マイナポイントをご存じだろうか?マイナポイントは総務省が行っているマイナンバーカードの普及促進や消費の活発化、キャッシュレス決済の普及を目的とした国の事業だ。
対応する決済サービスを利用することがマイナポイントをもらえる条件で、そのひとつに三井住友カードが挙げられる。
この記事では、三井住友カードでマイナポイントを利用する方法や注意点・キャンペーン情報などを詳しく紹介する。
記事の内容
- 三井住友カードのマイナポイントはいつから使えるか
- マイナポイントの登録方法
マイナンバーカードと暗証番号を用意する
マイナポイントを予約する - 三井住友カードの登録
申し込み(登録)完了確認
マイナポイントを受け取る - 子供でも受け取ることができる
- マイナポイントは対象外のカードがあることに注意
- マイナポイントが付与されないとき
①売り上げデータが反映されていない
②利用金額の累計が20,000円に達していない - 三井住友カードのマイナポイント・キャンペーンはいつ開催?
- 三井住友カードのマイナポイント=いつ付与されるか総括
三井住友カードのマイナポイントはいつから使えるか
まずは、マイナポイントとは何か?について解説しよう。
マイナポイントは上記でも触れたが、マイナンバーカードやキャッシュレス決済の普及を目的として国が行っている事業のことだ。
ジー・プランとBIGLOBEが2020年に調査した結果では、マイナポイントについて知っている人は名前を聞いたことがあるだけの人を含めて73.2%もいるが、実際に登録した人は10.2%とかなり少ない。お得なポイントなだけに、もったいない話である。
マイナポイントを受け取るためには、マイナンバーカードとマイナポイントの予約が必要だ。また、ポイントの還元額には予算があり、申し込み者の人数が上限に達すると申し込みを締め切ることがある。申し込みの時期によっては受け取れないこともあるため、早めの申し込みをおすすめする。
申し込みの期限は2020年9月1日(火)より2021年の12月31日(金)まで。マイナポイントの申し込みが終わった日から利用した分がマイナポイント付与の対象となる。
ただし、マイナポイントが付与される対象となるマイナンバーカードは、2021年の4月いっぱいまでに申し込んでおくことが条件だ。
2021年の4月までにマイナンバーカードを申し込んでいない人は残念ながらマイナポイントを貰うことができないので注意して欲しい。
マイナポイントの付与額は、三井住友カードで申し込みを行った後、2020年9月1日(火)より2021年の12月31日(金)までに20,000円以上カードを利用すると5,000ポイントが、20,000円未満の場合は、利用金額の25%がポイントとして付与される。
マイナポイントは電子マネーやQRコード※でも付与されるが、普段どちらもあまり使わないのでクレジットカードで使いたい、という人も多いのではないだろうか?
実はマイナポイントはすべてのクレジットカードで使えるわけではなく、使えるクレジットカードは決まっている。リクルートカードやヤフーカードなどの大手のカードでも対応していないカードもあるのだ。
三井住友カードは、マイナポイントに対応しているクレジットカードの1つ。これから、三井住友カードのマイナポイントの登録方法や確認方法、注意点などを解説しよう。
※QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標
マイナポイントの登録方法
マイナポイントの登録に必要な手続きは以下の通りだ。
マイナンバーカードと暗証番号を用意する
マイナポイントを付与されるためには、マイナンバーカードとマイナンバーカードを受け取ったときに設定した暗証番号が必要だ。
暗証番号を忘れた場合は、住民票がある市町村区の窓口で再設定の手続きをしよう。
マイナポイントを予約する
続いて、マイナポイントを予約しよう。スマートフォンで予約する場合は、マイナポイント事務局が運営している「マイナポイントアプリ」のダウンロードが必要だ。
iPhone の場合
App Storeでマイナポイントのアプリをインストールする。
※iPhone マイナポイントアプリはこちらから
Androidの場合
Google Playでマイナポイントアプリをインストールする。
※Google Play マイナポイントアプリはこちらから
パソコンの場合
パソコンでマイナポイントを受け取るためには、マイナンバーカードを読みとる「ICCカードリーダライタ」と「マイキーID作成・登録準備ソフト」をインストールが必要だ。
マイキーID作成・登録準備ソフトのインストールは、マイナポイントのウェブサイトで行うことができる。
※マイナポイントのウェブサイトはこちらから
マイナポイント手続きスポット
マイナポイントの申し込みは、マイナポイント手続きスポットでも可能だ。マイナポイント手続きスポットは、マイナポイントの予約が無料で安全にできる場所で、全国に約9万ヶ所ある。
以下のサイトの検索欄(※画像参照)にお住まいの都道府県を入力すると、簡単に調べることができる。ただし、三井住友カードはスポットの1つに表示されるセブンイレブンとローソンでは手続きができないので注意して欲しい。
マイナポイント手続きスポット検索はこちらから
三井住友カードの登録
マイナポイントの予約が終わったら、マイナポイントの申し込みをする。マイナポイントの申し込みはマイナポイントの予約と同じで、スマートフォンやパソコン、マイナポイント手続きスポットの市区町村で手続きができる。
マイナポイントの申し込みは、webサービス「Vpass」に登録し、「申込情報」を入力すると完了だ。申込情報に必要な決済サービスIDはVpassID、セキュリティコード1はVpassパスワード、セキュリティコード2には生年月日を西暦8桁の3つで、すべて半角で入力する必要がある。
※Vpassの登録はこちらから
申し込み(登録)完了確認
申し込みが終了したら、無事登録ができているかどうかを確認しよう。確認は、スマートフォンの場合はマイナポイントアプリ、パソコンはマイナポイントウェブサイトの「利用者マイページ」で確認できる。
利用者マイページの申込状況照会で、申込状況が「申込済」となっていたら無事完了だ。
マイナポイントを受け取る
三井住友カードでマイナポイントを受け取るためには、「SMBCポイントパック」に申し込む必要がある。三井住友カードのポイントの有効期間はゴールドカードが3年、プラチナカードが5年、それ以外のカードが2年あるので、無理なく使うことが可能である。
SMBCポイントパックの申し込みはこちらから
子供でも受け取ることができる
マイナンバーはすべての国民が持っているため、子供でもマイナンバーカードを持ってマイナポイントを受け取ることが可能だ。
マイナポイントに登録する場合のキャッシュレス決済サービスの名義人は、基本的には本人名義と定められている。
しかし、未成年の子供のマイナポイントを申し込む際のみ、例外として法定代理人(親)名義のキャッシュレス決済サービスに登録することができる。
未成年の子供が三井住友カードでマイナポイントを受け取る場合は、2つのケースがある。1つは、初めて三井住友カードを登録する場合で、上記で紹介したマイナポイントの申し込み方法で登録できる。
2つめは親がすでに三井住友カードを複数枚持っている場合で、親が登録したカードとは別のカードに子供のマイナンバーカードのマイキーIDを登録することが可能だ。親の登録したカードには子供のマイナンバーカードの登録はできないので注意しよう。
2つめの方法で申し込む場合は、VpassIDを変更して申し込む必要がある。「おまとめログインサービス」を利用している場合は、おまとめログインサービスのメインカードを変更したのち、マイナポイントへ申し込めばよい。
申込情報を入力する場合の決済サービスIDは変更後のIDで、セキュリティコード2の生年月日は子供の生年月日ではなく、親の生年月日を入力する必要があるので注意しよう。
マイナポイントは対象外のカードがあることに注意
マイナポイントは、すべての三井住友カードに付与されるわけではない。家族カードやiDなどの子カード、三井住友ビジネスカード for Owners、三井住友マーチャントメンバーズクラブなどの法人向けカードは登録対象外だ。
それ以外にも、以下のカードはマイナポイントの登録はできないので注意が必要だ。(あいうえお順)使用する前によく確認しよう。
また、対象外カードは、不定期に追加されることがあるので、注意が必要だ。
- ing・fanVカード
- Amazon Mastercard
- アリタリアVISAカード
- IDEX CLUB VISAカード
- うすいVISAカード
- エメラルドSTACIA PiTaPa VISAカード
- エメラルドSTACIA VISAカード
- OSAKA PiTaPa VISAカード
- OSAKA PiTaPa マスターカード
- KIPSカード
- 京都ぷらすOSAKA PiTaPaカード
- クラブ・ジ・アトレVISAカード
- クリスフライヤーVISAカード
- KOBE PiTaPa VISAカード
- コーピークレジットカード
- JTB旅カード
- ソフトバンクカード
- タカラヅカレビューSTACIA VISAカード
- タカラヅカレビューSTACIA VISAカードP
- ツーリストKIPS
- Tカードプラス(SMBCモビットnext)
- dinos cecileカード
- ディノス セシール FCG
- 出前館Tカード
- でんでんカード
- 東京ドームグループTDポイントプラスカード
- ニコニコ三井住友VISAカード
- nimoca三井住友VISAカード
- NEW ACCORDIA GOLF VISAカード
- 年間スタジオ・パス・プラス
- はぴeVISAカード
- ハワイアンエアラインズVISAカード
- 阪急阪神第一ホテルスタシアPV
- Visa LINE Payクレジットカード
- BIGLOBEバーチャル
- ヒルトン・オナーズVISAカード
- Booking.Comカード
- フライング・ブルーVISAカード
- プレミアムバンダイVISAカード
- ベトナムエアラインズカード
- PEPPY VISAカード
- ペルソナSTACIA PiTaPa VISAカード
- ペルソナVISAカード
- ベルメゾンメンバーズカード
- マイクロソフトカード
- マツダM’s PLUSカード
- マツダM’sカード
- 三井住友AAdvantageカード
- minapitaカード
- MOBAGE CARD
- ヤマハミュージックメンバーズ プレミアム‐VISAカード
- ルートインホテルズPonta VISAカード
- LuLuCaパレッタVISAカード
- LAZY SUSANカード
- ロイヤルオーキッドプラスVISAカード
- ワイズカードVISA
- One Harmony VISA
マイナポイントが付与されないとき
マイナポイントは、以下の場合には付与されない、もしくはまだ付与されていないのでよく確認する必要がある。
①売り上げデータが反映されていない
マイナポイントは、お店から三井住友カードに売り上げのデータが反映すると付与される。クレジットカードを使ったタイミングによっては、反映が利用した月ではなく翌月になる場合があり、その場合はマイナポイントの付与も反映後となる。
②利用金額の累計が20,000円に達していない
マイナポイントは、対象となる期間内の利用が20,000円未満の場合は、ポイントの付与は2022年の末日までとなっている。
従って、マイナポイントを受け取るのに、長い場合は3ヶ月ほどかかることがあるのだ。また、利用ポイントの累計額が20,000円以上の場合は、20,000円以上に達した月の次の月末までに付与される。
三井住友カードのマイナポイント・キャンペーンはいつ開催?
三井住友カードでは、マイナポイントを受け取るとマイナポイントがもらえる「ご登録キャンペーン」を行っていた。
大変豪華なキャンペーンで、三井住友カードでマイナポイントの申し込みを行うと、抽選で100人に10,000ポイントが付与されるのだ。
残念ながら、このキャンペーンは2020年の9月1日から開催され、9月30日に終了してしまったので、現在は行われていない。
その他にも、2021年の1月6日から3月31日までに申し込むと抽選で2000人に5,000ポイントが付与されるキャンペーンもあったが、こちらも終了している。
次に新しいキャンペーンが行われるかどうかは未定である。
三井住友カードのマイナポイント=いつ付与されるか総括
記事のポイントをまとめておこう。
三井住友カードのマイナポイントはいつ付与されるかについて
- 対応期間は2020年9月1日(火)より2021年の12月31日(金)まで
- 登録はスマートフォン、パソコン、マイナポイント手続きスポットで行うことができる
- マイナポイントを受け取るためには「SMBCポイントパック」に申し込む必要がある
- マイナポイントは子供でも受け取ることが可能
- 子供が受け取る場合は、新規で三井住友カードを登録するか、親のカードで登録する
- 子供と親が同じカードでマイナポイントを登録することはできない
- マイナポイントが対応していない三井住友カードもあるので注意が必要
- マイナポイントは売り上げデータのタイミングによっては次の月に反映されることもある
- マイナポイントは利用額の累計が20,000円未満の場合は、受け取りが2022年の末日までになる
マイナポイント登録キャンペーン
- 2020年の9月と2021年の1~3月までにお得な登録キャンペーンがあった
- 登録するだけで抽選にて決まった人数にポイントの付与があった
- どちらのキャンペーンも終了して現在では行われていない
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