が期待できる。これはプラチナカード会員ならではの特典といえるだろう。
優待サービス特典もある
USJでの優待サービスや三井住友カードならではの宝塚歌劇団貸切公演のSS席優先購入、空港ラウンジの無料利用などもあり、それらが年会費無料の家族会員でも利用できるのがうれしい。
仕事に追われ忙しい中での家族へのプレゼント探しなどにも最適な環境が整っている。
対象一流レストランでの2名以上のコース料理利用の際は会員1名分無料になるという特典がある。夫婦で利用した場合は1名分の料金でコース料理が楽しめるという嬉しい特典だ。
三井住友カードプラチナは、ライフスタイルを輝かせてワンランク上のサービスを提供してくれる内容から注目されている。
三井住友カードプラチナとインビテーション
上位ランクのカードともなると、自己申請の他にカード会社からその利用金額等を考慮し自社に対する貢献度が高いとみなされた個人に対しインビテーションというステップアップカードへの招待状が届くケースがある。
『ブラックカード』へのランクアップはインビテーションなしでは申請できないが、プラチナカードには自己申請とインビテーションされてからの申請と2通りの申請が可能である。
※券面デザインは「ブラック×プラチナ」・「ブラック×ゴールド」の2種類があり選択可能だ。
申請にインビテーションは必須か
三井住友カードプラチナにランクアップを考えた際、申請時には三井住友カードプラチナへのインビテーションが必須なのだろうか。
インビテーションがこないからといって申請できないわけではない。自己申請による入会方法もある。
だが、インビテーション制を利用する方が初年度年会費半額などという割引特典があったり審査通過に便利な点があったりするようだ。
インビテーションが送られてくるということはその時点で認められている人物ということになるから当然だろう。
ただインビテーションが来たから絶対に申請が通るというわけではない。
◆三井住友カードプラチナ・インビテーション特典の事例
例:2020年2月~3月のダイレクトメール受信者
- 初年度年会費半額
- お好きなものを選べる「カタログギフト」プレゼント
インビテーションがこない!
三井住友カードプラチナのインビテーションは「申請したいからください」といってもらえるものではない。
ただ受け身で三井住友カード会社から三井住友カードプラチナへ切り替えましょうというインビテーションが届いて招待されるのを待つことしかできないのである。
その基準は公表されていないので、インビテーションをもらえるような条件をさぐってみた。
あくまで目安として考えた上で、インビテーションが届く条件として重要と予測できる点を下記に挙げてみたので参考にしてほしい。
届く条件の考察
一般的な三井住友カードから三井住友カードのゴールドカードに切り替えただけでもちょっとした高揚感があるだろう。
それが三井住友カードプラチナとなるとまた世界が変わりグンと気持ちの上でステータスが上がるのではないだろうか。
届きやすい条件①決済場所はゴルフ場が有利?
初めて三井住友カードゴールドを作って1年目ですでにインビテーションが来た人がいる。主にゴルフ場と飲食で利用していたという。
ゴルフ場であれば金額もかなりの金額が行くとは思うが決済する場所がゴルフ場という点も大きく関係するのかもしれない。
決済する場所から利用者の生活も見えてくるだろう。当然、カード会社はその人物の勤務先や住所を認識しているであろう。
実績も必要だがこの人物ならたくさん利用するだろう、という考え方からわずか1年でインビテーションを出すという決断を下すこともあると思う。
②3年間実績を積む
普通1年では届かないといわれている。最低でも3年は利用実績を積み、その利用状況や支払い状況を観察されるのだろう。年収・勤続年数・役職・住居などのステータスが高いと通過しやすいと予測される。
インビ取得の確率をアップさせる方法
三井住友カードプラチナのインビテーションを取得するためには、プラチナカードの最低利用限度である300万円を三井住友カードに付与するにふさわしいと思わせる必要がある。
三井住友カードは銀行系のクレジットカードであり、オリコカードザプラチナやジャックスカードプラチナと比較すると審査の基準は高い。
まず重要なのがクレジットヒストリーが良好なことだ。
三井住友カードゴールドで支払った決済額を毎月しっかり継続的に支払う必要がある。
三井住友カードだけでなく、他のクレジットカードやスマホの割賦料金なども遅延せず、信用情報機関に事故情報を残さないようにしよう。
支払いの滞納を繰り返していると、三井住友カードプラチナのインビテーションが届かないだけでなく、三井住友カードゴールドの更新も拒否される恐れがある。
クレジットカード会社は加盟店から受け取る手数料が重要な収入源となっている。
そのため、クレジットカード会社にとって、カードをよく使って買い物をしてくれる人ほど優良顧客ということになる。
継続性も重視されるため、高額な買い物を1回するだけでなく、光熱費や携帯電話料金、インターネット料金などの固定費を支払い続けるほうがいいだろう。
三井住友カードプラチナのインビテーションは、三井住友カードゴールドの年間利用額が100万円以上使っていることが条件となる。
三井住友カードゴールドを発行してから、2~3年後に三井住友カードプラチナのインビテーションが届くこともある。
カード保有歴の長さもインビテーションが届くかどうかに大きく関係しそうだ。
直接申込みについて
インビテーションはいつ届くのかわからないもの。しかもインビテーションが来て申し込んだとしても100%審査が通過できると確約されているわけではない。
それなら、インビテーションを待たずに直接申請し少しでも早く審査を通過して三井住友カードプラチナを手に入れた方がおトクかもしれない。
とりあえず三井住友カードプラチナの申請条件さえクリアしていれば直接申し込んで審査を通過することもできる。
もし落ちてしまったとしてもペナルティはないので、次回の申請時のマイナスになることはないので安心して申請できる。
プラチナカードへのインビテーションの条件
- 原則として満30歳以上
- 本人に安定継続収入があること
三井住友カードプラチナのインビテーションの発行に関する条件は非公表となっているが、この2つは最低限の条件として挙げられている。
そして三井住友カード会社から優良会員であると認知されている必要があるだろう。
優良会員とは:条件4つ
- クレジットヒストリーが良い
- カード保有年数が長い
- カードの利用率が高い
- クレジット決済の金額が常時大きい
クレジットカードの審査では支払い能力が重視されるので安定した年収が必要ではあるが、三井住友カードプラチナの場合はその年収よりその他の条件を重要視するという情報もある。
とはいえ、三井住友カードプラチナともなれば年収は最低でも500万円~600万円以上、1,000万円あればかなり確率があがるラインといわれている。
また年収の安定性も重要となるため、勤続年数にもチェックは入るだろう。長く勤めているということは会社への信用度も高まると考えられるので、きちんと返済できる能力があると判断されやすくなる可能性があるだろう。
クレジットヒストリー
クレジットヒストリーとは、申請者のクレジットカードの利用状況を意味するもので、過去に金融事故を起こしていないかなどが調査されている。個人信用情報機関にキズが見つかればインビテーションは発行されない可能性が極めて高くなる。
支払いの滞納も信用を失うことにつながるため、クレジットヒストリーの中では重要視されるだろう。ついうっかりもNGとなる。日頃から注意すべきポイントで引落口座が給与振込口座と同じが望ましいだろう。
三井住友カードでの年間利用金額が多ければ、三井住友カードプラチナのインビテーションが発行される可能性は高いと予想できる。カードの利用が多い人はクレジットカード会社からすると優良顧客となるからである。
年収・勤続年数・役職・住居などのステータスが高いと通過しやすいと予測できる。審査期間についてはそのときの混雑状況等にもよるが基本的には1週間程度で結果はでるだろう。
年会費とインビテーション
インビテーションが来たらその中に年会費割引などの特典が書かれている。
国際ブランドがVisaとMastercardと2種類あるので両方あると使い分けが出来て便利ということで両方のブランドを持つ人もいる。
その場合の年会費は2枚目も三井住友カードプラチナの場合は本会員5,500円(税込)のみなのでトータルで60,500円で2枚の三井住友カードプラチナと家族会員が利用できるということだ。
ポイント特典
6ヶ月間に合計50万円(税込)以上の利用で全利用額の0.5%分の商品券がプレゼントされるという利用額に応じた特典がある。他にボーナスポイントもある。
三井住友カードプラチナプリファードとインビテーション
三井住友カードプラチナプリファードは、ポイント還元率に特化したプラチナカードだ。
三井住友カードプラチナプリファードの申請にはインビテーションによる特典はないと思われる。
三井住友カードプラチナと比較すると、保証やサービス面では劣る点が多いがポイント還元率に関してはとても優秀な1枚である。
プリファードとの違い
三井住友カードプラチナプリファードは、還元率が基本1%となっているので還元率が0.5%の三井住友カードプラチナの倍のポイントが貯まる。
さらに海外旅行時等の海外での利用(外貨ショッピング利用)特典としてプラス2%、プリファード特約店であるプリファードストア利用でプラス1%から9%という特典がある。
※プリファード特約店については後述
ポイントを重視する人にとっては大きな特典である。
まして、三井住友カードプラチナプリファードの審査に合格するほどの使用頻度と金額であればポイントの有効性はかなり高いだろう。
三井住友カードプラチナとの違いの中で保険の違いが大きく挙げられる。
三井住友カードプラチナには航空便遅延保険があるが三井住友カードプラチナプリファードにはないのだ。仕事での海外出張などが多く、乗継遅延や出航遅延・欠航や手荷物遅延、紛失などのトラブルが起きやすい状況が多くある場合に役に立つ保険となる。
ただし、海外旅行の場合は自動付帯となるが、国内旅行については、事前に旅費などを自身の三井住友カードプラチナプリファードでクレジット決済した場合に限るため、仕事での出張の場合は自身で支払う以外は対応不可となりそうだ。
プラチナプリファードを選ぶ理由
三井住友カードプラチナプリファードの場合、ステータスもそうだが三井住友カードプラチナより現実的でそれなりの収入がありカード利用率の高い人がお得にポイントを貯めるためのカードという考え方が強いだろう。
満20歳以上から申請できるという点も大きい。
TVCM「語り、語られる男プラチナプリファード登場」篇
一般的な家庭でも家賃や光熱費、食費や携帯などの生活費等の支払いで最低月15万円は使うとしよう。
三井住友カードプラチナプリファードには年間150万円の利用で10,000ポイントのバック制度がある。出張など他でも使う機会があれば年間200万円は軽くいくだろう。
そうなると年会費の33,000円のうちの20,000円分はポイントとしてバックされることになり実質の年会費は13,000円ということになる。
さらに使用したカード料金のポイント還元率が三井住友カードプラチナの倍となることを考えると年会費は実質ゼロで利用できることになる。
家族会員カードが無料発行される
三井住友カードプラチナプリファードは家族会員カードが無料で発行される。
家族3人で持てば1人あたりの年会費が11,000円となり三井住友カードゴールドと同額でプラチナカードが利用できることになる。家族分のポイントは合算される。
プリファードストア(特約店)一例
- 一休.com
- Expedia
- Hotels.com
- ANA
- ETC
- 大丸松坂屋
- 阪急百貨店
- 阪神百貨店
- セブンイレブン
- ファミリーマート
- ローソン
- スターバックス(カードオンラインチャージ限定)
- マクドナルド
百貨店などに限らず、コンビニエンスストアでの利用でのポイントにも特典があるというのが強みだろう。
ただ、三井住友カードのプラチナカードをマクドナルドで利用するというのはちょっと抵抗があるように思うのだが。
総括:三井住友カードプラチナのインビテーションについて
記事のポイントをまとめよう
三井住友カードプラチナのインビテーションとは
- 三井住友カードプラチナの申請時にあると安心
- 特典が魅力
- 家族カード無料
プラチナプリファード
- プラチナプリファードは20歳からOK
- 気軽にステータスをもてる
- コンビニやマックでもポイントを貯められる
お金がものを言う、ではないが高収入を得ることは仕事への対価として当然の結果であり、その結果に対してステータスとなる三井住友カードプラチナを所有することは、その人に対する評価にもなる。
年会費55,000円は安い金額ではないが月に換算すると4,500円ほどでさまざまな特典が利用できるとなると、USJだったり空港のラウンジだったり特別な日の料理だったりに利用できるので価値はあるだろう。
しかも家族カードが使えるとなると奥様や子供にとってもおトクである。
もちろん、定職に就きちょっと高額な年収がないとスタート地点にさえ立てないのがプラチナのステータスではある。
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