異性と出会い、恋愛をすることを「めんどくさい」と感じている人も多い。だが、「めんどくさい」と感じつつも結婚はしたい!そう考えている人もいる。
この記事では、「どうして恋愛や結婚をめんどくさいと感じてしまうのか?」その理由を解説するとともに、「異性との出会い、恋愛、結婚に対してめんどくさいと感じないためには、どうすればよいか?」について紹介する。
異性と出会い、恋愛をして結婚をすることは、めんどくさいものではなく、楽しいものであるということに気づくべきだ。
記事の内容
- 出会いがめんどくさい、異性との恋愛にそう感じる理由
- 「めんどくさい」と感じている人は意外と多い
- 20代が多い傾向にある
- 一から恋愛するのがめんどくさい
- 付き合うのがめんどくさい
- 「恋愛めんどくさい症候群」になっている
- めんどくさがり度を診断してみよう
- 出会いがめんどくさい!乗り越える方法
- 恋愛や結婚=良い点に目を向けてみよう
- めんどくさいけど、結婚したい人
- 好きな人がいるのに、恋愛がめんどくさい
- 出会いがめんどくさい人へ
- 総括
執筆:GR
出会いのススメ:行動すれば世界は変わる!
出会いがめんどくさい、異性との恋愛にそう感じる理由
素敵な異性と出会い、恋愛をすることは、幸せな気分になるし、人生を充実させることができる。本来、恋愛はとても楽しいものである。ただし、異性と出会い、恋愛をすることを「めんどくさい」と感じる人も多い。
では、なぜ、「めんどくさい」と感じるのかその理由について解説する。
「めんどくさい」と感じている人は意外と多い
本来、異性と出会い、恋愛をすることは、とても楽しいし、一緒に様々な思い出を共有することができるので、人生を豊かにしてくれるものである。また、恋愛から結婚に発展し、自分の家庭を築くこともできる。
しかし、異性と出会い、恋愛することを「めんどくさい」と感じている人は、実はかなり多いのだ。
株式会社エウレカ:「日本の恋愛・結婚意識」に関する共同調査結果
この資料をみてほしい。全国の20歳以上の男女5,000名(独身者2,500名、既婚者2,500名)を対象に行われた、恋愛や結婚意識に関する調査である。注目すべきポイントは、交際したくない理由と交際相手がほしいのに活動をしない理由だ。
交際したくない理由として、「交際することが面倒だから 32.1%」「恋愛が面倒だから 29.8%」となっている。また、交際相手がほしいのに活動をしない理由として、「活動することが面倒だから 26.3%」である。
このような理由から、異性と出会い、恋愛をすることについて、「めんどくさい」と感じている人が多いことがわかる。交際している相手がいなくて、恋人がほしいという人でもめんどくさいということから、出会いを求めるための行動をしていないということもわかる。
20代が多い傾向にある
20代といえば、恋愛に力を最もいれる時期と考えられる。20代のうちに素敵な異性と出会い、恋愛をして、結婚をするというパターンもよくある。しかし、20代の人は、恋愛をめんどくさいと感じている人が多いのだ。
この資料は、少し古い資料であるが、厚生労働省の資料である。この資料は、交際相手を持たない20代・30代男女が恋人を欲しいと思わない理由について聞いたものである。男性では2位に、「恋愛が面倒 52.6%」女性では、1位の理由に「恋愛が面倒 60.1%」となっている。
このような理由から、20代の男女は、恋愛に対して「めんどくさい」と思っている人が多いということがいえるだろう。20代の男女は、恋人を作るよりも、自分の趣味に力を入れる、あるいは仕事や勉強に時間を使いたいと考えている人がたくさんいることがわかる。
一から恋愛するのがめんどくさい
長年付き合っていた恋人と別れてしまったという人の場合、「一から恋愛するのがめんどくさい」と感じている人がいる。新しい異性と出会い、デートを重ねて、恋愛をしてというプロセスがめんどくさいと感じてしまうのだ。
とくに、結婚するかもしれないという状況までいったのに、破局してしまったという場合には、このような傾向が強い。ゴール寸前までいったのに、また、振り出しに戻ってしまったような感覚に陥るため、めんどくさいと感じてしまう。それから、相手のことを一から知らなければならないということにもめんどくさいと感じる人がいる。
異性と新しく出会えば、当然だが、あなたはその異性の趣味、好きなもの、興味のあるもの、友人関係などを知らなければならない。少しずつ異性のことを知り、自分のことも理解してもらう。そんな過程がめんどくさいと感じる人も多いのだ。
20代であれば、新しい異性との出会いに積極的になれるかもしれないが、30代になると一から恋愛するのがめんどくさいと感じてしまうものである。
また一から出会って好きになって関係築いて付き合ってって段階を踏んでいくのがもう面倒に感じてきた恋愛向いてない
— き (@matsu__na) August 9, 2021
付き合うのがめんどくさい
男女に関係なく、付き合うのがめんどくさいと感じている人がいる。付き合うのがめんどくさいと感じる理由は、次のような理由だ。
- 相手にあわせなければならないから
- 相手によく思われようと努力しなければいけないから
- 異性よりも同性といる方が気を遣わなくて楽
- 趣味など自分の時間が制限されてしまうから
- 時間の無駄と思ってしまうから
異性と付き合う上で、めんどくさいと感じるのは、相手にあわせなければならないということだろう。また、相手によく見られたいという思いや髪型や服装などにも注意をするなど相手に気を遣っていると精神的にも肉体的にも疲れてしまう。そのため、めんどくさい、一人の方が楽という感情になってしまいがちだ。
異性といると、どうしても異性を意識して気を遣ってしまうため、ストレスもたまりやすくなる。その点、同性同士であれば気を遣うこともないので、同性といる方が楽と考えている人も多いのだ。また、付き合うのがめんどくさいと感じてしまう最も大きな理由は、趣味などの自分の時間が制限されてしまうということである。
社会人であれば、平日は仕事で、土日が休みというのが一般的だ。そのため、どうしても土日にデートをすることになる。つまり休日がデートで潰れてしまうことになるのだ。休日がデートで潰れてしまうと、自分の趣味など自分の時間が大幅に制限されてしまう。だからといって、デートをしなければ相手に嫌われてしまうことになる。
このような板挟みになるので、めんどくさいと感じてしまう人が多いのである。
「恋愛めんどくさい症候群」になっている
恋愛をめんどくさいと感じてしまうのは、恋愛めんどくさい症候群になっているからと考えられる。
恋愛めんどくさい症候群の人の特徴は以下の通りだ。
- 相手とデートの予定などをあわせるのがめんどくさい
- LINEやメールなどを返信するのがめんどくさい、送られてくるのもめんどくさい
- お互いの気持ちを確認するなど、かけひきをするのがめんどくさい
- 相手に振り回されるのがめんどくさい
- 恋愛にお金や時間をかけるのがめんどくさい
このような人は、恋愛めんどくさい症候群といえるだろう。恋愛は、楽しい思い出を共有することができるし、人生を豊かにしてくれるものでもある。だが、たしかに、恋愛にはめんどくさいと感じてしまうこともある。
この恋愛めんどくさい症候群になったままでは、新しい異性との出会いがあっても恋愛、結婚にはつながらなくなってしまう。
「恋愛めんどくさい症候群」にかかるとなかなか抜け出せないどころか、「一生ひとりのほうが自分の時間を全部自分のために使えて都合がいい」とおもうようになる
— 松屋よしの (@matsuya_ra_dqx) August 19, 2015
めんどくさがり度を診断してみよう
あなたが、めんどくさがりな性格なのかどうかは、自分ではよくわからないこともあるだろう。とくに恋愛においては自分では判断することが難しいものである。
そんなときに、オススメなのが、めんどくさがり度診断である。これは、あなたが恋愛においてどのくらいめんどさがりなのかを診断することができるというものである。
こちらのサイトで診断ができる。
表示される質問に答えるだけで診断ができるので、まずは質問に答えて、診断してみよう。診断結果をみながら、自分がどのくらいめんどくさがりな人間なのかを知っておこう。
出会いがめんどくさい!乗り越える方法
異性と出会い、恋愛することがめんどくさい!と感じてしまう人が多いのは事実だ。だが、めんどくさいと感じたままでは、恋愛を楽しむこともできないし、結婚にもつながらない。めんどくさいという気持ちを乗り越えるためには、どうすればよいのかについて解説する。
恋愛や結婚=良い点に目を向けてみよう
恋愛や結婚がめんどくさいと感じている人が多いのは事実だ。たしかに、恋愛では、相手にある程度あわせなければいけないし、自分の時間が制限されてしまうなど我慢しなくてはいけないことも多い。そのため、めんどくさいと感じてしまう気持ちもよくわかる。
だが、恋愛や結婚をしている人は、世のなかにたくさんいることに気づいてほしい。めんどくさいという気持ちから抜け出すためには、恋愛や、結婚の良い点に目を向けてみることが大切なのだ。
明治安田生活福祉研究所:2018年人生100年時代の結婚に関する意識と実態
この資料をみてほしい。この資料は、40~64歳まで男女に結婚のメリットについて聞いたものである。男女ともにメリットとして挙げられているのが、「精神的安定が得られること」である。
人生には、良いときもあれば、悪いときもある。そんなつらいときでも精神的に支えてくれるパートナーがいるかどうかは、とても大きい。支えてくれる人がいれば、精神的な安定を得られるが、いなければ、精神的にまいってしまうこともあるだろう。
また、子どもがいる既婚者では、「子どもがもうけられること」をメリットと考えている人の数値が高い。自分の子どもがいるのは、大きい。かわいいだけでなく、休みの日にどこかに連れて行くことで、癒しにもなる。自分の子どもの成長をみることで、仕事への活力にもなるだろう。
女性の場合には、「経済的に安定すること」を挙げている人が多い。若いうちはそれほど経済的に困窮することはないかもしれないが、老後のことを考えると経済的な不安はぬぐえないだろう。
恋愛や結婚をめんどくさいと考えてずっと、一人でいると、自分の収入しかあてにできるものがない。あまり考えたくないものだが、自分が病気や怪我などをしてしまった場合には、収入が途絶えてしまうことにもなりかねない。
だが、パートナーがいればその問題は解決することができる。仮にどちらかが働けなくなってしまったとしても、もう一方の収入があれば生活して行くことも可能だ。
それから、男性の場合には、「好きな相手と共に暮らせること」という回答も多くなっている。好きな相手と共に暮らせることは良いことである。若いうちは、一人でいても、寂しさを感じることは少ないだろう。周りの友人なども結婚していない人が多いので、予定をあわせて遊ぶこともできる。
だが、一定の年齢になり、周りの友達が結婚してしまったという場合、急激に孤独感を感じることになるだろう。結婚して、子どもができれば、簡単には外出することもできなくなるだろう。そういったときに、自分だけが世界のなかで取り残されてしまったような気分になる。
若いうちに好きな人と出会い、恋愛をして結婚へつなげるということはとても大切なことであるということに気づくべきだ。恋愛や結婚がめんどくさいと感じてしまう場合には、ぜひ良い点に目を向けてほしい。そうすれば、めんどくさいという気持ちよりももっと大切な何かが見えてくるだろう。
めんどくさいけど、結婚したい人
恋愛はめんどくさいけど、結婚したい!と考えている人もいるだろう。恋愛にお金や時間を使う、デートなどをするのが、めんどくさいと感じるだろうが、そのめんどくさいのも含めて恋愛だと考えるべきだ。
恋愛がめんどくさいけれど結婚したいからという理由で、相手をよく知らないまま結婚してしまうと、大きな失敗をしてしまう可能性が高い。
同上:明治安田生活福祉研究所:2018年人生100年時代の結婚に関する意識と実態
この資料は、結婚生活に不満な点を聞いたものであるが、「性格・価値観の不一致」「金銭問題」などが上位に挙げられている。性格や価値観などは、簡単に変わるものではないし、お金の使い方もすぐには変わらない。相手の性格や価値感、金銭感覚などは、ある程度の時間をかけなければみえてこない。
恋愛はめんどくさいけど、結婚はしたいということで、恋愛期間が短く結婚してしまうと、結婚後に困ってしまうことになるだろう。「こんなはずではなかった!」「こんな人だとは思わなかった!」などということになりかねない。
大切なことは、恋愛をめんどくさいと感じずに、楽しみながら相手のことを素人することだ。恋愛はめんどくさいものではあるが、楽しい、あるいは嬉しいと感じる瞬間もたくさんある。例えば、以下のようなものは楽しい、嬉しいと感じるはずだ。
- 次のデートコースを考える
- 相手が喜ぶようなプレゼントを探す
- 一緒に様々な場所で出掛ける
- 相手が自分のことを想っていることがわかるとき
- 自分が困った時に助けてくれる、味方になってくれるとき
この、楽しい、嬉しいという感情は、人生にとって大きなプラスとなる。精神的な面で大きな支えとなるので、仕事面でも良い意味で影響を与えてくれることも多い。また、恋愛を通して人として成長することもできるのだ。
恋愛は、めんどくさいと感じることもあるが、楽しい、嬉しいと感じる瞬間もたくさんあるということに気づくべきだ。
好きな人がいるのに、恋愛がめんどくさい
好きな人がいるのに、恋愛するのはめんどくさい!と感じてしまっている人もいる。
好きな人と付き合いたい、恋愛をしたいという気持ちはあっても、そのために、努力をすることがめんどくさいと感じてしまっているのだ。
好きな人に振り向いてもらうために、外見に気を遣う、好きな人が好きそうな話題を考える、好きな人がどのような人なのかを知ろうと努力する。
このようなものをめんどくさいと感じてしまうのだ。好きな気持ちはあるものの、恋愛をするというのは、めんどくさいそう感じているということになる。
ただし、ここで覚えておきたいのは、行動しなければ結果はでないということだ。好きな人に、好きだという気持ちを伝えなければ伝われないし、何もしなければ何も起こらない。好きな人と恋愛をしたいというのなら、めんどくさいと思わずに行動をするべきだ。
どうしても、めんどくさいと思ってしまうのなら、好きな人と一緒にいるところを想像する、あるいは付き合った後のことを想像するようにするとよいだろう。好きな人と恋愛をしたら、どのような楽しいことがあるのかを考えるのだ。
好きな人とデートをする、好きな人と食事をする、好きな人と一緒に住むなど楽しいことを想像してみると、めんどくさいという気持ちも薄れることだろう。めんどくさいよりも一緒にいたいという気持ちが上回るからである。
ぜひ、好きな人と恋愛を楽しんでいる姿をイメージしてほしい。そうすることで、勇気を出して、行動することができるだろう。
総括:出会いがめんどくさい人へ
出会いがめんどくさい人について
恋愛や結婚に対して
- めんどくさいと感じている人が多い
- 自分の時間が制限される、相手にあわせなければいけない
- 時間やお金をかけるのがめんどくさい
めんどくさいという気持ちを解消するには
- めんどくさいものであると認めつつ、楽しむ
- 異性と出会い、恋愛や結婚をするメリットを考える
- 積極的に行動すること
異性と出会い、恋愛をする、結婚をすることをめんどくさいと感じている人が多い。とくに若い世代ではそのように感じている人が多く、相手にあわせる、自分の時間が制限されてしまうなどからの理由である。
たしかに、恋愛や結婚はめんどくさいものだが、良い点もある。楽しい、嬉しいと感じる瞬間もあるので、そのような良い点に目を向けることが大切なのだ。