張景子は工作員?噂の原因とパスポート、日本人になるまでの半生

日本は他の先進国と比べ「民族の多様性」という点では開かれていない国なのかもしれません。しかし少ないながらも日本国以外の国籍から日本に帰化した方々もいて、芸能やスポーツあるいは学術の分野で活躍される方も少なくありません。

今回取り上げる「張景子」さんも、日本に帰化した元は中国国籍を持っていた「日中韓研究者」であり、多くの外国人タレントをマネジメントする稲川素子事務所所属のタレントでもあります。

そんな張景子さんに関して、彼女の経歴やメディア出演時の言動などから、「中国共産党のスパイ」などという噂があるのです。そもそもスパイであるなら悟られないように行動するのが普通なのでしょうが、張景子さんの人となりを含め解説していきます。

張景子

記事の内容

  • 張景子の経歴と現在の活動
  • 張景子が帰化する前の経歴
  • パスポートが便利だから日本国籍を取得?
  • 日本国籍は簡単に取得できるのか
  • 張景子の配偶者
  • どんな仕事をしているのか
  • 日本語のレベルと通訳の仕事
  • 中国の工作員?
  • 張景子がスパイと批判される原因の数々
  • そこまで言って委員会で語った帰化
  • 憲法ねじ曲げ解釈
  • 人権蹂躙を擁護
  • 張景子と石平はライバル?
  • 日本国籍剥奪という声
  • 張景子は心が中国人の日本国籍保有者
  • 総括

張景子の経歴と現在の活動

張景子の言動が注目される理由は、彼女が中国出身であることと、近年覇権主義的な行動が目立つ中国共産党に対するスタンスが「擁護的」であるためです。

実際にスパイかどうかなどは別にして、先ずは張景子という帰化人の経歴や、現在に至るまでの言動などについて考えてみましょう。

張景子の経歴と現在の活動

張景子が帰化する前の経歴

張景子は2008年に日本に帰化したので現在は「日本国籍保有者」ですが、元々の国籍は中華人民共和国の「中国人」です。

こう書くと少し難解なイメージなのですが、張景子の主張を聞いていると一番しっくりくる書き方です。この点については後で触れるとして、先ずは張景子の経歴を見ていきましょう。

張景子のプロフィールを見ていくと生年月日については公表されていませんが、学歴から逆算すると1968年前後の生まれと推測されます。中国吉林省延吉市で朝鮮族の中国人として誕生しました。

張景子が帰化する前の経歴

吉林省は北朝鮮の北側に位置しており、中国の中でも朝鮮族が多く居住している地区なので珍しいことではありませんが、現在の「日中韓研究者」という活動に一定の影響を与えていると思われます。

その後1986年から1990年まで北京外国語大学に在学し「日本語日本文化」を専攻していました。この期間が張景子と日本を結びつけるきっかけだったのです。

この北京外国語大学は中国政府が「全国重点大学」に指定している教育機関で、卒業者に中国外交官が多い大学としても有名です。この点も彼女が疑いの目で見られる理由なのかもしれません。

卒業後の張恵子は1990年から1997年までアナウンサーとして中国国際放送に勤務していました。中国国際放送は国家新聞出版広電総局直属の放送局で、北京から世界約200か国に向けて放送していて、かつては政治色の強いプロパガンダ放送局と見られていましたが、中国が改革開放政策に舵を切ってから政治色は弱まり、どちらかというと娯楽職の強い放送になりました。

つまり張恵子在籍時はプロパガンダと縁遠かったと言えます。

中国国際放送を退職して1999年から東京大学大学院に在籍し、修士課程・博士課程も2005年までに修了しています。そして2008年に日本国籍を取得し帰化したのです。

パスポートが便利だから日本国籍を取得?

張恵子の経歴を見ていくと1997年に中国国際放送を退職するまではエリートコースそのものです。

そのキャリアを捨ててまで訪日し帰化したことは普通に考えても謎なのですが、メディアで張恵子が言うには「中学から日本語を勉強し続け、日本に行ってみたかった」という主張で、これを真に受けることが出来るでしょうか。

そして日本に帰化した理由について「日本のパスポートが便利だから」「日本の参政権を得るため」と公言しています。言われてみるとビザなしで渡航できる国は(2021年1月現在)、

日本のパスポートは191か国で世界最高の信用度ですが、中国のパスポートだと75か国となっています。帰化して日本を活動拠点にすると、色んな意味で活動しやすくなるのは事実なのです。

パスポートが便利だから日本国籍を取得

日本国籍は簡単に取得できるのか

近年も問題になっていますが日本は難民を受け入れない国だと言われており、事実2021年の難民申請人数3,936人に対して難民認定を受けられた人は46人でした(出典:出入国在留管理庁

しかし難民申請と違い日本国籍の申請はハードルがかなり下がります。当然いくつかの条件を満たす必要があり、主なものは以下のとおりです。

  • 居住条件 引き続き日本に5年以上居住し、そのうち3年間は就労系の在留資格で働いていたこと(10年以上居住している場合は1年間の就業でも可)
  • 能力条件 年齢が20歳以上で、本国法によって行為能力を有していること。この後半部分ですが、簡単に言うと母国でも成人年齢であることです
  • 素行条件 犯罪行為や税金などの滞納がないこと
  • 生計条件 日本で暮らして行く場合にお金に困って罪を犯したり、生活保護を申請したりしないくらい安定しているか
  • 喪失条件 日本国籍を取得したとき元の国籍を喪失すべきこと
  • 思想条件 暴力組織に所属又はテロリストではないこと
  • 日本語能力要件 目安として日本の小学3年生以上の日本語能力

これらを見ていくと難しそうにも思えますが、張恵子のプロフィールから考えると、彼女にとっては造作もない条件とも言えます。

張景子の配偶者

張恵子のプロフィールはほとんど情報が開示されていないので、生年月日すら不明で配偶者の存在なども分かりません。ネットのどこを調べても配偶者の有無は分からず、「どうやら独身で子供もいないようだ」と言われています。

この私生活が不明なことも彼女が色々と憶測を呼ぶ原因なのかもしれません。

どんな仕事をしているのか

張景子の仕事について公式には稲川素子事務所所属のタレントで、その他には日本語学校(JCKフレンズ)の経営、中国語・日本語・朝鮮語の通訳となっています。

しかしタレント活動を含め、どの程度の収入があるかも分かりませんし、生活ぶりも謎に包まれたままです。

日本語のレベルと通訳の仕事

語学については経歴から見ても3か国語に堪能であることは容易に想像がつきますし、実際テレビなどで拝見するとイントネーションはともかく、流暢な日本語を話しています。

実際に日中政府間交渉の通訳なども務めたことから見ても、思想考え方は別にして優秀な通訳であることは間違いありません。

中国の工作員?

ネットで「張景子」と調べると「中国の工作員」という単語が必ず目に入ってきます。先ほども触れたように、輝かしいエリートコースを外れて2008年に日本に帰化し、それから現在に至るまで周囲の中国批判を真っ向から否定し続ける言動から、「張恵子は中国の工作員」と言われるのです。

実際に工作員であるという証拠はないのですが、中国共産党がプロパガンダ工作を行うため世界に展開する「孔子学院」の拡大時期と、張恵子の来日・帰化との時期が似ているため、工作員という推測も当たらずとも遠からずと思えます。

一方で「家族が中国に住んでいる立場で共産党批判は出来ないのでは?」という意見もあり、その真実について今のところは断定することはできないのです。

張景子がスパイと批判される原因の数々

張景子が「中国のスパイ・工作員」と非難され話題になるのには明らかな理由があり、特にメディア出演時の言動が大きな原因です。

それが張景子の個人的な考えによるものなのか、中国共産党の意を受けたものなのか判然としませんが、張景子の数々の言動についてその背景を含め考察していきます。

張景子がスパイと批判される原因

そこまで言って委員会で語った帰化

「そこまで言って委員会」とは読売テレビで放送されている討論形式で社会・政治問題などを扱う情報バライティー番組で、かなり右寄りのスタンスかつ出演者の多くの希望によって日本テレビ、つまり関東の地上波では放送していないコンテンツです。

番組では中国問題を取り上げる機会が多く、張景子もコメンテーターとして度々出演しています。そこで語られたのが「日本のパスポートが便利だから」「日本の参政権を得るため」に日本に帰化したという発言です。

しかも張景子は「帰化したから国籍は日本だけれど、アイデンティティは中国人」とも発言し周囲から驚かれていました。仕事の便宜上日本人になったというくらいだから、彼女にとっては本心なのでしょうが、アメリカのように国籍取得時「国への忠誠」を誓わせない、今の日本の帰化制度の問題が明らかになった瞬間でもあります。

憲法ねじ曲げ解釈

張景子は叩かれながらも「中国問題」を取り上げる番組に積極的に出演する、とても強いメンタルの持ち主でもあります。しかし日本に帰化しながら心は中国にある彼女は、往々にして論理破綻した発言を平気でしてしまうのです。

ある番組で政治評論家の故三宅久之氏が憲法15条を読み上げているところ異論を挟み、国民の参政権に関し「国民とは日本国籍保持者だけではなく、社会の構成員として日本の政治社会における日本の政治決定に従わざるを得ないものを言うと書いてあります」と、自身の勝手な解釈を「そう書いてある」と発言し物議を醸しました。

これを簡単に言うと「憲法は外国人参政権を認めている」と勝手に憲法の条文を捻じ曲げた発言であり、政治家が言ってしまったら(言っちゃった議員がいましたが)議員辞職ものの発言です。これも中国共産党の浸透戦術・・・なのかどうかは分かりません。

憲法ねじ曲げ解釈

人権蹂躙を擁護

近年欧米諸国を中心に中国による新疆ウィグル自治区における人権弾圧・蹂躙が問題になっており、日本でもようやく報道されるようになってきました。実はこの問題に関しては最近のことではなく、かなり前から重大な人権問題だと言われていました。

この問題に関して意見を求められた張景子は「中国のニュースを見るかぎり技能実習校がある」と中国共産党の公式報道を繰り返すばかりで、国際的な報道こそ信用できないという立場でした。

いくら心は中国人だとしても、いうなれば「人道に対する罪」を肯定する発言は視聴者をして「如何なものか」と思われるばかりでした。

人権蹂躙を擁護

張景子と石平はライバル?

張恵子と同じく、中国人から日本へ帰化した中に評論家の石平氏がいます。

張景子の「便利だから帰化しました」という軽いノリと違い、石平氏は日本留学時に起こった天安門事件で中国共産党の姿勢に絶望し、文革後失われた文化が残る「愛する日本」に帰化した「中国批判の急先鋒」なので、当り前のように張景子と意見が合うわけがありません。

張景子と石平氏は度々討論番組で意見を戦わせるのですが、論理的に畳みかける石平氏に対し張恵子は情緒的かつ無理筋な反論ばかりで誤論になりません。

結果として視聴者は石平氏の主張に納得するわけで、ライバルというよりは石平氏の引き立て役が張恵子だというのが正しい評価です。

張景子と石平

日本国籍剥奪という声

日本を愛さず心は中国人だということを隠しもしない張恵子に対して、ネットなどでは「日本国籍を剥奪しろ」という意見が多く見られます。

そう言いたい気持ちは分からないのではないのですが、張恵子が中国籍を捨て日本国籍になっている現状では国籍剥奪などできません。唯一の道は「張景子が新たに外国籍を持って、日本国籍を捨てる」ことだけです。

むしろ問題は「いろいろ便利だから」という理由で日本国籍を取得できる制度にあるわけで、少なくとも「国へ忠誠を誓い、帰属意識を持つ」という普通の手順が必要ですし、すこしはそのような議論が起こるきっかけになれば、彼女の言動も有益だったと言えるでしょう。

総括:張景子は心が中国人の日本国籍保有者

記事のポイントをまとめます。

張景子の日本人になるまでの半生

  • 吉林省生まれの朝鮮族系中国人
  • 生年月日は不明ながら1968年前後の生まれ
  • エリート大学「北京外国語大学」を卒業
  • 国営「中国国際放送」でアナウンサーに
  • 1997年謎の退職と2年後の留学来日
  • 2008年に「便利だから」日本国籍取得

張景子の仕事と謎タレント活動

  • 語学堪能でそれを活かした仕事はしています
  • 張恵子に付きまとう工作員・スパイという噂
  • 主張が滅茶苦茶すぎる中国礼賛
  • 日本国憲法もねじ曲げ、ウィグル問題もなかったこと!
  • 張恵子と石平は帰化人でも対極的

中国に生まれ、理由は不明ながらエリートコースから外れて、今は日本国籍の張恵子について解説しました。一般的な感覚では将来を約束されたようなエリートコースから、今に至る張恵子の決断は謎だらけで、それゆえ多くの憶測や疑念が生まれるのでしょう。

張恵子が中国の工作員・スパイである証拠はありませんが、確かなことは時には事実をねじ曲げても中国共産党を擁護する姿勢を貫いていることで、結果として多くの日本人を不快にさせているということです。

 

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